犬の去勢手術、時期はいつ?費用、術後は?性格が変わる?

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監修者:弓削田直子 院長
Pet Clinic アニホス(東京都 板橋区)

Pet Clinicアニホス板橋本院医院長。獣医師。厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事委員。アニホスという言葉には「命に対する真剣な対話」と「心のこもったふれあいを」をいう意味が込められています。

オスの犬を飼い始めたら、「去勢手術はどうしたらいいの?」と気になりますよね。

この記事では、犬の去勢について、手術を行う時期、費用、メリット・デメリット、術前・術後の注意点についてご紹介します。

愛犬の健康について悩んでいませんか?

犬を飼っていて、特に健康についての悩みはありませんか?

多くの飼い主様が、涙やけ毛のツヤ口臭について悩んでいます。
もし同じようなお悩みがあるなら、一度ドッグフードを見直してみるといいでしょう。

例えば、獣医師の94.4%が推奨する無添加ドッグフード『natural one』なら、新鮮な生肉を50%以上使用し、栄養バランスにも気を遣っているので、健康な毛並みを維持することができるでしょう。

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犬の去勢手術、費用は?

費用

犬の去勢手術費用

1.5~3万円
サイズや病院によって差がある

犬の去勢手術にかかる費用は、サイズや病院によって大きな差があります。手術方法によっても値段が異なりますよ。

ポイントになるのは「術中点滴」「術前検査」「注射麻酔により気管挿管」「術前検査と術後点滴によるバランス麻酔」「気管挿管による吸入麻酔の維持」などです。手術方法については獣医さんにきちんと確認することがおすすめです。

オス犬にはまれに血友病という血液の疾患を持っている場合があります。この場合には術後に特殊な治療をする必要がありますので、術前の血液検査は万が一のためにもしておくことがおすすめです。

一般的な去勢手術費用は小型犬や中型犬で15,000~20,000円、大型犬で30,000円前後です。

手術費用には薬代や保護具も手術費用に含まれていることがほとんどですが、事前にきちんと確認してくださいね。

 

犬の去勢手術、時期はいつ?

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去勢手術をする時期

飼い始めた時期による

犬の去勢の時期は「犬を飼い始めた時期」によって異なります。子犬から飼い始めた場合は生殖能力が成熟する前の「生後6ヶ月~1年未満」が適した時期です。

生殖機能の発達前に去勢することで生殖に関するストレスから解放されやすく、問題行動を起こさず生活できるようになるためです。

1歳以上の犬を飼った場合は「できるだけ早く」手術を行うのがポイントです。発情期が来る前に、手術を完了させてあげてください。

去勢手術によって「他の犬とケンカをする」「吠えかかる」「マーキングがひどい」などの問題行動を抑えることができますよ。

去勢手術の適性時期は早すぎると骨や関節に悪影響が出ますし、遅すぎると内分泌疾患のリスクが高まります。内分泌疾患以外にも喧嘩や吠えかかり、マーキング等をしてしまうことがありますよ。他にも「停留睾丸」「肛門腺周囲腫瘍」「会陰ヘルニア」「精巣疾患」「前立腺疾患(良性)」などを引き起こしてしまうリスクがあります。

愛犬の去勢手術の適性時期は、事前に獣医さんとしっかり話し合ってくださいね。

 

犬の去勢手術、時間は?術前の注意点は?

犬 手術

手術時間

20分程度

去勢手術は全身麻酔をかけての手術ですが、20分程度の時間で終わります。ほとんどの場合、午前中に犬を病院に連れていけば夕方には家に連れて帰ることができますよ。

ただ、麻酔による体調異変や術後の予後観察の必要があります。1日動物病院へ預け様子をみる飼い主さんが多いです。

大切な犬の手術が決まったら、飼い主としては不安になってしまいがちですが、愛犬は飼い主の不安を敏感に察知しますよ。

術前はどっしりと構えて、愛犬を安心させてあげてくださいね。食事に関しては獣医さんから「前日は◯時までに食事を終わらせてください」と指示があります。

 

犬の去勢手術、術後は?

ヨークシャテリア

術後の注意点

傷口を舐めさせない
散歩やシャンプーを控える
肥満に注意する

犬は体の傷ついた部分を舐めて治そうとするので、術後に傷ついた患部を舐めないように気をつけてあげることが大切です。術後の傷口を舐めることは「感染症」や「化膿」の可能性を高めるだけでなく、掻きむしりによる出血にも繋がるからです。

愛犬が傷口を気にするような素振りを見せるのであれば、エリザベスカラー(襟巻きのようなもの)を装着することで傷口を舐めにくくさせることもできますよ。

術後1週間ほどで抜糸できることが多いですが、ふとした拍子に傷口が開いてしまうこともあるので抜糸が終わるまでは「散歩」や「シャンプー」「お風呂」も控えるようにしてくださいね。

そのほか、去勢手術後には肥満になりがちなので日々の健康管理にも気を配ることが大切です。

 

犬の去勢手術、術後は性格が変わる?

クーバース

術後の性格

性ホルモンが関与していた問題行動が表れにくくなる

よく、「去勢手術をすると性格が変わる」といわれますが、正確には違います。手術をすることによって性ホルモンが分泌されなくなるため、「性ホルモンが関与していた問題行動が表れにくくなる」のです。

愛犬の性格が極端に変わるわけではありませんよ。「メスへのアピールのためのマーキング行動が和らぐ」「発情期のメスに誘われて騒ぐことが減る」などの変化が現れます。

また、性ホルモンに由来する「縄張り意識」もなくなりやすいので、メス犬のように落ち着く子もいますよ。

具体的には、マーキング、吠えかかり、噛みつきなどの欲張り行動、攻撃行動に落ち着きが見られる傾向があります。放浪行動やマウンティングも早いと1週間以内で良い傾向へと向かう場合がありますよ。ただ必ずしも去勢手術で治るとも限らないので注意してくださいね。

 

犬の去勢手術を行うメリットは?

柴犬

去勢手術を行うメリット

望まない子犬の防止
攻撃性の低下
マーキング行為の減少
生殖器の病気対策
発情によるストレスがなくなる

望まない子犬の防止

犬を飼うにはお金がかかりますよね。一匹でも大変なのに、2~3匹となると手に負えなくなってしまいます。去勢手術を行なうことで、「いつのまにか子犬を身ごもっていた」という心配がなくなります。

攻撃性の低下

繁殖に伴う行動が落ち着き、性格が穏やかになるので、攻撃性の低下が期待できます。

マーキング行為の減少

縄張り意識がやわらぐことで、マーキングを行う回数や頻度が減少するといわれています。

生殖器の病気対策

犬は年齢を重ねると生殖器関連の病気にかかりやすいのですが、去勢手術をすることで「肛門周囲腺腫」「前立腺肥大」などの病気の心配が減らせますよ。

発情によるストレスがなくなる

マーキング行為が減るので、飼い主さんのストレスが軽くなるメリットもありますね。発情は愛犬自身もストレスを感じるので、去勢手術をすることは愛犬のストレスを軽減してあげることにも繋がります。

 

犬の去勢手術を行うデメリットは?

子犬

去勢手術のデメリット

生殖能力がなくなる
全身麻酔によるリスク
縫合糸によるアレルギー反応
太りやすくなる

去勢手術は「生殖能力を完全に無くす」ので、デメリットといえます。術後に「繁殖させたい」と思っても手遅れになります。

手術は全身麻酔で行うので、「呼吸不全」「心不全」などのリスクもあります。縫合糸を体が拒絶して「アレルギー反応」が起きることもあります。

縫合糸に対するアレルギーは抜糸をしてあげることが第一優先です。

「太りやすくなる」という手術後のデメリットもあります。性ホルモンの影響で術前よりも活動量が減るので、食事量を術前と変えずに与えると太ってしまうのです。肥満の治療・対策は普段の食事管理が重要です。

前立腺がんのリスクとなることがありますが、これは抗がん剤での治療が必要になります。

去勢手術はメリットが大きく、多くの飼い主さんが取る手段ですが、デメリットが存在することも知っておいてくださいね。

去勢手術した犬におすすめのドッグフードは?

餌 ドッグフード

上の項でも触れましたが、去勢後は肥満になりやすい傾向があります。

肥満は様々な病気を引き起こす原因にもなりますので、しっかり対策しておきたいですね。

避妊前と同じ食事メニューだとカロリーの過剰摂取になってしまう可能性があるので、「低カロリー」で「太りやすい穀類などが使われていない」ドッグフードに切り替えることをおすすめしますよ。

去勢手術した犬におすすめのドッグフード

natural one

去勢手術した愛犬にどのドッグフードを与えればいいかわからないという方におすすめなのが「natural one(ナチュラルワン)」です。

natural one(ナチュラルワン)は他のドッグフードと比較して、カロリーや脂質が抑えられているので肥満になりにくいです。

また、国産で製造され、保存料、着色料、酸化防止剤、防腐剤、香料、補助剤、グルテン、オイルコート不使用の8つの無添加なので安心して与えることができます。

原材料には鶏肉や馬肉、魚肉などが使用され、たっぷりたんぱく質を取ることができ、野菜も豊富に含まれているので、ビタミンやミネラルも摂取できます。

詳しくは、「natural one(ナチュラルワン)公式サイト」をご確認ください。

去勢手術は飼い主の重要な選択

犬 人

去勢手術によって、生まれてくるはずだった子犬の命を奪っているという意見もあります。一方で、現在日本では毎年10万頭を超える犬が保健所や動物愛護センターで殺処分されているという事実もあります。

去勢手術に対する考え方は様々なため、これが正解といった答えはありません。

飼い主さんと愛犬の両者が共に幸せになれる最善の選択をしてあげることが大切ですよ。

愛犬といつまでも健康に過ごすために…

フード選びが愛犬の健康の鍵!

愛犬が健やかに暮らすためには、毎日の食事がとても重要です。ワンちゃんも私たちと同じように、日々の食事が健康に大きく影響します。適切なフード選びで、病気のリスクを低減し、医療費の負担も軽減できます。

多くの飼い主さんが、愛犬との楽しい時間にお金を使いたいと思っていますよね。そのためにも、毎日の食事から愛犬を守ることが大切です。

慎重にドッグフードを選んで、愛犬が長く健康でいられるようサポートしましょう!

どのドッグフードがベスト?

結論から言えば、総合栄養食で全ライフステージに対応している「natural one」がおすすめです!

「natural one」は子犬からシニア犬まで、あらゆるライフステージで安心して与えられるフードです。
多くのドッグフードはライフステージに応じて選ぶ必要がありますが、「natural one」なら、その手間が不要。ドッグフードを切り替える際のストレスや体調不良のリスクも回避できます。

また「natural one」なら、成長に合わせたフード変更の悩みを解消できます。さらに、AAFCOの基準を満たした総合栄養食なので、水と「natural one」だけで、1日に必要な栄養素をすべて摂取できます。

「natural one」のおすすめポイント

数ある高品質なドッグフードの中で、「natural one」を選ぶべき理由をご紹介します。

①食いつきと栄養バランスが抜群
「natural one」は、97%のペットオーナー様から食いつきが良いと高く評価されています。新鮮な生肉を50%以上使用しているため、嗜好性が高く、ワンちゃんの健康な体作りに最適です。

お肉だけでなく、野菜や果物、雑穀も含まれており、ビタミンやミネラルが豊富です。腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維も配合しており、免疫力の向上に貢献します。

②94.4%の獣医師が推奨
「natural one」は、94.4%※の獣医師が推奨するドッグフードです。食いつきの良さ、厳選した原材料、栄養バランスに優れ、愛犬に安心して与えられます。

③お試ししやすい
「natural one」は、定期購入に縛られることなく、1回だけのお試し購入も可能。さらに、初回割引もあり、お得に試せます。2回目以降も割引が適用されるため、継続がしやすいのも魅力です。

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