コーギー(ウェルシュコーギーペンブローク)の飼い方まとめ!性格や寿命は?

ウェルシュコーギー5
愛玩動物看護師
監修者:渡邉鈴子

栃木県生まれ。帝京科学大学にて4年間、動物看護学をはじめとした動物関連の科目を学び、2023年5月には愛玩動物看護師免許を取得。これまでにうさぎや猫の飼育経験あり。2024年にはペット栄養管理士の資格も取得。

コーギーは、胴長短足の体にプリっとしたお尻、かわいい顔立ちが特徴的なイギリス原産の犬です。

とても賢く、もとは牧羊犬として活躍していたので、活発で運動能力が高い犬種と言われています。

この記事では、コーギーの性格や特徴子犬の迎え入れ費用や方法しつけや寿命についてまとめました。

これから飼育する方や、気になっていた方はぜひ参考に最後まで読んでみて下さいね。

犬を迎える前に知っておくべきこと

犬を迎える前に最も重要なことの一つが、ドッグフード選びです。

選んだドッグフードによって、愛犬の健康状態や病気のリスクが大きく異なり、それに伴う医療費も変わってきます。
ドッグフード選びに失敗すると、以下のような問題が発生することがあります。

失敗例

・成分を確認せずに購入した結果、アレルギーを発症した。
・品質の低いドッグフードを与え、愛犬の健康に悪影響を与えた。
・ライフステージに合わないフードを選び、肥満や栄養不良を招いてしまった。

このような失敗を避けるためにも、ドッグフード選びには慎重さが求められます。
適切なフードを選ばないと、愛犬の身体に負担をかけ、結果的に高額な医療費がかかる可能性があります。特にペット保険に加入していない場合、治療費が高額になることもあります。通院、手術、入院などが必要になると、数十万円の費用が発生することも珍しくありません。

飼い主として病気を未然に防ぐためにできる予防策のひとつは、毎日与えるドッグフードにこだわることです。適切な栄養を摂取し、適度な運動を行うことで、愛犬の健康を保つことができます。

しかし、ドッグフードの種類が多すぎて、何を選べばいいか迷うこともあるでしょう。そんな方におすすめなのが、「natural one(ナチュラルワン)」です。

natural oneは合成添加物不使用で、愛犬の身体に余計な負担をかけません。また、オールステージ対応なので、子犬からシニア犬まで安心して与えることができます。
もしドッグフード選びに迷っているなら、natural oneをぜひお試しください。

▼さらに詳しく知りたい方はこちら▼natural oneの公式サイトを見る

 

コーギーの基本情報

コーギー

歴史

1107年ごろにヘンリー1世に招聘されたチャネル諸島の職人が連れてきた犬が起源だといわれています。

もともと牛追いの牧畜犬として土着のスピッツなどと交配されていましたが、ヘンリー2世のペットになった後に繁殖家の手によって改良が加えられ現在のペンブロークの原型になりました。

現在ではエリザベス女王2世の愛犬としてだけでなく、世界中で愛されています。

外見の特徴

ウェルシュコーギーの大きさは、体高25~30cm、体重9~12kgほどで、中型犬に分類されます。

「胴長短足のボディ」「丸みを帯びた耳」「短いしっぽ」「ぷりっとしたお尻」が特徴的です。

被毛はダブルコートで、被毛カラーは「白と茶色のミックス」のほか「レッド」「セーブル」「フォーン」「ブラック&タン」なども認められています。

仲間犬種

ウェルシュコーギーカーディガン

ウェルシュコーギーカーディガンという仲間犬種がいます。

コーギーと比べると体長が長めで、筋肉質な体つきをしていますよ。

歴史はペンブロークよりも古く、ケルト族がイギリスのウェールズに持ち込んだとされていますよ。

飼育頭数

JKC発表の犬種別犬籍登録頭数(2022年1~12月)によると、ウェルシュコーギーペンブロークの飼育頭数は4,419頭と14位となっています。

日本で最も人気があるトイプードルの飼育頭数83,916頭(同調査)と比べると少なめですが、根強いコーギーファンがいることがわかりますね。

出典:JKC「犬種別犬籍登録頭数(2022年1~12月)

 

コーギーの性格

コーギー2

性格

知能が高く賢い
愛情深く好奇心旺盛
活発で運動が大好き

知能が高く賢い

コーギーは知能が高く賢い犬種です。飼い主さんからの指示を理解し実行する能力が高いので、しつけやトレーニングはそこまで苦ではないでしょう。賢いことは良いことだけでなく悪いことも覚えてしまうので、メリハリのある態度で接することが大切です。

好奇心旺盛で友好的

コーギーは家族を大切にする犬種であり、飼い主や家族との絆を築くことに喜びを感じます。飼い主に対しては忠実で深い愛情を示してくれます。また、社交性も持ち合わせていますので、初めて会う人間や他の犬・動物との交流も楽しむことができ、一緒に仲良く遊ぶこともできます。

活発で運動が大好き

コーギーは元気いっぱいで、遊び好きな性格をしています。もともと牧羊犬であったことから走り回るなどの「運動が好き」という一面もあります。毎日の散歩はもちろん一定の運動量を必要としますので、飼い主さんも活動的で動くことが好きな人に向いています。

 

コーギーの食事について

コーギー

食事量

ドッグフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。

ただ、体重との換算表は、愛犬が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。

コーギーは太りやすい犬種でもあります。

食事の管理は非常に大切であり、肥満に気を付けなければなりません。

 

コーギーの運動について

コーギー

1日2回、それぞれ30分程度を目安にするといいですよ。

活発で遊び好きな子が多いですが、激しい運動は腰に負担がかかるので、愛犬の様子を見ながら調整してあげてくださいね。

 

コーギーのしつけについて

コーギー
リーダーは飼い主であることを理解させ、時には毅然とした態度で接することが大切です。

可愛らしい見た目からついつい甘やかしてしまうこともありますが、コーギーは活発でやんちゃな性格でもありますので、甘やかしすぎるといたずらっ子になってしまいますよ。

頭の良い犬でもありますので、しつけはそれほど難しくありません。子犬の頃から、メリハリをつけてしっかりしつけていきましょう。

しつけについての詳しい内容は、下記の記事を参考にしてみて下さいね。

おすすめドッグフード

natural one(ナチュラルワン)

コーギーには、「natural one(ナチュラルワン)」がおすすめです。

国産無添加で、食いつきと栄養バランスを追求したドッグフードです。
鶏肉や馬肉、魚肉などたっぷりたんぱく質を取ることができ、野菜も豊富に含まれているので、ビタミンやミネラルも摂取できます。

また、保存料、着色料、酸化防止剤、防腐剤、香料、補助剤、グルテン、オイルコート不使用で身体に優しいレシピとなっています。

詳しくは、「natural one(ナチュラルワン)公式サイト」をご確認ください。

 

コーギーの生活環境について

コーギー

揃えるもの

飼育スペース・ケージ
食器類・床材
首輪やリード・おもちゃ
ドッグフードとおやつ
トイレ用品
ケア用品
動物病院

コーギーとの生活をより快適なものにするために、「飼育スペース・ケージ」「食器類・床材」「首輪やリード・おもちゃ」「ドッグフードとおやつ」「トイレ用品」「ケア用品」「動物病院」などの生活用品や準備を揃えておきましょう。

飼育スペース・ケージ

快適に過ごせるスペースを確保します。室内には犬用のベッドやケージ・クレートを用意しましょう。クレートとは箱状の家のようなものであり、犬にとって寝床となったり安心できるものになります。移動するときにも使え、病院へ連れて行くときや災害による避難の際にも活躍します。

愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
クレートは普段から慣れさせておくことで、スムーズに動物病院へ連れていくことが可能です。クレートを動物病院へ行くときにしか使用していないと、クレート=動物病院という認識になってしまいます。普段から使用することで防ぐことが可能です。

食器類・床材

ご飯を食べる時に必要な食器を用意しましょう。水のみ用のボウルとフードのためのボウルを別々に準備してあげてください。食器類を選ぶ際は「耐久性はあるか」「滑りにくくないか」「大きさは適切か」といったことを目安に探してみてください。床材については、すべりにくい材質のものを選ぶことをおすすめします。

首輪やリード・おもちゃ

散歩や運動をするときのために、首輪やリード・ハーネスを準備しましょう。遊ぶためのおもちゃや知育玩具なども用意しておくと、遊びを通して良好な関係性を築くことができますよ。

ドッグフードとおやつ

健康管理のため、年齢に適した高品質の犬用のドッグフードを用意しましょう。初めて犬を飼育する方は、水と餌だけで栄養が賄える「総合栄養食」と書かれたドッグフードを選ぶといいですね。飼育に応じて適切な量を与えるようにしてください。絶対に必要というわけではないですが、おやつも同時に用意しておくといいですね。しつけトレーニングの際に「ご褒美」として利用できますよ。

トイレ用品

屋内で飼育する際は、排泄物を処理するための犬用のトイレトレーを用意します。また、トイレトレーニングのために新聞紙やトレーニングパッドも役立ちますので、一緒に揃えておくといいですね。

ケア用品

健康と衛生を保つために、犬用のシャンプーやブラシ、爪切り、歯磨きセットなどのケア用品を用意します。

動物病院

何かあった際や健康管理のために、かかりつけの動物病院も見つけておくと安心です。獣医師の診察や予防接種、必要な薬やサプリメントなどを考慮し予算を立てておくのもいいですね。
 

コーギーのお手入れについて

コーギー1

お手入れ項目

被毛ケア
シャンプー
歯磨き
爪切り
耳掃除

コーギーとの生活をより良くするためには、日々のこまめなケアが欠かせません。

被毛ケア

ブラッシングは、毎日、換毛期であれば1日2回を目安に行います。

お腹やお尻などの被毛が密集している部分は、ピンブラシを使ったブラッシングがおすすめです。

シャンプー

1~2ヶ月に1回を目安に行います。

シャンプー前にブラッシングで余計な抜け毛を取り除いておくと、毛が絡みにくくなってシャンプーしやすくなりますよ。

シャンプーが終わった後は流し残しのないように、丁寧にすすぐことも忘れないでくださいね。

歯磨き

定期的な歯磨きは口腔疾患のケアに繋がります。

指に巻いたガーゼで歯の表面に付着した汚れをふき取るようにします。

爪切り

血管を傷つけないように、爪の先端から少しずつ切るようにします。万が一の時のために止血剤も用意しておくといいですよ。

耳掃除

耳掃除は、耳が汚れているタイミングで行います。

「耳垢が増えた」などいつもと違う様子であれば、病院で診察を受けるようにしてくださいね。

愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
日々のお手入れが自宅で行うのが難しい場合は動物病院やトリミングサロンなどにお任せすることも視野にいれるといいでしょう。

コーギーの寿命・病気について

コーギー2

寿命

寿命

13年

コーギーの寿命はおよそ13年で、中型犬としては平均的です。

病気

病気

椎間板ヘルニア
変性性脊髄症
進行性網膜位縮症

気をつけたい病気としては、「椎間板ヘルニア」「変性性脊髄症」「進行性網膜位縮症」などがあります。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、椎間板の中心部の髄核が変性を起こし、変形もしくは破裂によって脊髄を圧迫し痛みを伴う病気です。

コーギーをはじめとした軟骨異栄養性犬種に発症しやすいです。椎間板ヘルニアにはハンセンⅠ型、ハンセンⅡ型があり、コーギーではハンセンⅠ型に該当します。ハンセンⅠ型では、3~5歳などの若齢に多く発症し、軽い痛みから完全麻痺など症状は様々です。

コーギーは胴体が長いので、背中に負担を与えないよう気をつけなければなりません。肥満による体重増加が原因の他に、激しい運動の場合でも発症します。何事にもほどほどにしましょう。

変性性脊髄症

変性性脊髄症は痛みを感じない脊髄の病気で、後ろ足の麻痺から始まって徐々に呼吸の筋肉の麻痺まで進行していきます。

治療法はないといわれており、原因も明らかになっていません。コーギーの歩行や様子に疑問や不安を感じたら、獣医師さんに診てもらいましょう。

進行性網膜位縮症

進行性網膜位縮症は、徐々に光を感じられなくなる目の病気です。原因は遺伝と言われており、治療法は見つかっていません。暗闇を怖がるようになったり、物にぶつかりやすくなったなと感じた場合は検査をオススメします。

愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
視力が落ちたら視界が悪くなるため、家の模様替えを控えるようにしましょう。また、ぶつかったら危ない角にはガードを付けるなど二次的な怪我の防止に努めましょう。

 

コーギーの迎え入れについて

コーギー3

迎え入れにかかる費用

費用

20~40万円

コーギーの迎え入れにかかる費用は、およそ15万円です。

ただ、ペットタイプかショータイプかによっても変わりますし、両親のコンテストでの成績によっては20万円を超える値がつくこともあります。

迎え入れ先

迎え入れる方法としては、「ペットショップ」「ブリーダー」「里親制度」の3つがあります。

それぞれにメリット・注意点があるので、自分に適した方法で迎え入れるようにしてくださいね。

子犬の選び方

子犬を選ぶときは、目が輝いている、鼻が適度に湿っている、骨格がしっかりしているなどのポイントをチェックしてくださいね。

 

まとめ

コーギー4

いかがでしたでしょうか?

この記事では、コーギーの飼い方について紹介しました。

すでに飼育している、これから飼育を考えている皆様のお役に立てる情報があれば幸いです。

甘やかしすぎるといたずらっ子になりますので、しつけはしっかり行ってくださいね。

体が特徴的で腰に負担をかけやすいので、肥満にならないよう気を付けましょう。

飼育するうえで気になることや不安がある場合は、プロに相談することがオススメですよ。

愛犬といつまでも健康に過ごすために…

フード選びが愛犬の健康の鍵!

愛犬が健やかに暮らすためには、毎日の食事がとても重要です。ワンちゃんも私たちと同じように、日々の食事が健康に大きく影響します。適切なフード選びで、病気のリスクを低減し、医療費の負担も軽減できます。

多くの飼い主さんが、愛犬との楽しい時間にお金を使いたいと思っていますよね。そのためにも、毎日の食事から愛犬を守ることが大切です。

慎重にドッグフードを選んで、愛犬が長く健康でいられるようサポートしましょう!

どのドッグフードがベスト?

結論から言えば、総合栄養食で全ライフステージに対応している「natural one」がおすすめです!

「natural one」は子犬からシニア犬まで、あらゆるライフステージで安心して与えられるフードです。
多くのドッグフードはライフステージに応じて選ぶ必要がありますが、「natural one」なら、その手間が不要。ドッグフードを切り替える際のストレスや体調不良のリスクも回避できます。

また「natural one」なら、成長に合わせたフード変更の悩みを解消できます。さらに、AAFCOの基準を満たした総合栄養食なので、水と「natural one」だけで、1日に必要な栄養素をすべて摂取できます。

「natural one」のおすすめポイント

数ある高品質なドッグフードの中で、「natural one」を選ぶべき理由をご紹介します。

①食いつきと栄養バランスが抜群
「natural one」は、97%のペットオーナー様から食いつきが良いと高く評価されています。新鮮な生肉を50%以上使用しているため、嗜好性が高く、ワンちゃんの健康な体作りに最適です。

お肉だけでなく、野菜や果物、雑穀も含まれており、ビタミンやミネラルが豊富です。腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維も配合しており、免疫力の向上に貢献します。

②94.4%の獣医師が推奨
「natural one」は、94.4%※の獣医師が推奨するドッグフードです。食いつきの良さ、厳選した原材料、栄養バランスに優れ、愛犬に安心して与えられます。

③お試ししやすい
「natural one」は、定期購入に縛られることなく、1回だけのお試し購入も可能。さらに、初回割引もあり、お得に試せます。2回目以降も割引が適用されるため、継続がしやすいのも魅力です。

▼さらに詳しく知りたい方はこちら▼natural oneの公式サイトを見る

関連記事