猫が抱っこをさせてくれないのは寂しいですよね。猫が抱っこを嫌がるのは、どんな理由があるからなのでしょうか。
抱っこを好きになってもらうためのポイントと一緒にまとめました。
目次
猫は抱っこが嫌い、理由は?
猫は大きな声や安心できない抱かれ方を嫌います。
過去の抱っこの際に大きな声を出しながら近寄ったことや、無理な抱き方をしたことで嫌な思いをしたことが、嫌がる理由になっていることが多いです。
抱っこの後に猫を落としてしまったことなどがあると「抱っこの後には嫌なことが起こる」と思い込んでしまい、嫌がる原因の1つになります。
愛猫を抱っこ好きにするためのポイントは?
抱っこを好きになってもらうのに欠かせないのは、猫に「抱っこされると気持ちいい」という感覚を覚えてもらうことです。
そのためには、抱っこの前後に猫の嫌がることをしないことと、猫が安心して飼い主に身を預けられるようにすることが重要です。
愛猫を抱っこする前に気をつけることは?
いきなり抱き上げるのではなく、飼い主の膝の上でくつろぐことから覚えさせます。
猫が飼い主の膝の上を「温かくてくつろげる場所」だと認識すると、その後の抱っこも簡単になるからです。
飼い主が床やソファなどに腰かけた状態で、猫が近くに寄ってくるのを待ちます。その際、無理に引き寄せたり大きな声で呼ぶのはやめてください。猫が自分から甘えたいと思うペースに合わせるようにします。
気まぐれな猫にとって、自分が甘えたいときに飼い主が甘えさせてくれるのは嬉しいことですし、信頼につながることなのです。
猫の抱っこ、正しい方法は?
猫にとって安心して身を任せられる、正しい抱っこの方法を知っておくことがポイントです。
猫が甘えてきて、飼い主のそばで充分にリラックスしたら抱っこのチャンスです。まず片手を猫のワキの下に入れ、もう片方の手でお尻をしっかりと支えながら体を持ち上げ、膝の上で抱きかかえます。
立ったまま抱き上げると飼い主の体が安定せず、猫にとって危険を感じさせてしまうため、必ず椅子やソファなどに座って行うのがポイントです。
猫に嫌な記憶を残さないように
猫は弱い部分であるお腹が無防備にさらすことが苦手なので、お腹が隠れるように抱っこしてやると安心してくれます。
最初は大人しく抱っこされていても、嫌がり始めたらすぐに離してあげてください。抱っこの前後に嫌な記憶が残らないようにすることが何より大切なのです。
抱っこを好きになってもらうために時間をかけて
ここまでご紹介した流れを繰り返し、時間をかけて馴れさせてあげてください。
子猫のうちから馴れさせてやると、抱っこが好きな猫になることが多いです。抱っこやマッサージよってスキンシップをとるのは、日々の健康管理や、異常を早期発見するためにも重要ですよ。
猫もリラックスできるので、日常的にスキンシップをとってあげて下さいね。