ボストンテリアは斜視が多い?顔の特徴まとめ!

ボストンテリア

その独特の柄と温厚な性格から「タキシードを着た小さな紳士」という異名を持つ人気犬種ボストンテリア。その特徴としてよく「斜視」が挙げられます。

この記事では、ボストンテリアがもつ一風変わった顔の特徴についてまとめました。

斜視ってなに?

ボストンテリア

斜視とは、両目の視線がまっすぐに向かない状態のことをいいます。

片目はまっすぐ目標物を捕らえていても、もう片方の目が内側や外側あるいは上下によれていることが多いです。

 

ボストンテリアの斜視、よくある勘違い

愛犬が斜視なのではないかと勘違いしてしまう理由に「瞬膜」があります。

瞬膜とは犬の目頭にある白い膜のことなのですが、これは人間には存在しないため斜視に見えてしまうのです。

 

ボストンテリアの斜視、考えられる病気は?

ボストンテリア

斜視があらわれやすい病気

水頭症

ボストンテリアの斜視は先天的な原因であることが多いですが、後天的な原因で斜視を発症することもあります。

 

水頭症

水頭症とは脳の脳室に異常に液体が溜まることで、脳が圧迫されてしまう病気です。

圧迫される脳の場所や病気の進行状態によって様々ですが、症状の1つとして斜視を発症することがあります。

原因は先天性のほか、頭部を強く強打することでも発症することがあるので、頭を強くぶつけないように注意してあげてください。

 

正常なボストンテリアの顔の特徴は?

ボストンテリア

ボストンテリアといえば「大きな立ち耳」「低い鼻」「垂れ下がった顔の皮膚」が特徴的です。

他の動物に噛み付いても呼吸ができるように発達した低い鼻、怪我をしにくい様に垂れ下がった顔の皮膚は闘犬として活躍していたブルドックの血を受け継いでいます。

しかしブルドックと比べると耳はしっかりピンと立ち、皮膚のたるみもそれほどではないので精悍な顔をしていますね。

 

幼犬時の斜視は心配しなくて大丈夫!

ボストンテリア

ボストンテリアの幼犬は「斜視」の子が多いという特徴もあります。

遠近感が上手くつかめないために「壁によくぶつかる」「物をうまく咥えられない」などの症状がみられますよ。

ただ、多くは先天的に発症しているケースで、成犬になる成長過程で眼球の筋力の発達とともに自然と治ることがほとんどです。

 

まとめ

ボストンテリア

スタイルのよさと温厚な性格が人気のボストンテリアは、遺伝的疾患のリスクも少なく元気に長生きしてくれる犬種です。

斜視といわれてビックリするかもしれませんが、大半の子は健康上の問題はなく他の子と同じように過ごす事が出来るので心配はいりませんよ。

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