![犬 おむつ](https://petand.co.jp/qrasippo/wp-content/uploads/2024/05/inu-omutu7.jpg)
老犬になると歩行困難や認知症などにより、トイレを決められた場所でできなくなります。トイレが難しくなった時におむつを活用することで、飼い主の負担を軽減できますよ。
この記事では、老犬のおむつのメリットやデメリット、手作りの仕方、注意点などについてまとめました。
目次
老犬のおむつ、メリットやデメリットは?
老犬におむつを使用するのにはメリットとデメリットがあります。
メリット
排泄失敗時の片付けがない
排泄物で体を汚さない
愛犬の体を清潔に保てる
オムツを活用するメリットは、愛犬が排泄を失敗したときの片付けがないことが挙げられます。
愛犬自身が排泄物を踏んだりして、体が汚れることがなく清潔に保つことができます。
デメリット
愛犬にとって違和感がある
病気やかぶれを起こすことがある
肌や毛のケアが必要になる
デメリットとして、「愛犬にとって違和感がある」「おむつかぶれがある」「肌や毛のケアが必要になる」ことが挙げられます。
愛犬は普段おむつを付けることが無いので、おむつを使用することに違和感を感じます。おむつを活用するときは、短時間の使用から始めることをおすすめします。
また一定時間おむつを使用していると蒸れや排泄物の汚れにより、膀胱炎や皮膚炎などの病気やおむつかぶれを起こす可能性があります。
「汚れたらすぐに濡れタオルで綺麗にする」「お尻周りや肛門の毛を短くする」などのケアをすることをおすすめしますよ。
老犬のおむつ、人間用と犬用とどちらがおすすめ?
1枚あたりおよそ60円
1枚あたりおよそ20円
おむつは人間用と同じように犬用も市販で販売しています。価格的には人間用おむつの方が安上がりですが、使用が楽なのは犬用のおむつです。
人間用のおむつを活用する場合は、お尻に尻尾の穴を開けるといったひと手間を加える必要があるからです。
犬用のおむつ価格は「1枚あたりおよそ60円」人間用おむつは「1枚あたりおよそ20円」と人間用オムツの方が価格が安くなっています。
手間がかかってもいいという方は、人間用おむつ、手間をかけたくないという方は犬用のおむつを使用することをおすすめしますよ。
老犬のおむつ、手作りする!作り方は?
1.市販の人間用おむつを購入する
2.尻尾の位置にT字かX字に切り込みを入れる
3.切り込みの周りをガムテープで固定する
4.完成
上記の流れで人間用おむつで老犬用のおむつを作ることができます。
切り口が広がらないように周りをガムテープで固定して完成です。
ガムテープで固定をしないと切り込みが広がってしまうので気をつけてくださいね。
尻尾の位置は愛犬に合わせてカットする事ができますので、市販の犬用よりフィットする場合もありますよ。
老犬のおむつカバー、手作りする!作り方は?
1.市販の人間のこども用パンツを購入する
愛犬のしっぽの位置に合わせて尻尾穴を作る
3.尻尾穴の周りを布テープなどを活用し補強する
4.完成
おむつカバーとは、「見栄えをよくする」「おむつがズレないようにする」ためにおむつの上に履かせるものです。
犬用のおむつカバーは、上記のように人間のこども用のパンツを活用すると簡単に作ることができます。
ウエスト部分には既におむつがズレるのを防止するゴムが入っているため、これで完成です。
おしゃれなパンツを使用して、愛犬にぴったりの1枚を作ってあげてくださいね。
老犬のおむつ、ズレてしまう!どうすればいい?
愛犬がおむつのズレを気にして嫌がる場合は、人間用のサスペンダーをおむつカバーに付けて、ズレにくくすることをおすすめしますよ。
また、サスペンダーは手作りすることができます。
1. 2~3cmの幅のゴムとサスペンダークリップを用意する
2. ゴムを適度な長さにカットしたものを2本用意し、ごむn4箇所にサスペンダークリップを付ける
3. 背中の部分でクロスするように2本のゴムを縫い合わせる
4. 完成
サスペンダーは上記のように、少ない材料で作ることができます。
愛犬のために可愛いサスペンダーを作ってあげるとよいですね。
老犬のおむつやおむつカバー、使うときの注意点は?
おむつカバーは汚れたまま放置すると、膀胱炎や皮膚炎の原因になってしまいます。
おむつを取り変える時に、汚れを蒸しタオルやウェットティッシュなどで拭き取り、清潔に保つことをおすすめします。
また、おむつのゴムでウエスト周りの毛がすれるなど、皮膚が傷ついてしまうので、タオルを挟んで対処してください。
おむつやおむつカバーはとても便利ですが、デメリットがないわけではありません。
愛犬が膀胱炎や皮膚炎などの病気にならないために、しっかりと清潔な状態を保つことが大切ですよ。
おむつとの付き合い方
老犬におむつを付ける場合は、病気やかぶれに注意することが大切です。
おむつを付けていると病気の可能性が高くなるため、飼い主の手の回らない時のみに活用するなど、できるだけおむつの使用頻度を少なくすることをおすすめします。
愛犬が快適に過ごせるためにも、おむつやおむつカバーをうまく活用して、サポートしてあげてくださいね。