猫の「ふみふみ」まとめ!ふみふみって何?役割は?すべての猫がするの?

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愛猫が前足をリズミカルに動かすしぐさを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

「ふみふみ」「ニーディング」「ミルクトレッド」とも呼ばれ、猫好きの間でもかわいいと人気の行為ですが、猫は何のためにこのような行動をしているのでしょうか。

この記事では、猫の「ふみふみ」がする理由や役割についてまとめました。

猫の「ふみふみ」ってどんな行動なの?

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猫のふみふみは赤ちゃんの時の名残といわれています。

気持ちいい状態になると、前足で母猫のお乳をふみふみしながら母乳を飲んでいた時のように前足を動かしてふみふみを始めますよ。

 

寝ている時などに「エアーふみふみ」

子猫に多くみられるしぐさです。

ふみふみと同時に、口を動かして母乳を飲んでいるようなしぐさをしていることも多いですよ。

幸せな気持ちで安心して眠れている証といえます。

 

人に対する「ふみふみ」

母猫に甘えるように、人にも甘えている行動です。

特に飼い主さんのことを母猫と重ね合わせて、安心している場合が多いですね。人間の子供と同じで、遊んでほしい時や眠い時に甘えたくなる時によくみられます。

ふみふみをされた人は、猫から信頼されているといえますよ。

 

一緒に飼っている犬や猫に対する「ふみふみ」

一緒に過ごしている犬や猫への愛情を表しています。

同じ犬や猫ばかりにしつこくふみふみする場合もありますが、いじわるしているわけではなく好意を示している行動ですよ。

犬や猫の体温を感じてふみふみしている場合もあります。

 

お気に入りの布団を「ふみふみ」

お気に入りの布団や毛布など柔らかくて温かいものをふみふみして気持ちが良くなるとお乳を飲んでいた時の感覚を思い出してふみふみします。

特に眠たくなった時に見られる行動ですよ。眠りを妨げないように、静かに見守ってあげてくださいね。

 

どうして「ふみふみ」をするの?

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ふみふみはもともと子猫が母猫の乳房を押して母乳を出しやすくしていた行為ですが、成猫であっても毛布やウール生地などを前足でふみふみすることがあります。

猫は嫌いな人や知らない人に対してふみふみをすることはないので、好きな人に対する愛情表現ともいえます。

ふみふみすることで飼い主さんに甘えているのかもしれませんね。

 

どんな気持ちで「ふみふみ」をしているの?

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布団などの柔らかいもの以外にも飼い主のお腹や腕をふみふみする場合がありますが、母猫のように慕って安心していることを表しています。

幸せな気分になっているので、飼い主さんもふみふみに付き合ってあげてくださいね。

 

猫の「ふみふみ」にはどんな役割があるの?

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「ふみふみ」の役割

リラックス
甘ている
睡眠導入
ストレス発散
マーキング

猫の「ふみふみ」には上記のような役割があるとされています。

リラックスした時などにみられることが多いですが、ストレスがたまっている時にもおこなうことがありますよ。

そのほか、猫の足にある「臭腺」と呼ばれる臭いを分泌する器官から対象物に臭いをつけてマーキングしている場合もあります。

 

「ふみふみ」をしない猫もいるの?

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ふみふみを全くしない猫もいます。

猫は3ヶ月までは母猫や兄妹猫と過ごし、協調性を養いながら母猫の愛を一心に受けて育ちます。ふみふみをする猫の多くはうまく親離れができないまま成猫となったために、母猫を思い出してふみふみをしていると考えられていますよ。

そのため、生後3ヶ月以上を母猫と過ごし、うまく親離れできた猫がふみふみをすることはあまりありません。

 

「ふみふみ」をするのはストレスが関係しているの?

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毛布や布をかじりながらふみふみをする行為は「ウールサッキング」と呼ばれ、ストレスを発散しているときにみられます。

母猫と早い段階で引き離されたことが原因で、愛情不足になっている場合に見られる事が多いです。

かじった布の繊維が消化器官に詰まり腸閉塞を発症することもあるので注意が必要です。最悪の場合は手術が必要になることもありますよ。

 

愛猫の気持ちを見極めることが大切

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愛猫がどのような気持ちで「ふみふみ」をしているのかを見極めることが重要です。

幸せな気持ちでふみふみをしているのであれば問題ないですが、ストレスに起因するふみふみであれば止めさせる必要があります。

愛猫にストレスが溜まっている場合や愛情不足かなと感じる場合は、飼い主さんがたっぷりの愛情を注いで幸せな気持ちが増えるようにしてあげてくださいね。

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