チワワのシャンプー、頻度や必要なもの、方法は?注意点は?

チワワ

シャンプーをはじめとした定期的なケアをサロンなどでプロに頼むのもいいですが、自宅で自分の手で行うようにするとコミュニケーションにもなるのでおすすめですよ。

この記事では、チワワのシャンプーについて、頻度や必要なもの、方法や注意点についてまとめました。

チワワにもシャンプーって必要?

チワワ

勿論必要です。犬種、年齢関係なく、清潔を保つことは健康維持における基本です。

定期的なシャンプーは外見だけでなく内面の健康という観点からも大切です。

 

チワワのシャンプー、頻度は?

チワワ

シャンプーの頻度

月1~2回

健康的な若い犬のシャンプーは、月1~2回程度が基本です。しかし、シャンプーは犬にとって体力を消耗しストレスとなるので、理想としては2~8週間に1回がおすすめです。全身浴が難しい場合は、ちょこちょこ汚れた部分だけを簡単に洗うのも一つの方法ですよ。

老犬の場合は体力も衰えてくるので回数にこだわるのではなく、汚れが目立ってきたらお風呂に入れるなどフレキシブルに対応してあげることが大切です。

 

チワワにシャンプーをする、必要なものは?

チワワ

シャンプーに必要なもの

シャンプー
ドライ用のバスタオル
ドライヤー
ブラッシングの道具

愛犬に安全で疲れにくい入浴を行ってもらうためには、下準備が大切です。浴室と脱衣所の温度差をなくし、あらかじめ温めておくと愛犬の体への負担を軽減できますよ。
また、各作業がスムーズに行えるよう、「シャンプー」や「ドライ用のバスタオル」、「ドライヤー」、「ブラッシングの道具」など、使うものをすべて準備しておくといいですよ。

 

チワワのシャンプー、方法は?

チワワ

被毛が濡れると毛玉やホコリが取れにくくなるので、シャンプー前にブラッシングを行います。

 

体を濡らす

まず、36~38℃と少しぬるめのお湯で全身を濡らします(プレシャンプー)。浴槽にお湯をためている場合は、スポンジなどで優しく濡らしていきます。

シャワーの場合は、シャワーヘッドを体に密着させるといいですよ。「頭から胴体、お尻」の順番で、被毛の付け根までしっかりと濡らしてくださいね。

 

シャンプーで洗う

犬用の低刺激シャンプーをスポンジなどで泡立て、マッサージするようにやさしく洗ってあげます。

目や耳、鼻にシャンプーやお湯が入らないように注意しながら、「頭から体、お尻」の順で洗ってくださいね。

 

すすぎ洗い

すすぎも手早く、「頭から体、お尻」の順で洗い流します。シャワーヘッドを皮膚に密着させてすすぐと犬が苦手なシャワー音が軽減されるだけでなく、シャンプー剤や汚れが流れ落ちやすくなりますよ。

お腹や脇の下、足の指の間はすすぎ忘れの多い箇所です。すすぎ残しがないように、しっかりと流してくださいね。

 

タオルドライ、ドライヤー

生乾きは皮膚トラブルの原因となるのでしっかり乾かしてください。犬はドライヤー音が苦手なので、タオルドライをしっかり行いドライヤーの時間を短縮してあげることがストレス軽減にも繋がります。

タオルは吸水性の良いマイクロファイバー素材のものがおすすめですよ。ドライヤーは、風量に気をつけて、20cm以上離して毛の根本からしっかりと乾かしてくださいね。

 

チワワのシャンプー、注意点は?

チワワ

健康な若い犬であってもシャンプーは体力の消耗に繋がるため、疲れさせないように短時間で済ませてあげることが大切です。

シャンプーを行う場合は、刺激の少ないシャンプーを使用し、お湯の温度も低めに設定します。皮膚疾患がある場合、熱いお湯を使用すると結構が良くなりすぎて逆に痒みに繋がってしまうこともあるからです。すすぎや乾かし作業も手早くしっかりと行うようにしてくださいね。

 

シャンプーがフケの原因になる?

チワワ

フケが発生する主な原因は、肌の乾燥やストレス、すすぎ残し、シャンプーが合っていないなどです。

 

シャンプーをきちんとすすぐ

シャンプー剤のすすぎ残しが固まってフケや皮膚病を引き起こす場合があります。一般的な自宅のシャワーは水圧が弱くシャンプー剤が残りやすいので、すすぎ洗いをしっかりと行うことが大切です。脇の下やお腹、足の指の間などは、すすぎ忘れが多い箇所なので気をつけてくださいね。

 

チワワに合ったシャンプーを探す

人間も犬もシャンプーが合わないとフケが出てしまいます。洗浄力の高いシャンプーは刺激が強すぎるため、逆に乾燥を引き起こしてフケに繋がってしまうのです。低刺激性で保湿力のあるシャンプーがおすすめですよ。

 

きちんと乾かす

ロングコートチワワはスムースコートチワワに比べて乾かすのは楽ですが、生乾きだとカビの発生や皮膚病を引き起こしフケの原因になってしまうためしっかり乾かしてあげてください。また、不十分なブラッシングで毛玉ができているとその部分に水分が残ってしまう場合もあるので、毛玉をほぐしながら乾かすことも大切です。

 

シャンプーでフケが出てしまった!対処法は?

チワワ

すすぎ残しやドライのやり方に問題がないのにフケが出る場合は、シャンプーを変更してみてください。漢方や低刺激性のシャンプーを使うのがおすすめですよ。「チワワ用」「子犬用」と記載されている商品なら、なお安心です。

 

チワワがシャンプーを嫌がる、どうすればいい?

チワワ

シャンプーは、犬にとって体力を消耗しストレスになるため、お風呂嫌いな犬は結構多いです。そのため、全作業を手早く正しく行い、愛犬への負担がなるべく軽減するよう心がけることが大切です。また、音に敏感な犬も多いので、シャワーやドライヤーの音にも注意するようにしてください。

シャンプーやすすぎの手順は頭からお尻に向かって行います。シャワーヘッドを体に密着させて使えば、シャワーへの恐怖心を減らすことも可能ですよ。ドライヤーは、弱風や音を軽減したペット用ドライヤーの使用がおすすめです。

 

「お風呂(シャンプー)嫌い」を回避・克服する

幼いころから濡れることに慣れさせておくことで「お風呂(シャンプー)嫌い」になるリスクを減らすこともできます。

シャンプー嫌いな子には、シャンプーは「怖くない」「良いことがある」と思わせてあげることが大切です。まず、お風呂場に行ったらおやつを与え、シャンプーの最中は「怖くないよ」「安心してね」などと声をかけて落ち着かせます。全作業を終えたら再びおやつをあげるという行為を繰り返してみてください。

プロよりご主人様にシャンプーしてほしいの!

チワワ

定期的に行う愛犬ケアはとても大切です。

カットなどと一緒にシャンプーもプロに任せてしまうのは決して悪いことではありませんが、シャンプーの時間を共有することで愛犬とのより濃密なスキンシップを図ってみませんか。

関連記事