黒く大きな瞳とつぶれたような鼻が印象的なボストンテリア。
タキシードを着ているような外見に思わず惹きつけられた飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、ボストンテリアの子犬の迎え入れ費用、ブリーダー、里親、抜け毛についてまとめました。
ボストンテリアの子犬、迎え入れにかかる費用は?
20~30万円
ボストンテリアの迎え入れにかかる費用は、20~30万円です。
骨格や健康状態などの他に、「親がチャンピオン犬」「柄が綺麗に出ている」子犬などは高くなる傾向があります。
ボストンテリア、良いブリーダーの見極め方は?
犬舎の環境が整っているか
両親を見せてくれるか
子犬の体型に偏りがないか
アフターケアなどが充実しているか
子犬の幸せのために愛情を持って丁寧に繁殖させている良質なブリーダーもいれば、残念ながら利益目的で大量繁殖を行っている悪質なブリーダーも存在します。
ここでは、良いブリーダーを見極めるために具体的にどの部分に注目するべきかを紹介しています。
犬舎の環境が整っているか
犬舎の清潔度は、ブリーダーの子犬に対する気持ち・愛情です。
「餌の食べ残しや糞尿がきちんと処理されている」「掃除は隅々まで行き届いている」状態であれば、良いブリーダーであると判断できます。
もし整備が行き届いていなかったり犬舎を見せてくれなかったりした場合は、繁殖して売りさばく目的で子犬を繁殖している悪質なブリーダーである可能性が高いですよ。
両親を見せてくれるか
健康な子犬は、健康な親犬から産まれます。
自信を持って両親を見せてくれるか、親犬の血統や年齢、疾患などの情報を教えてくれるかなども良質なブリーダーを見分けるポイントです。
産後のホルモンバランスの乱れなどから親犬を見せてくれないこともありますが、きちんと親犬の情報を詳しく教えてくれるのであれば良いブリーダーだと判断できます。
子犬の体型に偏りがないか
犬舎で飼育されている子犬の体型に偏りがないか確認します。
極端な偏りが見られたら、子犬1頭1頭まで管理の手が回っていないという可能性があります。無計画な繁殖や、人手が足りていないなどの現状があるのかもしれません。
子犬を管理しきれずにブリーダー崩壊を起こしたり、衛生管理の不備による感染症が広がったりなどの危険性が考えられるので、子犬の健康状態は犬舎の経営状態を推測する重要な指標です。
アフターケアなどが充実しているか
悪質なブリーダーは「売れて利益が出たら、それでおしまい」と考えている場合が多いので、アフターケアが充実していないことがほとんどです。
子犬を購入後もしつけなどの相談に乗ってくれるか、生体保証はあるかなどをきちんと確認しておくことがポイントです。販売契約書や保証書の内容もしっかりと目を通しておいてくださいね。
ボストンテリア、里親として迎え入れる方法は?
保護団体、動物愛護センターなどに相談する
実際に犬に会いに行く
里親希望申込書の提出
譲渡講習会、家庭訪問
里親お試し期間
犬の引き取り
保護団体によって多少異なる部分はありますが、里親として迎え入れるにあたっての基本的な流れは上の通りです。
里親制度を利用すると、飼育グッズや医療費などは飼い主さん負担になりますが基本的には無料で迎え入れることができますよ。
本当に犬を飼育できる環境であるかをしっかりと確認したうえで譲渡する団体がほとんどです。
憎めない魅力たっぷりの犬
ボストンテリアは飼いやすいコンパニオンの見本のような犬種です。
まるで人間みたいに臭いおならをしたり、いびきをかくなど憎めない魅力もたくさんありますよ。
明るく元気いっぱい遊ぶ一面と飼い主の喜怒哀楽に反応し空気を読むような繊細な一面も併せ持つ頭の良い犬なので、愛犬と外で思いっきり遊びたいと思っている方にも、室内で濃密な時間を過ごしたと思っている方にもおすすめです。