キングチャールズスパニエルの性格、特徴、体重は?寿命や病気、飼育のポイントは?

キャバリア5

キングチャールズスパニエルはビクトリア王朝時代に誕生した犬種で、チャールズ一世が寵愛したことで知られています。

この記事では、キングチャールズスパニエルの性格、特徴、体重、寿命、病気、飼育のポイントについてまとめました。

キングチャールズスパニエルの性格は?

キャバリアキングチャールズスパニエル

キングチャールズスパニエルの性格

温厚
陽気
甘えたがり

キングチャールズスパニエルは陽気で温厚、飼い主に甘えたがりな性格をしています。基本的には落ち着いているので、飼い主の足元でゆっくりと時間を過ごすのが大好きですよ。

幼犬期の頃から社会性を育んでおけば、他の犬や猫とも仲良くなることができます。

小さなこどもにも寛容で遊び相手になってくれますがあまりにうるさい環境は苦手で、ストレスが溜まって噛み癖がつくこともあります。

 

キングチャールズスパニエルの特徴は?体重は?

キャバリアキングチャールズスパニエル

特徴

つぶれたマズル
飾り毛
ポイント

体重

3.5~6.0kg

キングチャールズスパニエルは体高が26〜31cm、体重が3.5〜6.0kgの小型犬に分類されます。ややずんぐりとした体型で、大きめの頭部にマズルはつぶれており、目は小さくて離れています。

顔は見た目から「東洋人の顔つき」と例えられることがありますよ。「キャバリアキングチャールズスパニエル」に名前が似ていますが、鼻がキングチャールズスパニエルの方が低いことで見分けることができます。

被毛はシルクのような手触りのダブルコートで、胸元、耳、しっぽに飾り毛がついています。

カラーは「ブラック&タン」「ブレンハイム」「トライカラー」「ルビー」の4色でキャバリアキングチャールズスパニエルと同じですよ。

 

キングチャールズスパニエルの寿命は?気をつけたい病気は?

キングチャールズスパニエル

寿命

10~12年

気をつけたい病気

熱中症
膝蓋骨脱臼
外耳炎

キングチャールズスパニエルの平均寿命は10~12年です。「熱中症」「膝蓋骨脱臼」「外耳炎」にかかりやすいので注意が必要です。

特に熱中症はキングチャールズスパニエルにとって天敵です。短頭種は体内の熱を逃すのが苦手だからです。症状が現れると「呼吸困難」を起こしたり「多量のよだれ」が出たりしてぐったりとします。

夏場の散歩や運動は涼しい時間帯にして、公園のベンチなどで小まめに休憩を挟み、しっかりと水分補給をしてあげてくださいね。

 

キングチャールズスパニエルの飼育のポイントは?

キングチャールズスパニエル

飼育のポイント

しつけ
運動
手入れ

キングチャールズスパニエルを飼育する上で気をつけたいしつけ、運動、手入れのポイントをまとめました。

 

しつけ

しつけやすい犬種ですが時に飼い主の命令を無視することがあります。根気強くしつける必要がありますよ。決して叱らずにほめながらしつけてあげてくださいね。

見知らぬ人に人見知りをすると散歩の際に大変なので、幼犬期から社会性を身につけられるようしつけておくことをおすすめします。

 

運動量

小型犬で運動はあまり必要ない犬種ですが、気分転換も兼ねて毎日15~30分程度は外に出るようにしてください。

ドッグランなどでも激しい運動はあまりおすすめできません。足の関節があまり強くないので、運動が原因で関節系の症状を発症するケースも考えられるからです。

 

手入れ

絹のように柔らかい毛質なので、玉になりやすく抜け毛も多いです。放置しておくと皮膚病の原因になるのでコームやスリッカーブラシ、ピンブラシを使って週に3,4回は手入れをしてあげてくださいね。

熱烈な愛好家がいる由緒ある犬

キングチャールズスパニエル

キングチャールズスパニエルは、似た歴史背景を持つキャバリアキングチャールズスパニエルと同犬種と思われがちなマイナー犬種ですが、熱烈な愛好家が多い犬種でもあります。

初対面の人にもフレンドリーに接してくれる優しい心や社交性も持ち合わせていますよ。

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