「髭を生やしたコリー」という意味を持つビアデッドコリーは、スコットランド原産の犬です。
無駄吠えも少なく、家族に対する愛情も深いので小さな子供がいる家庭でも飼いやすいです。
この記事ではビアデッドコリーの販売価格や餌代など生涯でかかるお金をまとめました。
目次
ビアデッドコリーの販売価格は?
45万円
ビアデッドコリーの子犬の販売価格は45万円前後です。
JKCへの登録数は毎年25~50頭と爆発的な人気があるわけではないですが、専門のブリーダーさんもいるようです。購入を考えているのであれば、早めにコンタクトをとり予約や出産情報を確認しておくことをおすすめします。
「進行性網膜萎縮症」や「フォンウィルブランド病」などの親からの遺伝疾患が多い犬種なので、入手前にしっかりと検査を受けるようにしてくださいね。
ビアデッドコリーのおすすめドッグフードや餌代は?
牧牛牧羊犬として活躍しているビアデッドコリーは活発に動き回ることが大好きです。
その反面、運動のしすぎによる関節疾患になりやすい傾向があります。また、遺伝性の皮膚疾患などにも注意が必要です。
関節疾患のケアには筋肉を付ける事も重要ですが、肥満にならないように日々の食事に気をつけてあげることも大切になりますよ。
約12,000円
ビアデッドコリーのような大型犬の1か月の平均のドッグフード代は約12,000円ほどかかる見込みとなりました。(Qrasippo調べ)
量販店で購入できる手に取りやすいものや、無添加にこだわったプレミアムフードなど様々なドッグフードを10個選定し、平均価格を算出しました。
そのため、実際に購入してみたら案外安く済んだ、高くついたということがあるかもしれませんので、この値段はあくまでも参考にしてみてください。
ドッグフードには様々な種類があるので、愛犬にぴったりなドッグフードを選びましょう。
ビアデッドコリー、飼育環境を整えるのにかかる費用は?
サークル
床材
食器類
首輪、リード
トイレ用品
ケア用品
ビアデッドコリーを飼育するために必要なものは「サークル」「床材」「食器類」「首輪、リード」「トイレ用品」「ケア用品」などです。
総額で7万円ほどかかりますが必要なものなので揃えてあげてください。
サークル
サークルは犬が安心できる場所になるので、必ず用意するようにしてください。
25kgほどにまで成長するビアデッドコリーには、幅120cm高さ100cm程度あるサークルがおすすめです。1.5万円ほどで購入できます。
床材
股関節形成不全に気をつけたい犬種なので、床で滑ったりしないように対策が必要です。
床にはコルクマットや絨毯をひいたり、1万円程度で販売されている滑り止めのワックスの塗布がおすすめです。
食器類
食器類は耐久性のあるステンレス製がおすすめです。
水飲みはボウルでも大丈夫ですが、留守中のイタズラや転倒・衛生面を考えると給水ボトルタイプがおすすめです。それぞれ2,000円ほどで販売されています。
首輪、リード
活発なビアデッドコリーは長めの散歩や運動が必要なので、しっかりとした素材の首輪を選ぶようにしてください。5,000円ほどで様々なタイプの首輪が販売されています。
ケア用品
ケア用品としては「ブラッシング用のブラシ」「シャンプー&リンス」が必要です。
皮膚病にならないように、コームやスリッカーブラシを使った週2~3回程度ブラッシングと月1回程度のシャンプーをしてあげてください。
ビアデッドコリーの飼育はどのくらいお金がかかる?
約400万円
犬の飼育にかかる生涯費用は「初期費用」+「年間費用」✕「寿命」で計算することができます。
ビアデッドコリーの飼育にかかる初期費用は「子犬価格」「飼育環境」を合わせた約52万円です。年間費用には「餌代」「ケア用品」「トイレ用品」「医療費(ワクチン代)」「トリミング代」が含まれます。大型犬の医療費は年間4万円ほどなので、年間費用は25万円になります。
ビアデッドコリーの平均寿命は14年ほどなので、生涯費用は52万+25万×14年=400万円ほどになる計算です。
「てんかん」「皮膚疾患」「股関節形成不全」などを患いやすいので、医療費を抑えるためにもペット保険への加入も検討してみてくださいね。
ドッグスポーツやアジリティに挑戦してみるのもおすすめ!
想像しにくいかも知れませんがビアデッドコリーは運動能力に優れている犬なので、ドッグスポーツやアジリティも得意としています。
一つの目標に向かって少しずつ努力する過程は、お互いにとってかけがえのないものになること間違いなしですよ。