土佐闘犬は日本古来の特徴を持つ和犬にピットブルやグレートデンを混
この記事では土佐闘犬の販売価格やおすすめのドッグフード、餌代など、飼育にかかる生涯費用をまとめました。
目次
土佐闘犬と土佐犬とは違う?
昔、土佐犬とは「四国犬」のことで、土佐闘犬と土佐犬は全く別の犬種です。それぞれ誕生の歴史と特徴をまとめました。
土佐犬(四国犬)
現在は「四国犬」と統一してよばれています。昔は土佐犬とよばれていましたが土佐闘犬と名前が混同するという理由から、四国犬と改名されたのです。
一説によると「二ホンオオカミ」と交配させて誕生したともいわれ、日本犬らしい「三角のピンとした耳」や「クルリとした巻き尾」が特徴的です。
出典:Wikipedia「四国犬」
土佐闘犬
土佐闘犬は江戸時代の後期に誕生した犬種で、四国犬に「オールドイングリッシュマスティフ」「ピットブル」「ブルドッグ」「グレートデン」などの強い外来種の犬種を交配させて誕生しました。
マスティフのような「たれ耳」「たるんだ皮膚」「
土佐闘犬を省略して「土佐犬」とよぶこともあるため、四国犬と混同しやすい犬種といえますね。
土佐闘犬の販売価格は?
20万円程度
土佐犬の子犬は20万円前後で販売されることが多いです。親犬が展覧会などで入賞経験がある血統だったりすると50万円近い値がつくこともあります。
ペットショップで販売されることはないので購入を考えているのであればブリーダーを介する必要がありますよ。
闘犬桂浜場所が年に6回開催されているので、自分が気に入った犬がいたら闘犬センターなどで飼い主さんに話しかけてみてくださいね。
土佐闘犬の餌代は?
土佐闘犬は日本犬の中では類を見ないほど筋肉質な体つきをしている大型犬なので、幼犬期の頃から高タンパクのフードを与えるなど十分な体作りを意識したフード選びが大切です。
約9,000円
土佐闘犬のような中型犬の1か月の平均のドッグフード代は約9,000円ほどかかる見込みとなりました。(Qrasippo調べ)
量販店で購入できる手に取りやすいものや、無添加にこだわったプレミアムフードなど様々なドッグフードを10個選定し、平均価格を算出しました。
そのため、実際に購入してみたら案外安く済んだ、高くついたということがあるかもしれませんので、この値段はあくまでも参考にしてみてください。
ドッグフードには様々な種類があるので、愛犬にぴったりなドッグフードを選びましょう。
土佐闘犬、飼育環境を整えるのにかかる費用は?
檻
首輪、リード
食器類
トイレ用品
ケア用品
口輪
土佐闘犬の飼育は地域によっては細かい規定などがあり、条件を満たす必要がありますよ。事前に必ず確認してくださいね。
飼育に必要なものは「檻」「首輪、リード」「食器類」「トイレ用品」「ケア用品」などです。
総額で10万円ほどかかりますが必要なものなので揃えてあげてくださいね。
ケージ
土佐闘犬は檻で飼育する必要があります。7~10万円ほどかかりますが、土佐犬用の頑丈な檻をオーダーメイドで作ってくれるところもありますよ。
出来るだけ広い庭に囲いを作り、あまり他人が近づけないように設置してくださいね。
トイレ用品
トイレは大きいサイズのトイレトレーがおすすめで5,000円前後、スーパーワイドサイズのトイレシートは24枚入りが1,500円程で売られていますよ。
食器類
食器や水入れは壊れにくいステンレス製で、ドカ食いを防げる直径20cm程度のボウルをおすすめします。
また、胃捻転に気をつけたい犬種でもあるので食器台の設置もおすすめです。食器類は2,000円ほど、食器台は1,500円ほどで購入できますよ。
首輪、リード
力が強いので、首輪やリードは土佐犬対応の丈夫に作られたものがおすすめです。幅5cm以上でしっかりした金具のついた首輪が3万円、リードが5,000円ほどで購入できますよ。
ケア用品
ケア用品として「ブラッシング用のブラシ」「イヤークリーナー」なども忘れないでくださいね。
短毛種で抜け毛も少ないですが、獣毛ブラシやラバーブラシで軽くブラッシングする程度のケアは必要です。ブラシ類はすべて揃えても5,000円以内で購入できます。
また、垂れ耳で外耳炎などの耳の病気になりやすいので、イヤークリーナーがあると便利ですよ。1,200円前後で販売されています。
そのほか揃えておくと便利なもの
上記以外に揃えておくと便利なものが「口輪」です。
きちんとしつけていても、散歩の時などに凶暴な一面が出てしまったり脱走してしまうことも考えられます。出会いがしらに噛みつくこともあるので口輪も用意しておくようにしてくださいね。
土佐闘犬の飼育はどのくらいお金がかかる?
約380万円
犬の飼育にかかる生涯費用は「初期費用」+「年間費用」✕「寿命」で計算することができます。
土佐犬の飼育にかかる初期費用は「子犬価格」「飼育環境」を合わせた30万円です。年間費用には「餌代」「医療費(ワクチン代)」「ケア用品」「トイレ用品」を合わせた35万円程度かかります。
土佐犬の平均寿命は10年ほどなので、生涯費用は30万+35万×10年=380万円ほどになる計算ですよ。「胃捻転」や「心臓疾患」を患いやすいので、医療費を抑えるためにもペット保険へ加入することも検討してあげてくださいね。
最後まで添い遂げる責任と覚悟を持って飼おう!
土佐闘犬は闘犬としての歴史もあるので、生半可な覚悟で飼える犬種ではないです。
途中で飼育放棄することが無いように、飼育にかかる費用やしつけ面などしっかりと目処をたててから土佐犬との生活を楽しんでくださいね。