同じ犬種であっても、被毛カラーによって印象が変わるのでどの子を選ぼうか迷ってしまいますよね。
どのカラーも魅力的ですが、カラーによっては健康面で問題がある子も生まれてしまうため、きちんと理解しておくことが大切です。
この記事では、ミニチュアダックスフンドの毛質のタイプやカラーについてまとめました。
ミニチュアダックスフンドの毛質ごとのヘアカラーを紹介!
スムースヘアー
ロングヘアー
ワイアーヘアー
毛質1:スムースヘアー
スムースヘアーは、短く光沢感のある毛が密集しています。他の2種類に比べ抜け毛が少ないのが特徴です。
被毛カラーは、「単色」「バイカラー」「ダップル」「ブリンドル」などがあります。
毛質2:ロングヘアー
ロングヘアーは長く滑らかな毛をしています。きれいな毛を保つために、トリミングや日々の手入れが必要です。
被毛カラーはスムースヘアと同様で、「単色」「バイカラー」「ダップル」「ブリンドル」などです。
毛質3:ワイアーヘアー
ワイヤーヘアーは、眉毛とあごひげが特徴的な種類です。
毛の長さはスムースより長くてロングより短く、毛が伸びるため定期的にトリミングが必要です。
被毛カラーは「単色」「バイカラー」「ダップル」「ブリンドル」に加え、ワイルド・ボアー(野猪色)、デッド・リーフ(枯葉色)、ソルト・アンド・ペッパー(ごま塩色)、パイボールド、ブルー、ソリッドなどがあります。
ミニチュアダックスフンドの毛色12種を紹介!
レッド
黒
ブラッククリーム
ブラックタン
チョコタン
チョコクリーム
チョコダップル
白
ゴールド
ダップル
パイボールド
毛色1:レッド
最も一般的なカラーで、明るいレッドから暗いレッドまで幅があります。鮮やかに発色しているほど良いとされていますよ。
毛色2:クリーム
淡く優しい色合いをしていることから多くの人に好まれているカラーで、レッドから赤い色が多少抜けた色合いをしています。
赤みがやや残っているイエローから白っぽく見える薄いイエローまで、色合いは幅広いですよ。
毛色3:黒
黒一色のことで、ブラックタンからタンを除いたカラーになります。
毛色4:ブラッククリーム
ブラックがメインで、四肢などにクリーム色のタンが入ります。
毛色5:ブラックタン
ブラックタンは黒のベースに、タンと呼ばれる黄色味の強い茶色の2色のカラーです。
ダックスフンドの特徴ともいえる「マロ眉」「マズル」「胸元」「手足な」どがタンになります。
毛色6:チョコタン
チョコタンは、チョコレートタントもよばれます。
ベースのカラーがチョコレートブラウンで、「マロ眉」「胸元」「手足」などが黄色みの強い茶色のタンになります。
毛色7:チョコクリーム
チョコタンのタンの部分がクリーム色になっているカラーです。チョコタンよりも明るい色合いになりますよ。
毛色8:チョコダップル
チョコダップルは、チョコタンをベースにダップルと呼ばれる灰色のまだら模様がランダムに入っているカラーになります。
まだら模様は個体ごとに異なるので、印象は様々です。
毛色9:白
白一色のカラーです。
アルビノ種と間違われることもありますが、アルビノではないため目の色は黒色です。
毛色10:ゴールド
ゴールドは黄色味の強い茶色のカラーで、光の加減で黄金色に輝きます。クリームともよばれます。
毛色11:ダップル
ダップルとは、英語でまだら模様やブチ模様を意味しています。
ベースカラーに白色や灰色のカラーが混じっていることで、まだら模様がランダムに入っている柄のことをいいます。
注意点
ダップルは脱色の働きをもつ毛色遺伝子ですが、稀に内臓に影響を与えることがあります。
すると内臓疾患を持つ子が生まれてしまうため、ダップル同士の繁殖は避けたほうがいいとされています。
毛色12:パイボールド
パイボールドは、パイドやパーティーカラーとも呼ばれています。
白色のベースに1色か2色のブチ模様が入りますが、なかなか見かけない珍しいカラーなのでレアカラーとされていますよ。
まとめ
こんなにもたくさんの被毛カラーがあることに、驚いた方も多いのではないでしょうか。
どのカラーも素敵ですが、そのカラーが生まれた背景や遺伝疾患の有無についても知っておくことも大切ですよ。