もしも愛犬が死んでしまったら。そんな悲しいことは考えたくはありませんが、ペットを飼っている飼い主さんにはいつか必ず訪れることです。
この記事では犬用のお墓について、墓石や墓参り値段、手作りの仕方についてまとめました。
犬用のお墓は存在する?
近年では愛犬をペットとしてではなく「家族の一員」として、生活を共にしている飼い主さんが増えてきています。それに伴い亡くなった愛犬に対してお墓を作って供養してあげる文化も着実に定着しつつあります。
亡くなった後、人の墓に愛犬の骨を入れることは法律的に問題ありません。しかしお寺で受けいれてくれないことが多い現状です。「ペット霊園」では受けいれてくれますよ。ペットと同じお墓に入ることを望む方にはおすすめです。
犬用のお墓、墓石や墓参りは?
ペット霊園「夢珉の郷」
葬儀
初七日・四十九日などの供養
ペット霊園であれば犬にお墓を作ってあげることも可能です。「夢珉の郷」は平成13年に開業したペット霊園で、葬儀だけでなく「初七日」や「四十九日」「一年忌」などの供養や年間行事も行ってくれます。
広い納骨堂で愛犬の墓参りがしやすい設備を完備しており、納骨座は6種類の中から予算に応じて選ぶことができます。
墓地も個別墓地と合同墓地の2種類が用意されているので飼い主さんやその家族が望む、最適な埋葬方法を選ぶことができますよ。
墓参りの手順
墓参りに関しての決まりは特にありません。飼い主さんが望み納得する方法で行ってあげてください。「夢珉の郷」では年2回「彼岸会」及び「供養会」も行っているので、時期を合わせて墓参りに向かう方が多いようです。
愛犬の墓参り、値段は?
個別墓地:10万円から
合同墓地:1万円ほど
火葬:1~4万円
個別墓地を望む場合は好みに応じてお墓を建てることができます。価格は規模や場所によりますが、10万円からが一般的な相場です。直接お問い合わせてみてくださいね。
合同墓地の場合は永代供養代込みで1万円ほどです。また「火葬」は犬の大きさによって価格は異なりますが、1~4万円で行う事ことが可能です。
愛犬のお墓、庭に手作りする?
場所:あまり踏み入らない
方角:東か南
穴の深さ:30cm以上
愛犬のお墓は安くありません。また、家の近くにペット霊園ないこともあり、定期的な供養ができない場合も考えられます。
お墓をペット霊園で建てる以外に、愛犬のお墓を「手作り」する方も増えていますよ。実際に自宅の庭に犬の墓を手作りしている方が多いです。
お墓の作り方
「場所」「方角」「穴の深さ」の3つのポイントに気をつけます。
まず「場所」は人があまり踏まない場所を選びます。「方角」は東か南向きがよいとされていますよ。「穴の深さ」は30cm以上がおすすめです。
「卒塔婆」を立てていたり、愛犬との散歩で思い入れのある道で石を拾って墓石にしていたりする飼い主さんがいますよ。お墓の周りをレンガで囲い「宿根草」や「一年草」を植えて、愛犬がゆっくりと眠れるようにレイアウトにこだわってあげることもできます。
ペットロスに役立つ
ペットロスとは愛犬を失ったことで精神的や肉体的に現れる症状のことを指します。愛犬との関係が深い飼い主さんほど症状が重くなる傾向がありますが、「庭にはいつも愛犬がいる」という感覚はペットロス症候群の克服に大きな影響を与えます。
大切に供養してあげてください
大切な家族の一員として一緒に過ごしてきた愛犬ですがお別れの時は必ずきます。愛犬を亡くすことは辛いですが、しっかりと供養してあげてくださいね。
この記事で紹介したように「ペット霊園」「手作り」など様々な供養のかたちがあるので、飼い主さんが一番納得する手段を選んでくださいね。