しっぽが短い猫まとめ!生まれる背景や性格は?どんな猫種がいるの?

マンクス

猫の種類よって、しっぽの長さは様々あります。

しっぽを見れば猫の気持ちがわかるといいますが、しっぽの長さは何で決まるのでしょうか?

この記事では、短いしっぽを持つ猫が生まれる背景や性格、猫種についてまとめました。

しっぽが短い猫、なぜ生まれる?

マンクス

猫のしっぽの長さは親からの遺伝子で決まります。

遺伝子には「優性遺伝子」と「劣性遺伝子」があります。短いしっぽが「優性遺伝子」で、長いしっぽは「劣性遺伝子」です。

しっぽが短い猫としっぽが長い猫が交配すると「優性遺伝子」の影響が大きいため、しっぽが短い猫が生まれてきますよ。

 

しっぽが短い猫、性格は?

マンクス

しっぽが短い猫は長い猫と比べて、臆病で警戒心も強く、飼い主さん以外には懐かない子が多いです。

しかし、猫の性格と尻尾の長さの関係性については科学的に証明されていません。

性格は成長過程で備わっていくものであり個体差もありますが、しっぽの短い猫を家族に迎え入れる際は、臆病かもしれないと思って優しく接することをおすすめしますよ。

 

しっぽが短い猫、種類は?

ジャパニーズボブテイル

しっぽが短い猫の種類

ジャパニーズボブテイル
アメリカンボブテイル
クリリアンボブテイル
マンクス

ジャパニーズボブテイル

ジャパニーズボブテイルは、日本に長く住みついている種類の猫で、ポンポンのような短く丸い形のしっぽが特徴です。

筋肉質でスラリとした身体で、首からしっぽの付け根までと肩から前足までがそれぞれ垂直です。

順応性が高くて賢い性格で、社交性も高いので他の猫とも仲良くできますよ。

アメリカンボブテイル

アメリカンボブテイルは、アメリカでみつかった曲がった形のしっぽを持つ猫と長毛種を交配して誕生した猫種です。

温厚で家族や他の猫とも仲良くできる性格ですよ。

しつこく構っても怒ることない、大らかな心の持ち主です。

クリルアイランドボブテイル

クリルアイランドボブテイルはロシアの千島列島が原産で、短くねじれたしっぽが特徴的です。

座っている後ろ姿はうさぎのようにもみえますよ。

自立心が強いですが社交的でもある珍しい性格をしています。

争いを好まないため、他の猫や人とも仲良くできますが、来客した人には観察してから接しますよ。

マンクス

マンクスはイギリス本土(グレートブリテン島)とアイルランドに挟まれた島「マン島」が原産の猫です。

しっぽが完全にないタイプと、ごく短いしっぽが折れたりねじれたりしているタイプがいますよ。

家族には懐きますが、他人には人見知りをして子供の相手をすることは苦手な猫種です。

マンクスについての詳しい記事はこちらです。

 

しっぽが短い猫、日本に多い?なぜ?

マンクス

しっぽが短い猫が日本に多いという説は日本人の迷信から始まりました。

古来、日本ではしっぽの長い猫は歳を取るとしっぽが二股に分かれる「猫又」という妖怪になるとされ、しっぽの短い猫を意識的に繁殖させたと伝えられています。

 

短いしっぽでも感情表現をしている?

アメリカンボブテイル4

猫のしっぽには感情を表す役割があり、しっぽを立てていれば嬉しさを表現し、しっぽの毛を逆立てていれば興奮状態となります。

短いしっぽの猫でも長いしっぽの猫と同じようにしっぽを動かして感情を表現します。

わかりくい場合もありますが、しっかりと愛猫の感情を読み取り、愛情をこめて接してあげてくださいね。

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