猫がにゃーにゃー鳴く様子はとても可愛いですよね。あの鳴き声に癒やされる方も多いのではないでしょうか。
猫が鳴くことを当たり前と思っていますが、まれに声が出なくなったり、かすれ声になることがあることをご存知ですか?いつも元気に鳴いている猫の声が出なかったら、心配になりますよね…
- ✓猫が声出せなくなるのは何が原因?
- ✓治病気の場合もあるの?
- ✓こんなときには何をしてあげればいい?
愛猫がそんな状態なら、このような疑問が出てくるでしょう。
猫な鳴かなくなった場合、放っておいても大丈夫な場合とそうでない場合があります。そのため、正しく見分ける必要があります。
この記事では猫の声が出ない、かすれる原因と対処法をまとめました。愛猫が鳴かないことでお悩みの方に役立てたら幸いです。
何が原因で声が出ない、かすれる?
鳴きすぎ
環境が変わったり、飼い主が急に離れてしまったりなど、たくさん鳴くと声がかすれることがあります。鳴きすぎで喉が炎症を起こしている場合、しばらく様子を見ているとおさまります。
対処法は、急激に鳴かせすぎないように注意することです。もしも、声が出なくて動物病院を受診した際に鳴きすぎだと診断された場合は、しばらく様子を見てくださいね。数日程度でおさまりますよ。
ストレス
猫はストレスに敏感な生き物で、何かしらの理由でストレスが溜まると声が出なくなることがあります。この場合の原因として多いものは「環境が変化した」「1匹で過ごす時間が増えた」「新しいペットを飼い始めた」「からだの調子が悪い」などです。
最近頻繁に鳴いたわけでもないのに声が出ない、かすれるといった場合は、ストレスを溜め込んでいないかを疑いましょう。
対処法は、ストレスの原因をなくしてあげて、様子を見ることです。ストレスからくる声のかすれは、しばらく時間が経ってから発症することがあるので、数日間の出来事だけでなく、1~2週間前からの出来事がストレスになっている可能性があります。
できるだけ猫にストレスを感じさせないように配慮して飼育してあげてくださいね。
去勢手術
去勢手術を済ませた数日間は声が出ない、かすれるといった症状が見られる場合があります。症状は数日で徐々におさまってくるので、しばらくすればおさまりますよ。
病気
声のかすれ、声が出ないときは以下の病気の可能性もあります。
喉頭炎
喉が炎症を起こすことで、喉だけでなく気管支や鼻にも影響が出ます。
気管虚脱
気管が通常よりも弱っている場合に起こり、声だけでなく咳が出るなどの症状もあります。
猫伝染性鼻気管炎
新しい環境で猫を迎えた場合にかかりやすいとされる病気です。くしゃみや鼻水を伴うので、風邪と間違えやすい特徴があります。
鳴きすぎやストレスが原因ではないように感じる場合は病気を疑いましょう。これらの症状は自然治癒が難しく、放置していると他の病気を誘発してしまいます。早急に動物病院を受診しましょう。
にいがたペット行動クリニック 白井春佳さん
ネコちゃんは環境の変化にとても敏感な子が多くいます。ご家族の些細な変化にも敏感に反応することも少なくありません。環境の変化などのストレスが原因の場合、思い当たる点はないか?考えてみましょう。ネコちゃんの行動を記録することで、ネコちゃんの行動を客観的に把握することができ、原因がわかりやすくなることがあります。
こんな症状が見られたら早めに病院へ!
咳をしている
元気・食欲がない
ぐったりしている
夜鳴きが増えた
下痢・嘔吐をする
よだれが止まらない
声が出ない・かすれるの他に、上記の症状がみられる場合はすぐに病院へ連れて行くことをオススメします。「喉頭炎」「気管虚脱」「猫伝染性鼻気管炎」以外の病気の可能性があるからです。異物を誤って食べていた場合などは、その内容や量によって命に係わる可能性もあります。
声が出ないこと以外にも、おかしな様子が無いか冷静に確認してくださいね。
気になる初期症状は獣医師に相談してみる
明らかにいつもと違う声をしている、心配だけど重症なのかわからない。といった飼い主さんだからこそ気がつく初期症状を放置するのはよくありません。
鳴き声が分かる動画を撮ったうえで、些細なことでもまずは獣医師さんへ相談してみてください。
声だけではなく、それ以外の症状にも気をつける
声のかすれは自然治癒する場合もありますが、声以外にも他に違和感が無いか、同時に注意して観察しましょう。頻繁に咳をする、目ヤニやよだれに異常を感じるなどの症状がある場合は病気の可能性が高いので、すぐに動物病院を受診してくださいね。
にいがたペット行動クリニック 白井春佳さん
『動画』はとてもわかりやすい情報になります。動画を撮影し、まずは、かかりつけの動物病院に相談することをおすすめします。ストレスの原因が分からない、分かったけど対応方法が分からない、病気ではなさそう…そんな時は『行動診療科』の受診もおすすめします。