ペットを飼っている方にとって、旅行には悩みがつきものですよね。一緒に連れていく訳にはいかないですし、長期間独りでお留守番させておくのも不安です。
そんなときに便利なのがペットホテルです。動物たちにストレスがかからないようなサービスが充実していて安心して旅行を楽しめると、評価が高いですよ。
この記事ではペットホテルについて、どんなところか、料金、泊まる前の準備についてまとめました。
ペットホテルってどんなところ？
ペットホテルとはペットを一時的に預かる宿泊サービスをしてくれる施設のことです。全国に6000以上も施設がありますよ。
ペットサロンや動物病院がペットホテルを兼ねている場合もあり、ただ宿泊ができるだけではなくペットのトータルケアを目的としています。
ペットホテルを利用できる動物は犬を中心に、猫、鳥、うさぎなど幅広いですが、各施設ごとに決まっています。
近年利用者は増えていて、ペットを飼っている方の5人に1人は利用したことがあるといわれます。人気の理由は充実しているサービス、低価格などが挙げられますよ。
ペットホテルの料金は？サービス内容は？
小型犬 3240円
中型犬 4320円
大型犬 5400円
猫 3240円
うさぎ 2160円
宿泊
爪切り
散歩
報告メール
トリミング
ペットホテルに宿泊するにあたって、1泊あたりの料金やどんなサービスがあるのかは把握しておきたいですよね。
1泊の平均的な宿泊料は猫が3240円、うさぎが2160円、犬はサイズごとに価格が違い、小型犬が3240円、中型犬が4320円、大型犬が5400円程が相場です。
宿泊以外にペットホテルのサービスとして「爪切り」「散歩」「報告メール」などが無料で受けられます。散歩は1日2回ほど連れて行ってくれますよ。
「トリミング」はサロンが経営しているペットホテルでのみ受けることができる有料サービスです。
他には動物病院が経営しているホテルであれば、緊急の時の診察をすぐに受けることができますよ。
ペットホテルに泊まる前に必要な準備は？
ワクチン接種
健康チェック
ケージの習慣づけ
日数分の食べ慣れたフード
ペットホテルにペットを泊めるためには準備が必要です。「ワクチン接種」「健康チェック」「ケージの習慣づけ」「日数分の食べ慣れたドッグフード」は宿泊前に準備しておきたい項目です。
ワクチン接種
基本的にどのペットホテルでも「予防接種証明書」の提示を求められます。もし病気や感染症にかかっている動物を引き受けてしまうと、他の動物への集団感染が起こりかねないからです。
犬であれば5種以上、猫であれば3種以上の混合ワクチンと「狂犬病ワクチン」を1年以内に受けていることが、宿泊の条件ですよ。
予防接種証明書の提示を求めないペットホテルは法律違反ですので、ペットを預けないことをおすすめします。
健康チェック
ペットホテルは動物にとって快適な環境が整備されていますが、慣れない環境で独りで過ごすことになるのでストレスが溜まります。
例えば、胃腸の調子が悪い状態で預けるとストレス性の下痢を発症する可能性があります。
飼い主さんのにおいがついたブランケットや、普段遊んでいるおもちゃを持たせるとペットのストレスが溜まりにくいですよ。
ストレス性の症状は他の動物たちにもうつしかねないので、しっかりと健康チェックを行った上でペットホテルに預けることがマナーといえますね。
ケージの習慣づけ
ペットホテルでペットはクレートやケージの中で大半を過ごすことになります。
普段外で飼っていたり、ケージで飼う習慣がなかったりするペットは要注意で、環境の変化によるストレスを大きく感じてしまいます。
普段からケージの中を習慣づけるトレーニングしておくことが理想的ですね。また、3時間や5時間単位で、事前にペットホテルを何回か利用するのも、ケージの習慣をつけるためにおすすめの方法です。
日数分の食べ慣れたフード
日常生活でもいきなりフードの種類を変えると、なかなか食べてくれませんよね。ペットホテルに食事のサービスはありますが、普段挙げているフードと同じ種類とは限りません。
宿泊日数分のフードを持っていけば、スタッフがその食事をペットに与えてくれますよ。また、食事をあげる時間の指定や食器の持ち込みができるホテルもあります。
飼い主にもマナーが求められる
急な用事や旅行などでペットの面倒をみれない時に飼い主の代わりに世話をしてくれるペットホテルはとても便利です。
現在ペットホテルは主流になりつつあり、サービス内容も充実しているので安心してペットを任せることができます。是非活用してみてくださいね。
