猫の鳴き声、意味や気持ちは?種類や感情まとめ

猫

猫が暗闇の中でも活動的なのは、聴力が優れているからだといわれています。

猫は様々な鳴き声を使い分け、または複合させて、猫同士や人間とのコミュニケーションをはかっています。

今回は猫の鳴き声について、意味や気持ちを種類ごとにご紹介します。

スコティッシュフォールドの鳴き声は?小さい?

スコティッシュフォールド3

スコティッシュフォールドは性格に加えて鳴き声もおとなしくあまり鳴きません。主にお腹が空いてご飯がほしい時に「ニャア」「ニャオ」、遊んでほしい時に「ウー」「ンアー」と鳴きますよ。

スコティッシュフォールドは意味なく鳴き声を出す猫ではないので、鳴き声には意味がありますよ。鳴き声から気持ちを読み取れると、より愛猫との信頼関係が深まりますよね。

 

喜怒哀楽の「喜」:にゃお、みゃお

猫

これは猫のあいさつです。人にかまって欲しい、甘えたいときにもこんな風に鳴きます。

人間で言うと「ねえねえ、ちょっと!」といった感じですね。忙しくて手が放せないけど、そんなときに限って脚にまとわりつくようにして鳴くときは、「はいはい」と返事をして、ちょっと手を止めて顎をなでてあげるだけでかなり満足してくれますよ。

猫はストレスに敏感なため、ちょっとした思いやりをもって気にかけてあげることが大切です。

 

喜怒哀楽の「怒」:シャー!

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恐ろしい形相をしてシャー!と鳴いているときは、強い威嚇と恐怖を感じているときです。

猫同士で喧嘩になると、途端にこのシャー!の言い合いが始まり、背中の毛を立てて、尻尾を膨らませて戦闘態勢になります。

たいていの場合、放っておいて猫同士に任せておけば良いのですが、お互いに手を出して怪我にまで発展しそうなときは間に入ってやめさせたほうがいいですね。

 

喜怒哀楽の「怒」その2:ぐお~、ぐお~、シャー!

低い声でぐお~と鳴くときは敵対心を持っているときです。

後ろにシャー!がつくとかなり興奮しています。下手をすると爪を立てられるかもしれませんので、こういう鳴き声のときは、できるだけ放っておいてあげましょう。

 

喜怒哀楽の「哀」:うおぉ~ん

猫

くぐもった大声で、いつもと違った「うおぉ~ん」というような声を上げるのは、発情を表しています。

満たされない気持ちが声になって出るため、普段小さな声をしている猫でも、びっくりするくらい大きな鳴き声を出します。

完全室内飼いで過ごしてきた猫でも、交尾の相手を探しに外に出たがるようになりますので、注意が必要ですよ。

 

喜怒哀楽の「楽」:ゴロゴロ

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猫の鳴き声を漫画にすると、よく「ゴロゴロ」と擬音が添えられていることがありますね。

気持ちのいい場所をなでてあげると、ゴロゴロと喉を鳴らし始めます。中には背中にそっと耳を当てただけでも、ゴロゴロと鳴っているのを聞き取れることもあります。

猫のゴロゴロは、大体が満足して気持ちのいいときに発する音です。なでている途中でふっと消えてしまうときもありますが、十分満足しているという証なので、自由にさせてあげてください。

 

猫の鳴き声は色んな気持ちを表す

上記の鳴き声は成猫の代表的なもので、猫種や成長段階によっても使い分ける鳴き声は異なります。普段からどんなときにどんな鳴き声を出すのか観察して、猫と飼い主でより良いコミュニケーションがとれるといいですね。

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