可愛らしくて見ているだけで癒される肉球。
プニプニ触ってみたり、ニオイを嗅いでみたりと飼い主ならではの楽しみ方をしている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、肉球が何のためにあるのかどのようにケアしたら良いのかをまとめました。
目次
肉球の役割は?
肉球の表面は角質層が厚くなったもので、中身は弾性の繊維や脂肪でできています。
主にクッションの役割をしていて、犬の足を衝撃から守っています。他にも、熱さや冷たさを防いだり体温の調節をしたりする機能もありますよ。
柴犬の肉球、色が薄い!原因は?
肉球の色には個体差があります。
柴犬の肉球も、ピンクや黒など様々。遺伝的な色素の違いなので元々色が薄いのは問題ありません。
急に白っぽく変化した場合は、乾燥やアスファルトによる擦れが考えられます。
柴犬の肉球、色が濃くなった!原因は?
色が濃くなる原因は、色素沈着や遺伝的なものが考えられます。
元々持っている色素が犬によって異なるため肉球の変化も様々で、その子の個性ともいえます。肉球の色が成長過程で変化するのはよくあることなので心配はいりませんよ。
柴犬の肉球、赤みが強いけど病気?
肉球の赤みは、ほとんどの場合「舐め過ぎ」によるものです。
犬が肉球を舐める原因としては「足のトラブル」や「ストレス」が考えられます。
足のトラブル
足裏を怪我した時や炎症が起きている時、犬は舐めて治そうとします。
舐め過ぎると傷口からばい菌が入り悪化することがあるので、早めに獣医さんに相談してください。
ストレス
犬はストレスが溜まった時や暇を持て余した時、肉球を舐めて解消しようとします。
ストレスの原因がコミュニケーション不足なら、オモチャを与えたり一緒に遊んだりしても良いですね。
肉球を舐める行為には依存性があるので、ストレスを解消してあげることが大切です。
柴犬の肉球ケア、どうすればいい?
健康な肉球であれば何もしなくて良いですが、状態によっては飼い主さんのケアが必要な場合があります。
どんな時にケアしたら良いのでしょうか。
乾燥
肉球がカサカサしたりひび割れている状態で、主な原因は「拭き過ぎ」です。
散歩後は洗う回数を減らし、乾いた布で拭くだけにしてみてください。それだけで乾燥対策につながりますよ。
専用のクリームで保湿する方法もあります。
ハミ毛の処理
肉球の間からはみ出している被毛をそのままにしておくと、「滑って怪我をする」「汚れて不衛生」などの問題が起こります。
思わぬ怪我や病気に繋がる前に、定期的にカットしてあげてください。
自宅でのカットが難しい場合は無理せずサロンや動物病院でやってもらってくださいね。
火傷
夏の強い日差しで熱されたアスファルトは、飼い主さんが思っている以上に高温です。
犬はその上を素足で歩いているようなものなので肉球が火傷してしまうことがあるのです。
肉球が腫れたり水ぶくれになったりしている場合は、すぐに冷やして獣医さんに相談してくださいね。
柴犬の肉球ケア、クリームの選び方は?
愛犬の口に入っても安全なものを選ぶようにします。
柴犬に限った話ではないですが、犬は慣れないものを塗られると嫌がり舐め取ろうとするからです。万が一舐めても大丈夫なものだと安心できますよね。
お散歩の後は肉球チェック!
犬の肉球は再生能力が低くデリケートです。お散歩の後は、肉球に異常がないか確認してあげてくださいね。
日頃からチェックしておくと、小さな変化にも早く気付くことができますよ。健康な肉球で、いつまでも元気にお散歩できたら良いですよね。