全犬種の中で最大といわれる大きな体が魅力的なアイリッシュウルフハウンド。
近寄りがたい印象を持たれがちですが、優しい性格をしているので小さな子供や他のペットとも仲良くできる犬種ですよ。
この記事ではアイリッシュウルフハウンドの年齢ごとの大きさや、餌の内容、おすすめのドッグフード、与えるときの注意点をまとめました。
目次
子犬のアイリッシュウルフハウンド、大きさや餌の注意点は?
体重:8~10kg
体高:30cm
子犬のアイリッシュウルフハウンドは生後4ヶ月で体重8~10kg、体高30cmほどの大きさに成長します。
餌はウンチの固さを目安に1日3回に分けて与えてください。ウンチが固ければ不足、柔らかければ与え過ぎと判断できますよ。
成犬のアイリッシュウルフハウンド、年齢ごとの大きさや餌の注意点は?
体重:40kg
体高:70cm
成犬のアイリッシュウルフハウンドの大きさは体重40kg、体高70cmほどです。
体重40kg程度のアイリッシュウルフハウンドであれば、餌は1日2回に分けて400~500g程度を目安に与えてください。
老犬のアイリッシュウルフハウンド、年齢ごとの大きさや餌の注意点は?
老犬の大きさは成犬時とさほど変わりませんが、運動量と基礎代謝量が落ちてきます。餌の量を調整して内臓脂肪が増えないように気をつけながら、筋肉量を維持してあげることが大切ですよ。
アイリッシュウルフハウンドのかかりやすい病気は?
胃捻転
股関節形成不全
心筋症
アイリッシュウルフハウンドを飼育するときに気をつけたい病気が「胃捻転」「股関節形成不全」「心筋症」です。胃捻転は治療が遅れるとショック状態となり命に関わる緊急性の高い病気です。
ドカ食いや食後の運動が原因になることが多く、「お腹が膨れる」「よだれをたらす」「苦しそうな呼吸をする」といった症状が現れます。
「食事を小分けにする」「食後すぐの運動をさせない」など対策してあげてくださいね。
股関節形成不全は、骨盤と大腿骨(太ももの骨)を結合する股関節がうまくつくられないという発育や成長の異常です。原因の7割を遺伝が占めると言われますが、肥満や激しい運動によっても発症します。適切な食事量と、成長段階に見合った適度な運動を心がけてあげてください。
身体のサイズに比べて心臓が小さく、負担が掛かりやすいので「心筋症」にも注意が必要です。突然死の原因になることもあるので定期的に心臓の定期検診を受けておくと安心ですよ。
大型犬の健康管理は食事から!
アイリッシュウルフハウンドは寿命が10年以下と短めです。短いからこそ、より充実した濃密な時間を過ごすためにも愛犬にとって最適な選択をしてあげてくださいね。