ポーチュギーズウォータードッグは、オバマ元大統領一家がホワイトハウスで飼っていた「ファーストドッグ」としても有名ですね。
やや警戒心が強い一面はありますが飼い主には忠実でフレンドリーな性格をしているので、犬を初めて迎え入れる方にもおすすめの犬種ですよ。
この記事では、ポーチュギーズウォータードッグの飼育にかかる生涯費用を初期費用と月々の飼育代から計算してまとめました。
目次
ポーチュギーズウォータードッグの飼育にかかる初期費用:迎え入れ費用
ポーチュギーズウォータードッグの迎え入れにかかる費用は、およそ45万円です。
遺伝疾患の検査を事前に済ませている場合は、45万円を超えることもありますよ。
ポーチュギーズウォータードッグの飼育にかかる費用:食事代
約12,000円
ポーチュギーズウォータードッグのような大型犬の1か月の平均のドッグフード代は約12,000円ほどかかる見込みとなりました。(Qrasippo調べ)
量販店で購入できる手に取りやすいものや、無添加にこだわったプレミアムフードなど様々なドッグフードを10個選定し、平均価格を算出しました。
そのため、実際に購入してみたら案外安く済んだ、高くついたということがあるかもしれませんので、この値段はあくまでも参考にしてみてください。
ドッグフードには様々な種類があるので、愛犬にぴったりなドッグフードを選びましょう。
ポーチュギーズウォータードッグの飼育にかかる初期費用:飼育グッズ費用
約10万円
ポーチュギーズウォータードッグを飼育するために必要なものは「ケージ」「床材」「食器類」「首輪、リード」などです。
総額で10万円ほどかかりますが必要なものなので揃えてあげてください。
ケージ
ケージは「安眠できる癒しの場」にもなりますし「安全を確保できる場所」にもなるので必ず用意してください。
小さすぎると生活用品が入らない可能性もあるので90x60cmサイズがおすすめです。
床材
股関節形成不全に注意が必要な犬種なので、フローリングの床で滑ったりしないように対策が必要です。
コルクマットや1万円程度で販売されている滑り止めのワックスを床に塗ってあげることで関節疾患のリスクを下げることができます。
食器類
食器類は100円ショップで売られているものでも問題ありませんが、傷がつき難く重みがあり倒れにくいタイプがおすすめです。
水飲みはボウルでも大丈夫ですが、衛生面を考慮すると給水ボトルタイプがおすすめです。
首輪
首輪もさまざまな素材の物が売られていますが、ぴったり合ったつけ心地の良いものを選んであげることが大切です。
3,000~5,000円で様々な素材のものが販売されているので、最適なものを選んであげてくださいね。
ポーチュギーズウォータードッグの飼育に月々かかる費用:その他費用
年間約7万5000円
トイレシート
トイレトレーとトイレシーツをそれぞれ用意するのが一般的ですが、洗って繰り返し使えるおしっこパッドを用意すると便利ですよ。年間5000円にはおさまるはずです。
シャンプー・リンス
シャンプー・リンスなどのケア用品も用意しておきます。年間1万円ほどになります。
医療費
中型犬の場合、1年間にかかる医療費はおよそ6万円になります。
寿命が13年なので、78万円前後を見積もっておくといいですよ。
ポーチュギーズウォータードッグの飼育に生涯かかる費用を計算
約529万円
犬の飼育にかかる生涯費用は
「初期費用」+「年間費用」✕「平均寿命」
で計算することができます。
初期費用は「迎え入れ費用約45万円」と「飼育グッズ費用10万円」を足して、約55万円ほどかかります。
年間費用は「食事代15万円」と「その他費用7万5000円」を足して、約23万円ほどと概算できます。
ポーチュギーズウォータードッグの平均寿命は約13年なので、生涯費用を計算すると55万+23万×13年=354万円ほどになる計算です。
まとめ
初心者の人にも飼いやすいポーチュギーズウォータードッグですが、十分な資金的余裕が無ければお互いに楽しい時間を過ごすことは出来ません。
しっかりと見積もりをして万全の態勢を整えてからポーチュギーズウォータードッグとの生活を楽しんでくださいね。