今回は事前調査で「犬を飼っている」と回答した全国の犬の飼い主を対象に『愛犬との出会い』についてアンケートを実施。
愛犬と出会った場所ははたしてどこなのでしょうか?
この記事では愛犬の迎え入れ先とそこから迎えた理由、出会った時のエピソードを交えて紹介していきます。
■調査手法
インターネットでのアンケート調査
アンケートサイト『ボイスノート』を利用して調査を実施
■調査対象者
全国の犬の飼い主
■調査期間
2024年7月2日~2024年7月11日
■集計対象人数
185人
犬の迎え入れ先の割合
愛犬を迎え入れ先の割合は以下のようになりました。
アンケートの結果、最も多かったのは「ペットショップ」からの迎え入れでした。ペットショップでは様々な種類の犬が販売されており、ショッピングモールなどに併設されていることが多いため、買い物ついでに気軽に訪れることができるのが理由のようです。
続いて2番目に多かったのは「譲り受けた」ケースです。これは知り合いや友人の家で子犬が生まれた際に譲り受ける場合が多いようです。
3番目に多かったのは「ブリーダー」からの迎え入れです。ヨーロッパの国々ではブリーダーから子犬を迎え入れることが一般的ですが、日本でもブリーダーから迎え入れる人が増えているようです。ブリーダーからの迎え入れは、性格を把握しやすく、兄弟犬や母犬と一緒に育つことで社会性も身につく点が魅力的です。
4番目に多かったのは「動物保護団体」からの迎え入れ、5番目が「その他」、6番目が「捨て犬で拾った」、そして7番目が「通信販売で迎え入れた」でした。
なぜそこから迎え入れましたか?
アンケートに答えてくれた皆さんの迎え入れた理由は次の通りです。
ペットショップ
・普段からよく見に行っているので(神奈川県・60代男性)
・子犬の時にビビッとした出逢いで即購入した(愛媛県・40代男性)
・偶然に合って一目ぼれした(静岡県・50代男性)
・種類が豊富で出会いがあったから(滋賀県・40代男性)
・展示されていたのを見てどうしても飼いたくなったから(佐賀県・70代男性)
・前に飼っていた犬と同じ店から買いたいと思った(北海道・60代男性)
・他のルートを知らなかった(東京都・60代男性)
・亡くなった犬にそっくりだったから(大阪府・60代女性)
1番多かったペットショップからの迎え入れは、気軽に行ける場所にあったり、販売されているワンちゃんの種類が豊富という理由が多くありました。また、亡くなったワンちゃんや先住犬の影響でペットショップを選ぶ方もいるようです。
実際に可愛いワンちゃんを目の前にするとお迎えしたくなりますよね。お迎えする場合は、衝動飼いだけはしないでくださいね。
譲り受けた
・知り合いのわんちゃんに子犬が産まれるからと1匹譲る提案をしてくれたから(岐阜県・20代女性)
・いろいろと 日々のアドバイスがもらえるので(静岡県・70代女性)
・タイミング良く、相手先が譲渡先を探していたから(宮城県・60代男性)
・頼まれて飼うようになった(神奈川県・70代女性)
・基本的なしつけができている段階で頒布しているので安心して飼育することができます(大阪府・40代男性)
2番目に多かった譲り受けた方から、知人や友人から気軽にアドバイスをもらえるという理由が多くありました。また、頼まれて引き受けたりなど知り合い同士ならではの理由が多くありました。
ブリーダー
・飼育環境を見てから極めたかったため(茨城県・40代男性)
・知り合いから勧められたから(長崎県・40代女性)
・生まれた環境が分かるから(大阪府・60代男性)
・愛犬を亡くして傷心の中、ネットで見ていたら目についた子がいて…。(千葉県・40代女性)
・安心できるから(神奈川県・40代男性)
3番目に多かったブリーダーからの迎え入れでは、生まれた環境や飼育環境が分かる、安心できるという理由が多くありました。ブリーダーは赤ちゃんから育てているので、そのワンちゃんたちにはとても詳しいはずです。
気になることがあったら気軽に聞けるのも魅力的ですね。
動物保護団体、動物保護施設
・動物の命を大切にしたいと思ったからです(宮城県・50代男性)
・犬の殺処分を減らしたかった(静岡県・60代男性)
・保護犬の里親になりたかった(埼玉県・50代男性)
4番目に多かった動物保護団体や動物保護施設からの譲受では、犬の殺処分数を減らしたいという方がいらっしゃいました。年々、殺処分数は減ってきているものの、保護されているワンちゃんはたくさんいます。
1つの迎え入れ先として今後検討していくのもいいのではないでしょうか。
ここからは、迎え入れ先と一部の理由をまとめて発表します。
その他
・信頼できる所長が経営する訓練所だったから(神奈川県・50代女性)
・新聞広告に乗っていたから(福井県・70代女性)
捨て犬で拾った
・前の犬が死んだ後に迷い込んできたのでそのまま向かい入れた(埼玉県・70代男性)
・夫婦二人では寂しくなった(静岡県・80代男性)
通信販売
・手短に(千葉県・60代男性)
出会った時のエピソードについて
アンケートに答えてくれた皆さんの愛犬と出会った時のエピソードについてお聞きしました。
ペットショップ
・ペットショップで可愛いのに売れ残っていて病気だったら治療してあげたくて迎えました(大阪府・40代女性)
・抱っこさせてもらったら懐いて手放せなくなってしまった(神奈川県・60代男性)
・天使のようだった(静岡県・50代男性)
・目が合ってこの子だと感じたから(愛知県・30代女性)
・一目惚れしました(兵庫県・30代男性)
譲り受けた
・片手に乗るくらい小さくてびっくりした(千葉県・40代女性)
・飼い主が外国に行ってしまう為頼まれて代わりに飼い始めました(神奈川県・70代女性)
・何匹がいた中で、一番賑やかだった(宮城県・60代男性)
・連れて帰るときに車を嫌がったので結構な距離を歩いて連れて帰りました(大阪府・40代男性)
・私の指をペロペロ舐めるのが可愛かった(大分県・70代女性)
ブリーダー
・説明を受けている際にずっと抱っこしてました。(栃木県・20代男性)
・未熟児で引き取り手がいなかった(和歌山県・50代女性)
・出会ってすぐヨチヨチ膝にのってきて決めました(福岡県・50代女性)
動物保護団体、動物保護施設
・保護したい気持ちで見てたら懐いてきたのでそのまま家族にしたくなった(東京都・50代男性)
・暗いゲージの中から、人を見て喜んで飛び出してきた(新潟県・70代男性)
その他
・ドッグスポーツを楽しんでいるので、元気な子を探して出会いました(神奈川県・50代女性)
・生まれてすぐなついてきた(静岡県・50代男性)
捨て犬で拾った
・付いてきて離れない、運命を感じた(静岡県・80代男性)
まとめ
愛犬と出会った場所についていかがでしたか?
51.4%を獲得した『ペットショップ』が一番多い出会った場所でした。
愛犬との出会いは一生に一度です。一回しかない思い出を大切に、日々愛犬に愛情を注いであげてくださいね。
また、これから犬を迎える人はぜひ参考にしてみてください。