チワワのドッグフードまとめ!おすすめのドッグフードと涙やけの原因や対策法は?

パピチワ

チワワは、体重1.5㎏~3㎏ほどの世界最小犬種です。初対面の人へは警戒心が強いですが飼い主に対しては献身的。そんな特徴から日本でも多く飼われています。

寒がりな犬種なので冬にはお洋服を着せてあげる必要があります。毛の量は少なめなのでブラッシングも楽ですし、部屋の中でたくさん遊ばせてあげれば散歩も1日10〜20分くらいで済むので、飼いやすい犬種でもあります。

小型犬の中では長命で、20年生きる子もいるそうですよ。

そんなチワワですが、その小ささから膝蓋骨脱臼になりやすいので滑りやすいフローリングなどに注意してあげることが大事です。他にも、涙やけや肥満にもなりやすいので、特に食べ物には気をつけてあげましょう。

しかし、気をつけると言っても

どんなものを選べばいいの?
涙やけってドッグフードで改善される?
一日にどのくらいの量をあげたらいいの?

などの疑問がありますよね。そんな悩みはこの記事を読んで解決しましょう!

チワワにぴったりなドッグフードやその選び方、ライフステージ別のご飯の量などを紹介しています。さらにチワワで悩みが多い涙やけについての原因や対策、おすすめの化粧水についてもまとめました。

この記事が愛犬との暮らしに役立てたら幸いです。ぜひ最後までご覧ください。

チワワに与える1日の食事量や頻度は?

チワワ

1日の食事量の目安

チワワに与える1日の食事の量は、年齢と体重・活動用などから計算して決まるので、この量を与えなければならないとは決まっていません。

そのための計算方法をいかに記載するので、愛犬のご飯の参考にしてくださいね。

1日の食事量の求め方

1.RER(安静時エネルギー必要量)を求める:RER=70×体重(㎏)の0.75乗
2.DER(1日あたりの必要なカロリー量)を求める:DER=RER(70×体重(kg)の0.75乗)×活動計数
3.1日あたりの給餌量を求める:DER÷フード100g当たりのカロリー×100

ここで使用する活動係数は、犬の状態によって変わります。以下を参考にしてください。

成犬の場合の活動計数

状態 活動計数
成犬 1.8
去勢・避妊 1.6
老犬 1.4
肥満 1.4
減量中 1.0
安静 0.8~1.0
  • 成犬:1歳以上で健康かつ去勢・避妊をしていない
  • 去勢・避妊:健康で去勢・避妊をしている
  • 老犬:小型犬の場合は11歳以上、大型犬の場合8歳以上
  • 肥満:太りやすい、または少し太っている
  • 減量中:ダイエットの必要がある
  • 安静:ケガや病気で動けない

子犬の場合の活動計数

状態 活動計数
離乳~3か月 3.0
4か月~9か月 2.5
10か月~1歳 2.0

妊娠・授乳期間中の活動計数

状態 活動計数
妊娠前期 2.0
妊娠中期 2.5
妊娠後期 3.0
産後授乳期 4.0~8.0
  • 妊娠前期:妊娠1週目~4週目
  • 妊娠前期:妊娠5週目~6週目
  • 妊娠前期:妊娠7週目~9週目
  • 産後授乳期:授乳開始から離乳まで。子犬の数や成長による

1日に与える頻度の目安

チワワの食事の頻度は、1回にまとめて与えるのではなく複数回に分けて与えます。その回数については、チワワの年齢によって異なります。

また、その日の体調などでも変わってくるので、その時々で判断してあげましょう。年齢による食事の回数の目安は、下の表を見て参考にしてください。

成長段階 回数
幼犬(1~6ヶ月) 3~5回
成犬(8ヶ月~6歳) 2~3回
老犬(7歳~) 2~3回

チワワの子犬におすすめのドッグフードは?

子犬のチワワは成長に必要な栄養をたくさん取る必要があるため、栄養価の高いドッグフードを与えるようにしましょう。子犬用または全年齢対象のドッグフードを選ぶようにすれば間違いはありません。

子犬の頃に与えるドッグフードはとても重要です。ものによっては成犬になってから体に異常やトラブルが起こりかねません。

また、ただでさえ消化がしにくい穀類ですが、消化器官が未発達の子犬には特に注意してあげてください。なるべくグルテンフリーのフードにすることをおすすめします。

チワワに合ったドッグフードを選ぶには?

チワワ

高タンパク質・低脂質であること

犬が肥満になると免疫力が低下し、様々な病気にかかりやすくなってしまいます。体重が増えると動きにくくなって運動もしなくなり、悪循環です。

チワワは肥満になりやすいと言われている犬種です。肥満になることで、小型犬に多い「膝蓋骨脱臼」になりやすいことも考えて、体重管理してあげるためにも高タンパク質・低脂質で太りにくい食事を与えてあげましょう。

ただ、高タンパク質も大切ですが、運動量が不足していると体重増加の恐れがあります。きちんと運動をさせてあげることも大切です。

関節をサポートする成分が含まれていること

チワワは小さい体故に骨も細く、膝蓋骨脱臼や骨折をしやすいです。そこで関節サポートをしてくれる成分が入っているドッグフードがおすすめです。

その成分として上げられるのが、グルコサミンやコンドロイチン、MSMなどです。サプリメントなどで補うのもいいですが、毎日の食事で摂取できるならそちらの方がいいですよね。

ドッグフードを選ぶポイントとして、これらの成分が入っているかをチェックしてみてくださいね。

グルテンフリーであること

グルテンは犬にとってアレルゲンとなる可能性もあります。グルテンフリーの食事を与えることで、アレルギーになることを回避することもできます。

チワワにおすすめのドッグフード

natural one(ナチュラルワン)

natural one

無添加の国産ドッグフードにしたいけどどれを選べばいいかわからないという方におすすめなのが「natural one(ナチュラルワン)」です。

natural one(ナチュラルワン)の1か月にかかる平均の食事代は9,400円と、国産ドッグフードと比較して価格が抑えられています。

国産無添加で、食いつきと栄養バランスを追求したドッグフードです。
鶏肉や馬肉、魚肉などたっぷりたんぱく質を取ることができ、野菜も豊富に含まれているので、ビタミンやミネラルも摂取できます。

また、保存料、着色料、酸化防止剤、防腐剤、香料、補助剤、グルテン、オイルコート不使用で身体に優しいレシピとなっています。

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詳しくは、「natural one公式サイト」をご確認ください。

チワワに多い涙やけって何?原因は?

チワワ 

涙やけとは

涙やけとは、目の周りの毛が涙のせいで茶色く変色してしまった状態のことです。

私たちの眼も、犬の眼も、涙の膜で常に覆われていて、眼の表面を外からの刺激から守ったり、血管の代わりに角膜へ酸素を供給し、老廃物を排出したりする役目を担っています。

その涙が眼の表面から溢れてしまうと、犬は目の下にも毛があるので、人間のようにさらっと流れ落ちることはありません。そのため、目の下が常に涙で濡れた状態になります。すると、毛に付着した涙の成分が酸化して赤茶色っぽく変色し、涙やけになってしまうのです。

チワワは瞳が大きくてうるうるしているイメージがありますよね。「可愛い顔なのに毛の色が…」と気になってしまう飼い主さんも多いと思います。

しかも、見た目が悪いだけでなく、放っておくと皮膚炎や細菌感染を引き起こす原因にもなってしまいます。涙やけがある子は早めに対策してあげた方がいいですね。

原因

涙やけの原因

流涙症
結膜炎

涙やけになってしまう主な原因は「流涙症」と「外からの刺激」、そして「水分不足」です。

流涙症

流涙症は、涙の分泌量は増えているのに排出量が減っている、という状態になってしまい、目から涙が溢れてしまう病気です。

涙は涙腺から分泌され最後は鼻腔に流れていくようになっていますが、鼻がつまっているなどの原因から涙がうまく流れないとちゃんと排出することができず、眼を覆っている涙が外側に溢れてしまうのです。

特にマルチーズはもともと鼻涙管が細くて詰まりやすいので、流涙症になりやすい犬種です。

その溢れた涙で毛の色が変色し、涙やけになってしまいます。アレルギー性結膜炎などが原因で分泌量が増えてしまったり、角膜潰瘍、緑内障などの痛みで涙を流してしまったりということが原因で流涙症になることもあります。

外からの刺激

眼球が外側から刺激を受けた場合にも、涙の量が増えて涙やけの原因になってしまうことがあります。

片目だけに涙やけができてしまった場合には、外から何かしらの刺激が与えられたことが原因である可能性が高いです。ホコリ以外にも、ゴミや花粉などが原因で起こることもあります。

水分不足

意外な原因として、水分不足でも涙やけになってしまうことがあります。

「水分が少なければ涙が減って流涙症になりにくいのでは?」と思われるかもしれませんが、水分が足りないと、眼を覆う水分は粘性が高まります。

100mlの食塩水に10gの塩が入っていれば濃度10%ですが、水が減って50mlの食塩水になると塩分濃度が20%になるように、水分が足りないと涙の中のナトリウム、カリウム、タンパク質などの占める割合が増えて、濃度が上がってしまうのです。

粘性の高くなった涙は、鼻の方へ排出された時、鼻づまりを引き起こしてしまう原因になります。そのせいで、涙が外に溢れてしまうのです。

チワワの涙やけ、ふき取り方やケアや対策方法は?

チワワ

涙やけを軽減するためには、根本的な問題の解決が最重要です。

フードが体に合っていないことで涙やけを起こしているケースが多くあるので、まずはフードを変えてみることをおすすめします。涙やけ対策に有効なフードの選び方は、以下で紹介していますよ。

目をかゆがっている場合や、白目が充血している場合は病気の疑いがあります。涙やけと併せて異変が見られるときは、すぐに獣医師さんに相談してください。

ケア・対策方法

目の周りを拭く
マッサージをする
フードを替える
飲み水を変える
獣医師さんにかかる

目の周りを拭く

涙やけが固まっている場合は、十分にふやかしてあげてください。

清潔なコットンにペット用の化粧水や純水ミネラルウォーターをたっぷりと含ませ、愛犬の目をそっと覆います。

コットンを優しく押すようにして、涙やけの部分に液体を十分に染み込ませます。

涙やけが十分に柔らかくなったら、涙やけをふき取ります。この時ゴシゴシこすったり、力を入れすぎたりしないように注意してくださいね。

最後に乾いたコットンで水分をとってあげてください。

マッサージをする

鼻涙管が詰まっている場合は、目元をマッサージしてあげるとよいですよ。

愛犬を後ろから抱えるようにし、目頭から目下にかけての部分を親指で優しく揉むようにマッサージします。

愛犬の目に指が入らないよう、親指は目と平行になるような形で行うことが望ましいです。愛犬が嫌がる場合は、無理に行う必要はありません。

飲み水を変える

涙やけ対策には、根本的な問題の解決が最重要です。

フードが体に合っていないことで涙やけを起こしているケースが多くあるので、まずはフードを変えてみることをおすすめします。

目をかゆがっている場合や、白目が充血している場合は病気の疑いがあります。涙やけとあわせて異変が見られるときは、すぐに獣医師さんに相談してください。

獣医さんに相談する

涙やけは命に関わる症状ではないですが、放っておくと細菌感染を起こし皮膚炎を患うこともあります。

大丈夫だろうと考えるのではなく、動物病院を受診することをおすすめします。

チワワが気を付けたい他の病気は?

「涙やけ」以外で気を付けたい病気は、上記のドッグフードの選び方でもお伝えした「膝蓋骨脱臼」です。

膝蓋骨脱臼とは?

膝蓋骨脱臼とは、膝関節である膝蓋骨(パテラ)が正常な位置から外れてしまうことを指します。いわゆる「ひざのお皿」が脱臼してしまう状態のことです。

小型犬であるチワワは、骨の弱さや形成異常が発生しやすい傾向にあるので、ジャンプや激しい運動で脱臼してしまうケースが多いと言われています。

膝蓋骨脱臼で痛みを引き起こしている場合、ふらついた歩行が見られたり、跛行(びっこ歩き)を引いている様子が見られますよ。

原因は?

膝蓋骨脱臼の主な原因は、遺伝的な要因である「先天性」と、成長する過程で起こる「外傷的」の2つの要因から発症します。

「先天性」の場合は、飼育を決める前に親が膝蓋骨脱臼の病気を持っていないかを確認することでわかります。「外傷的」の場合は、チワワの体に負担のかかる生活環境や激しい運動、食べすぎによる肥満などによって発症します。

重度の脱臼では手術をしなければならない場合もあり、そこまで悪化させないためにも日ごろから意識して予防することが大切になります。

どう予防すればいい?

チワワが膝蓋骨脱臼をとならないためには、「適切な飼育環境の提供」「適度な運動と体重管理」の2つが重要になります。

適切な飼育環境の提供

「適切な飼育環境の提供」では、ツルツルしたフローリングにマットを敷いたり、高い所からジャンプさせないために足場となるものを置かないなど、チワワの膝関節が負担軽減できるような環境を作ってあげるといいでしょう。

適度な運動と体重管理

「適度な運動と体重管理」は、負担とならない程度の適度な運動で筋肉をつけたり、太りすぎないよう食時管理を徹底することを意識しましょう。高タンパクな食事や関節ケアのサプリなどを活用し、適切な食事量を与えるようにしてくださいね。

定期的に獣医師さんの診察を取り入れることで、膝蓋骨脱臼の早期発見や予防をすることができますよ。チワワを飼育する際は、歩行やしぐさを気にかけるようにしてくださいね。

チワワがご飯を食べない!なぜ?

チワワ

原因と考えられること

人間の食事の味やおやつの味を覚えてしまったことが原因として考えられます。

人間の食事を与えたり、おやつをあげたりを繰り返したことで、「ご飯を食べないともっと美味しいものがもらえる!」と学習してしまったのかもしれません。

もしドッグフードを食べないのであれば、早めに下げるようにしてください。

出しっぱなしにしておくと、不衛生ですし、「ご飯を出されてもすぐに食べなくていいんだ」と勘違いさせてしまうからです。

対処法

「食事から美味しそうな匂いがしない」「ドッグフードの硬さや形状が気に入らない」といったことが考えられます。

まずはドッグフードにササミなどを混ぜて与えてみて、食欲が改善されるかを確認してみてください。新鮮な生肉を原材料に利用しているドッグフードに切り替えるのも手ですよ。

硬さや形状が気に入らないようであれば、半生タイプのものに切り替えるか、お湯を少し混ぜて与えてみてください。

涙やけ対策で、見た目の美しさも健康も手に入れる

チワワ

ここで紹介したドッグフードは、ホームセンターなどで販売されている一般的なものよりも動物性タンパク質を多く含んでいます。動物性タンパク質は、犬のからだをつくる最も重要な成分です。

どれも良質な食材を使用しているので、涙やけの対策だけではなく、健康的で美しい体づくりに適していますよ。

また、チワワを長生きさせるには、子犬の頃から適正体重を把握し維持することが大切です。愛犬の食事も健康も管理してあげられるのは飼い主であるあなただけです。

与える食事に気をつけて、チワワとの充実した日々を楽しんでくださいね!

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