犬のプーリーの性格、体高や体長、価格は? 飼うならブリーダー?散歩は?

プーリー

プーリーという犬種をご存知ですか?顔の表情が見えないほど長いコード状の毛に全身覆われていて、ユーモラスな姿をした犬種です。

この記事では、プーリーの性格や体高や体長、販売価格、飼う方法や散歩についてまとめました。一度見たら忘れられない愛らしさに加えて知能が高く、飼いやすい犬種ですよ。

プーリーの性格は?

プーリー
性格は好奇心旺盛で、羊の群れを追い回せるほど足が速くパワフルです。頭がよく、物覚えがとても良い犬で、飼い主や家族に慣れてくれますよ。頼りがいのある犬ですが、プライドが高い部分や寂しがり屋なところがあり、褒めて欲しい、いつも家族と一緒にいたいと甘える部分があります。

 

プーリーの体高や体長は?

プーリー

プーリーの原産はハンガリーで、牧畜犬として活躍していました。羊の群れを追い、群れから外れた羊を見つけるとその背中に飛び乗って群れへ戻す役割を果たしていました。足が長くない犬ですが、走るのはとても速く、パワフルで持久力に富んだエネルギッシュな犬です。

体高は40~43cm、体重は10~15kgの中型犬です。寒さから身を守るため、毛は二層構造になっており、コード状の毛は地面に着くほど長いのです。同じハンガリー原産の犬には、コモンドールがいます。モフモフした毛が似ていますよね。

プーリーを飼うならブリーダー?価格は?

プーリー
日本国内にプーリーのブリーダーはいないので、日本では輸入されたプーリーが売られています。ペットショップでもブリーダーでも、注文すると「輸入する」もしくは「輸入された犬を探す」ところから始めてくれますよ。プーリーの価格は手間が掛かれば掛かるほど高くなるので、仲介者が多いペットショップより、ブリーダーの方が安価になることが多いです。価格の目安は30~60万円程といわれています。

どこの国から輸入するかによって、子犬を飼えるか成犬で飼うことになるかが決まります。アメリカやイギリスでは飼われている頭数が多いのですが、生後1年以上の犬でないと輸入することができません。狂犬病が発生していないオーストラリアやニュージーランド、アイスランドから輸入する場合は子犬でも輸入が可能ですよ。

海外と繋がりがあるブリーダーやペットショップに依頼して輸入してもらう方法以外では、自分で渡航し、海外のペットショップ等で犬を購入した後、検疫をクリアして日本へ連れて帰る方法もあります。犬の値段に加え、輸送費用、動物病院で受ける健康診断や予防接種の費用、検疫に掛かる費用や渡航費用などが必要になるので、かなりの金額がかかりますよ。

プーリーを飼う際の注意点は散歩?

プーリー
目が輝いていて人好きで、元気に走り回るプーリーが理想的です。子犬の頃の毛はフサフサしていますが、成長するにつれて下毛が上毛に絡まって縄のようなコート状になっていきます。毛の状態もよく見て選びたいですね。スタミナ抜群で、走るのがとても速い犬なので散歩はハードかもしれません。1日60分以上の散歩が必要なので、飼い主にもスタミナと時間が求められます。

トリミングは不要ですが、毛は長く地面に着くほど伸びますのでブラッシングが毎日必要になります。週1回は30分以上かけた入念なブラッシングをしてあげてくださいね。散歩すると毛をひきづるので毛先が汚れます。このお手入れも毎日必要になります。

プーリーを飼ったら毛の手入れを

プーリー

束になった毛を一本ずつほぐすときは、自分の手を水で濡らしてください。根元で絡んでいたり、2〜3本まとまっていたりするのを、根元の太さで直径2cm(手の親指)程度を目安に裂きます。ただ、決して細かく裂きすぎないよう注意してください。1本が細いと思われる場合、裂かずに1〜2本まとまって絡むのを待ちます。裂くときは必ず裂け目(地肌)がしっかり見える様に裂いてくださいね。地肌が見えていないと、中でムレて皮膚病などの原因になることがあるからです。

耳やしっぽ等は、特に注意して作業が必要になります。テレビを見ながらでも行えるので、スキンシップを兼ねて行うのがオススメですよ。

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