犬の心臓病は先天性の心臓病である「心室中隔欠損症」や「大動脈狭窄症」、心筋の異常による「心筋症」、感染症が原因である「フィラリア症」などがありますが、最も多く見られるのが弁膜症の一つである「僧房弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」です。僧帽弁逆流や僧房弁閉鎖不全症は共に弁膜症に含まれ、ほぼ同じ病気を指します。
この記事では、犬の心臓病として代表的な僧房弁閉鎖不全症について、原因や症状、ケア方法や手術関連情報などをまとめました。
愛犬の健康について悩んでいませんか?
犬を飼っていて、特に健康についての悩みはありませんか?
多くの飼い主様が、涙やけや毛のツヤ、口臭について悩んでいます。
もし同じようなお悩みがあるなら、一度ドッグフードを見直してみるといいでしょう。
例えば、獣医師の94.4%が推奨する無添加ドッグフード『natural one』なら、新鮮な生肉を50%以上使用し、栄養バランスにも気を遣っているので、健康な毛並みを維持することができるでしょう。
目次
犬の心臓病、原因は?
犬の心臓病である僧房弁閉鎖不全症は、心臓の中にある「僧房弁」という弁がうまく閉まらなくなる状態です。
血液が逆流するために心臓により大きい負担がかかり、心不全や肺水腫などを引き起こします。加齢とともに増える傾向にありますが、この病気の原因はまだはっきりとしていません。特に、高齢の小型犬やキャバリアで発症しやすい病気です。
犬の心臓病、症状は?
初期症状はほとんどなく、多くは健康診断で心雑音が見つかり、検査の結果、病気が発見されます。初期症状は、元気がない、疲れやすい、食が細くなったなど、加齢による変化と見分けがつきづらいのです。
進行すると代表的な症状である「響くような咳」が出るようになります。また、散歩を嫌がる、意識が鈍くなる、お腹が膨らんでくる、失神、チアノーゼ(舌の色が紫色になる)などの症状もみられます。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
チアノーゼとは血液中の酸素の量が少なくなり、皮膚が紫色になることです。わんちゃんでは被毛によって皮膚が隠れていますので、舌の色で確認されることが多いです。
犬の心臓病は治療できる?どんな薬?
進行性の病気なので完全に治すことはできませんが、投薬、食事、運動制限などで症状を軽減し、病気の進行を遅らせることができます。
投薬の場合、多くはACE阻害薬という薬が使われます。血液が逆流するようになると、心臓はいつも以上に血液を送り出そうとします。しかし、ACE阻害薬を使用することで、血管を広げて血液の流れを調節します。その結果、血圧を下げたり、心臓を休めることができます。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
心臓病の薬には利尿薬を処方されることもあります。体に溜まった水分を排出することで、心臓にかかる負担を減らします。
犬の心臓病、食事でケアする方法は?
食事で症状の進行を遅らせるためには、塩分を摂取し過ぎないように栄養バランスを考えて食事を与えるように指導されます。塩分を摂り過ぎると体内に水分が溜まりやすくなり、血液量も増すため、心臓に負担がかかってしまうのです。
また、食事でのケア中は人が食べる食事を与えたり、偏った栄養のフードばかりを与えたりしないように気をつけてくださいね。
愛玩動物看護師 渡邉鈴子さん
心臓病用のペットフードは塩分管理がされているのでそちらを利用するのがおすすめです。
犬が心臓病にかかったら寿命は?
症状の進行度合いや犬種にもよるため、一概にはいえませんが、早期発見・早期治療できれば、10歳以上まで生きることができる可能性もあります。
犬の心臓病は手術もできる?
まだあまり一般的ではありませんが、犬の心臓病は手術ができるようになってきました。機能が弱まった僧帽弁を縫って締まりをよくしたり、人工弁に置きかえたりする方法での手術となります。
ただしデメリットもあります。心臓を止めて行う大掛かりな手術なので、命の危険が伴います。まだまだ一般的な手術ではなく、実施できる病院はごく一部に限られているので、100万円以上の費用がかかることもあります。
犬の心臓病、術後の注意点は?
心臓に負担をかけないようにするため、激しい運動や過度な塩分摂取を避けましょう。大切なのは、飼い主自身が明るく前向きに日々を過ごし、犬にストレスをかけないことです。
愛犬が心臓病になったショックや不安から、運動や食事に対して過度に敏感になると、かえって犬にストレスを与えてしまう可能性もあります。できるだけ普段通りに振る舞い、愛犬にストレスをかけないようにできるといいですね。
犬の心臓病は、早期発見が寿命を延ばすことにつながる
犬の心臓病は老犬や小型犬がかかりやすいといわれていますが、全ての犬にかかる可能性がある病気です。
早期に発見できれば治療により症状の進行を遅らせ、寿命を延ばすこともできます。そのためにも愛犬の日々の変化を注意深くみてあげることが大切ですね。また年に1回は健康診断を受けておくと、早期発見・早期治療ができますよ。
愛犬といつまでも健康に過ごすために…
フード選びが愛犬の健康の鍵!
愛犬が健やかに暮らすためには、毎日の食事がとても重要です。ワンちゃんも私たちと同じように、日々の食事が健康に大きく影響します。適切なフード選びで、病気のリスクを低減し、医療費の負担も軽減できます。
多くの飼い主さんが、愛犬との楽しい時間にお金を使いたいと思っていますよね。そのためにも、毎日の食事から愛犬を守ることが大切です。
慎重にドッグフードを選んで、愛犬が長く健康でいられるようサポートしましょう!
どのドッグフードがベスト?
結論から言えば、総合栄養食で全ライフステージに対応している「natural one」がおすすめです!
「natural one」は子犬からシニア犬まで、あらゆるライフステージで安心して与えられるフードです。
多くのドッグフードはライフステージに応じて選ぶ必要がありますが、「natural one」なら、その手間が不要。ドッグフードを切り替える際のストレスや体調不良のリスクも回避できます。
また「natural one」なら、成長に合わせたフード変更の悩みを解消できます。さらに、AAFCOの基準を満たした総合栄養食なので、水と「natural one」だけで、1日に必要な栄養素をすべて摂取できます。
「natural one」のおすすめポイント
数ある高品質なドッグフードの中で、「natural one」を選ぶべき理由をご紹介します。
①食いつきと栄養バランスが抜群
「natural one」は、97%のペットオーナー様から食いつきが良いと高く評価されています。新鮮な生肉を50%以上使用しているため、嗜好性が高く、ワンちゃんの健康な体作りに最適です。
お肉だけでなく、野菜や果物、雑穀も含まれており、ビタミンやミネラルが豊富です。腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維も配合しており、免疫力の向上に貢献します。
②94.4%の獣医師が推奨
「natural one」は、94.4%※の獣医師が推奨するドッグフードです。食いつきの良さ、厳選した原材料、栄養バランスに優れ、愛犬に安心して与えられます。
③お試ししやすい
「natural one」は、定期購入に縛られることなく、1回だけのお試し購入も可能。さらに、初回割引もあり、お得に試せます。2回目以降も割引が適用されるため、継続がしやすいのも魅力です。