日本テリアは、テリア種のなかで唯一日本で品種改良された犬種のため、その名がつけられました。
大正時代は「神戸テリア」と呼ばれ、神戸で女性を中心に人気がありました。
この記事では、日本テリアの性格や特徴、しつけや寿命、飼い方について紹介します。
犬を迎える前に知っておくべきこと
犬を迎える前に最も重要なことの一つが、ドッグフード選びです。
選んだドッグフードによって、愛犬の健康状態や病気のリスクが大きく異なり、それに伴う医療費も変わってきます。
ドッグフード選びに失敗すると、以下のような問題が発生することがあります。
・成分を確認せずに購入した結果、アレルギーを発症した。
・品質の低いドッグフードを与え、愛犬の健康に悪影響を与えた。
・ライフステージに合わないフードを選び、肥満や栄養不良を招いてしまった。
このような失敗を避けるためにも、ドッグフード選びには慎重さが求められます。
適切なフードを選ばないと、愛犬の身体に負担をかけ、結果的に高額な医療費がかかる可能性があります。特にペット保険に加入していない場合、治療費が高額になることもあります。通院、手術、入院などが必要になると、数十万円の費用が発生することも珍しくありません。
飼い主として病気を未然に防ぐためにできる予防策のひとつは、毎日与えるドッグフードにこだわることです。適切な栄養を摂取し、適度な運動を行うことで、愛犬の健康を保つことができます。
しかし、ドッグフードの種類が多すぎて、何を選べばいいか迷うこともあるでしょう。そんな方におすすめなのが、「natural one(ナチュラルワン)」です。
natural oneは合成添加物不使用で、愛犬の身体に余計な負担をかけません。また、オールステージ対応なので、子犬からシニア犬まで安心して与えることができます。
もしドッグフード選びに迷っているなら、natural oneをぜひお試しください。
目次
日本テリアの特徴は?
特徴
体高 30〜33cm
体重 5〜6kg
被毛 短毛
被毛カラー 部位別にブラック、タン、ホワイトなど
日本テリアは体高30〜33cm、体重5〜6kgほどの小型犬に分類されます。
見た目
日本テリアの見た目は、引き締まった体にすらりと伸びた足が特徴的です。表情は女性的でかわいらしい印象を与えます。動きは機敏で、走りが早くジャンプ力もあります。
被毛
日本テリアは、ボディカラーが特徴的です。頭部がブラック、タン、ホワイトの3色であり、ボディはホワイトを基調としブラック・スポット、ブラック・マーキング、タン・マーキングが入っています。
日本テリアの性格は?
性格
パワフル
穏やか
甘えん坊
機敏
テリアは本来、ネズミやもぐら、キツネなどの小動物を狩る猟犬でした。小さな体からは想像できないほどパワフルで活動的です。
足が速く素早い動きをしますが、日本テリアは他のテリア種とくらべて狩猟欲が少ないので、明るく活発な性格ながら比較的穏やかな性格をしています。
飼い主と触れ合うことが大好きで甘えん坊な一面があり、飼い主と一緒に寝たり触れ合うと喜びます。
日本テリアの散歩や運動、しつけは?
散歩や運動
日本テリアは多くの運動量を必要としません。室内で自由に遊ばせてあげるだけで充分です。
ただ、社会性を養うためにも定期的に散歩は取り入れましょう。他の動物や人間と触れ合わせることが重要になります。
短毛で寒さに弱いので、冬場以外で比較的暖かい日に外出しましょう。気分転換にドッグランなどで遊ばせてあげてくださいね。
しつけ
小型犬である日本テリアは、他のテリア種と違って穏やかさがあります。頑固さもあまり見られないので、しつけはそこまで難しくないでしょう。
ただ、テリアらしい鋭い感覚と警戒心を持っていますのでよく吠えます。無駄吠えしないようトレーニングする必要がありますよ。
動きだけでなく心も機敏なので、トレーニングは落ち着いて行うようにしてください。
子供とも仲良くでき、リードがなくても見失うことはありません。トレーニングを行えば、ドッグスポーツを楽しむことができる、賢さも持ち合わせていますよ。
日本テリアの寿命や病気は?
寿命
12〜14年
日本テリアの平均的な寿命は12〜14年といわれています。小型犬としては平均的です。
あくまで平均であるため、個体によって異なります。適切な飼育環境、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、定期的な健康管理などは寿命を延ばす上で重要です。
病気
膝蓋骨脱臼
股関節形成不全
白内障
日本テリアは個体数がとても少ないため、病気に関する情報が充分ではありませんが、「膝蓋骨脱臼」「股関節形成不全」「白内障」などには注意しておきましょう。
膝蓋骨脱臼
膝のお皿が正常な位置から脱臼してしまう関節病の1つです。小型犬は犬種の中でもなりやすいと言われています。肥満になると膝に負担がかかり発症する確率も上がるので、体重管理や栄養のある食事が重要になります。
股関節形成不全
股関節の骨の形が変形してしまう関節の病気です。変形した箇所が嚙み合わず炎症を起こし、痛みで動くのを嫌がるようになります。肥満や激しい運動で発症するので、飼い主さんの健康管理が大切になります。
白内障
白くなって濁ることで視力が低下する目の病気です。原因は様々で予防は難しいため、早期発見で進行を遅らせるしかありません。「物にぶつかることが多くなった」「壁沿いに歩くようになった」といった様子が見られる場合は疑ってみてください。
定期的に健康診断を受けることで、小さな変化を見逃さないようにするのが一番の健康管理です。色々と相談できる獣医さんを家の近くで見つけておくことも大切なポイントです。
日本テリアの飼い方は?
飼育環境
日本テリアは室内で飼育しましょう。被毛が短いため、寒さに弱い犬種です。冬は気温の低い日は無理して散歩をせず、洋服を着せるなど、防寒対策が必要ですよ。
ケガなどをしないよう、滑りやすいフローリングにはカーペットを敷いてあげてください。また、高いところへ上らせないよう家具の配置にも気を付けましょう。
揃えておくもの
ケージ
トイレ用品
食器類
首輪やリード
ケア用品
日本テリアとの生活をより快適なものにするために、「ケージ」「トイレ用品」「食器類」「首輪やリード」「ケア用品」を揃えるようにします。
お手入れについて
被毛ケア
シャンプー
耳掃除
歯磨き
爪切り
日本テリアは被毛が短いため、こまめなブラッシングは必要ありません。たまのブラッシングに加えて、やわらかいタオルなどでマッサージをしてあげてください。
シャンプーは月に1回を目安に取り入れましょう。
耳掃除や歯磨きなどは定期的に確認し、汚れていれば取り除くようにしてくださいね。
日本テリアにおすすめのドッグフードは?選び方は?
ドッグフードをメインで与えたい場合は、「総合栄養食」と表示されているドッグフードを選びましょう。これは水と一緒に与えるだけで、健康が維持できるドッグフードのことです。選ぶ際は原材料を必ず確認しましょう。主原料が「肉類」であることが望ましいですよ。
手作り食をメインで与えたい場合は、「一般食」と表示されているドッグフードがおすすめです。いわば「おかず」のようなものであり、トッピングとして利用することで手軽に栄養を追加することができます。
食事量
ドッグフードの裏面に記載されている量をあげるようにします。ただ、体重との換算表は、愛犬が「理想体型」であることを前提としているので、太っている子や痩せている子は量の調整が必要となります。
フードを選ぶときのポイントは?
日本テリアは小型犬種で、活発で忠実な性格を持ちます。彼らのために適切な栄養を提供するためには、高品質なドッグフードを選ぶことが重要です。
以下に、一般的におすすめされる日本テリア向けのドッグフードの特徴をいくつかまとめました。
小型犬向けのフード
日本テリアは小型犬種なので、小型犬向けのフードを選ぶことが理想的です。
小型犬用のフードは彼らのエネルギーレベルと栄養ニーズに合わせて調整されています。
高品質なタンパク質源
フードの主成分として高品質なタンパク質源を含むものを選びましょう。
鶏肉、牛肉、魚などの動物性タンパク源が適切です。タンパク質は筋肉の発達や健康な皮膚と被毛を維持するために重要になります。
バランスの取れた栄養素
フードがバランスの取れた栄養素を提供していることを確認しましょう。
ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸などが適切な量で含まれているかをチェックしてください。
無添加や天然成分
フードが無添加や天然成分を使用しているかを確認しましょう。防腐剤や人工的な添加物が最小限であることが望ましいです。
日本テリアにおすすめのドッグフードは?
無添加の国産ドッグフードにしたいけどどれを選べばいいかわからないという方におすすめなのが「natural one(ナチュラルワン)」です。
natural one(ナチュラルワン)の1か月にかかる平均の食事代は6,500円と、国産ドッグフードと比較して価格が抑えられています。(日本テリア・3㎏成犬を想定)
国産無添加で、食いつきと栄養バランスを追求したドッグフードです。鶏肉や馬肉、魚肉などたっぷりたんぱく質を取ることができ、野菜も豊富に含まれているので、ビタミンやミネラルも摂取できます。
また、保存料、着色料、酸化防止剤、防腐剤、香料、補助剤、グルテン、オイルコート不使用で身体に優しいレシピとなっています。
詳しくは、「natural one(ナチュラルワン)公式サイト」をご確認ください。
日本よりヨーロッパで人気の犬種
いかがでしたでしょうか?
戦前は非常に人気があった日本テリアですが、戦後は洋犬が人気になったことで絶滅寸前といわれるほどに数が減少してしまいました。
日本原産の犬ながら、日本ではほとんど知られていません。最近はヨーロッパでブリーダーが登場し、都会暮らしにフィットする家庭犬として人気を集めています。小型犬を飼う検討をされている方は、希少種である日本テリアにも注目してみてくださいね。