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人間の子供に反抗期があるように子犬にも反抗期があります。
子犬の反抗期はしつけで直すことができますよ。
この記事では、子犬の反抗期の特徴や注意をまとめました。
反抗期って何?
子犬の反抗期は、新しい環境や生活に慣れ始める時期です。
今までやって良いことと分かったことを、さらに踏み込んでやってみて、どこまでやっても良いのかを確認する行動を取るようになります。
さらに、反抗期の子犬は本能的に集団の中のリーダーになりたいと思います。
飼い主さんよりも優位に立ちたいと思い、飼い主さんに反抗するようになりますよ。
反抗期はいつ?
反抗期が始まる時期
小型犬 | 生後4~6ヶ月 |
---|---|
大型犬 | 生後9~12ヶ月 |
子犬の反抗期は、小型犬で生後4~6ヶ月、大型犬で生後9~12ヶ月で始まります。
子犬の反抗期の期間は一般的に、短ければ数ヶ月~半年、長ければ10ヶ月~1年程度です。中には反抗期が全く来ない子もいますよ。
子犬の反抗期によくみられる特徴は?
指示を聞かない
マーキング
トイレの失敗
無駄吠え
指示を聞かない
子犬が反抗期に入ると、「指示を無視する」「食器やおもちゃを取り上げると反抗する」「散歩中に好き勝手な行動をする」「一度くわえたものを離さなくなる」などの問題行動を取るようになります。
マーキング
子犬は反抗期に入ると、自分の縄張りを主張するためにマーキングをするようになります。
室内では、臭いをつけるためにわざと「カーペット」「マット」「布団」などの布製品の上にオシッコをしますよ。
反抗期の子犬は散歩中にもマーキングをします。犬のトイレは散歩中1回すれば十分なので、それ以降はマーキングの可能性が高いです。
トイレの失敗
反抗期になると、以前まではしっかりトイレができていた子が、突然トイレシートとは別の場所でするなどのトイレの失敗を繰り返すことがあります。
トイレの失敗も飼い主さんに対する愛犬の反抗の1つです。 どこまでの反抗が許されるのかを試すために、わざとできないふりをしますよ。
無駄吠え
子犬は反抗期に入ると、物音や見知らぬ人、動物などに敏感に反応し、無駄に吠えるようになります。
反抗期の犬の無駄吠えの理由は、愛犬が飼い主さんよりも優位な立場に立ちたいと思うからです。
子犬の反抗期、しつけはどうすればいい?
しつけは、まだ飼い主さんにとっての悪い習慣が身についていない子犬の時期にすることが必要です。
愛犬が「指示の無視」「マーキング」「トイレの失敗」「無駄吠え」など問題行動を起こした場合は、「いけない」「ダメ」「ノー」と短く大きな声で、根気よく言い聞かせてしつけすることをおすすめしますよ。
愛犬が混乱しないように、叱る言葉は家族やパートナーで1つに統一すると良いですね。
飼い主さんの言うことを聞けたときには、褒めてあげることがポイントです。
より具体的な子犬のしつけ方法はこちらの記事で詳しくまとめています。
子犬の反抗期、どのようなことに注意が必要?
動揺しない
甘やかさない
叱らない
動揺しない
しつけをする際に、飼い主さんがうろたえたり、動揺したりしてしまうと愛犬に感情が伝わってしまいます。
反抗期がひどくなる可能性もあるので、堂々とした態度で接することをおすすめしますよ。
甘やかさない
反抗期に愛犬を甘やかしてしまうと、反抗期が長引いてしまったり、主従関係が崩れて飼い主さんの指示を全く聞かなくなったりします。
ダメなものはダメときっぱりと教えてあげることをおすすめしますよ。
この時期に甘やかすと、悪い習慣が身につき、成犬になってからのしつけが難しくなってしまいます。
叱らない
噛みつきや公共の場での無駄吠えなど、すぐに止めさせるべき問題行動以外は叱らないことをおすすめします。
なぜなら、叱られることで子犬が「飼い主さんが喜んでいる」と勘違いをしてしまうことがあるからです。
また、人におびえるようになったり、ストレスになったりすることもありますよ。
反抗期の子犬が問題行動を起こした場合は、無視をすることをおすすめします。子犬は何も起きないとわかると、次第に問題行動を止めるようになります。
愛犬にとって重要な反抗期
反抗期は人間と同じように、愛犬にとっても重要な成長の機会です。
反抗期は手のかかる事が多いですが、感情的にならず、愛犬の大切な成長段階をよく理解して、信頼関係を作ることをおすすめしますよ。