柔らかいじゅうたんのような艶やかなブルーの被毛と、エメラルドグリーンの目が魅力的なロシアンブルー。
品のある姿からロシアの歴代の皇帝に愛されてきました。
この記事では、ロシアンブルーを飼うときの入手先であるペットショップ、ブリーダー、里親制度それぞれの特徴をまとめました。
ロシアンブルー、ペットショップで探す
ロシアンブルーを探すうえで、一番簡単にアクセスできるのはペットショップです。街中にあり気軽に立ち寄れて、様子をみることができますね。
お近くのペットショップにロシアンブルーがいなかったとしても、問い合わせれば取り寄せてもらえることもできますよ。飼育に必要なグッズを、店員さんにアドバイスをうけながら一緒に購入できるのも大きなメリットです。
ただし、ペットショップから購入する場合は、血統がはっきりしないケースが多いです。遺伝病を持っているかどうかなど詳細を確認することは難しいです。
加えて、展示されているため毎日多くの人に接したり触られることからストレスを抱えてしまい、健康状態に影響が及んでいることもあります。
気に入った猫に出会えたら、購入する前に抱っこをして、ボディチェックをしてから決めてみてください。
ロシアンブルー特有のじゅうたんのような被毛の肌触りを直接確認することも大切ですよ。
ロシアンブルー、ブリーダーから譲り受ける
ロシアンブルーは人気の猫種なので、ロシアンブルー専門のブリーダーも全国に多数存在しています。ネットで検索してみて、まずは自宅の近くから調べてみてください。
「東京猫ハウス」や「みんなのロシアンブルー子猫ブリーダー」などのWebサイトは情報が充実していておすすめです。ホームページに書いてある事はしっかり読んで、勉強することが大切ですよ。
ブリーダーから購入するメリットは、「血統がはっきりしているため遺伝病のリスクが低い」「直接やりとりをするためペットショップを通すマージンがかからない」です。
ただし、血統書が付いている分、高めの価格設定であることも少なくありません。
ブリーダーを選ぶときは、ブリーダーとの相性が大切ですよ。
電話やメールでコミュニケーションを重ね、まずは信頼できるブリーダーか、相性が合うかを確認するところからはじめるのをおすすめします。
購入する前にかならず直接会い、猫にも会わせてもらいます。育てているロシアンブルーに愛情を持って接しているかもチェックしてくださいね。
信頼関係の築けるブリーダーに出会うことができれば、購入した後も関係を続けることができます。譲り受けた猫の成長をともに喜び、困ったときにも相談できる心強いパートナーになってくれますよ。
一部には「パピーミル」と呼ばれる悪徳ブリーダーもいるので注意が必要です。パピーミルはペットのことを商品としか見ておらず、
劣悪な飼育環境で子猫を育て、体調不良になったら殺処分したり、捨てたりするという、動物に対して大変可哀想な扱いをします。
パピーミルは子猫を繁殖させることを目的しているため、ペットに対しての深い知識を持ち合わせていなかったり、飼育環境を見せたがらないという傾向があります。
パピーミルを避けるためにも、ブリーダーとのコミュニケーション量を増やしてから迎え入れるかを決めてくださいね。
ロシアンブルー、里親になる
里親制度を利用して、里親になるのも一つの方法です。
里親になる場合、条件は譲り受ける相手や猫それぞれで異なりますが、基本的にはワクチン接種の代金などの最低限の費用のみ、新しい飼い主が負担する場合が多いようです。
しかし純血種であるロシアンブルーは、あまり里子に出ていません。里親制度で出会うのは難しいかもしれませんね。
インターネット上の里親募集の掲示板やサイト、動物保護の団体などの情報をマメにチェックと出会えるかもしれません。
タウン誌、地域で配られる情報誌などアナログな情報も継続して確認してみてくださいね。
多くのロシアンブルーと出会ってから決めるのがポイント
ロシアンブルーの迎え入れ先にはそれぞれに良いところがあります。自分にぴったりのロシアンブルーを迎え入れるためには、たくさんのロシアンブルーに直接会って、抱っこしてみることが一番です。
素敵な出会いがありますように。ロシアンブルー関連の記事も併せて参考にしてみてくださいね。