猫も人間同様しゃっくりをします。初めて猫のしゃっくりを体験した飼い主さんは、急な猫の行動に焦るかもしれませんが、落ち着いて対応すれば大丈夫ですよ。
この記事では、猫のしゃっくりの特徴や原因、対処法や対策についてまとめました。
猫のしゃっくりの特徴
猫のしゃっくりは、ヒックヒックと声をだしたり、お腹のあたりがビクッビクッと波打つような動きを見せたりします。大人の猫よりも子猫に多く見られ、長くても1日以内に止まります。猫のしゃっくりは咳や、毛玉を吐き出そうとする仕草と似ているため見分けがつきづらいです。
猫のしゃっくりの原因
猫のしゃっくりも人間同様、食べ過ぎや早食いによって横隔膜が直接刺激を受けて痙攣することで起こります。人間と違うのは、脳の疾患や呼吸器疾患、腹部疾患などが原因となってしゃっくりが起こる点です。
猫しゃっくりの止め方
猫のしゃっくりはしばらくすると止まることが多いため、少し様子を見ても問題はありません。なにか対処したい方は、水を飲ませてあげましょう。しゃっくりを止めることができるかもしれません。猫の胸あたりを少しおさえるように撫でてあげるものおすすめです。
猫のしゃっくりが止まらないときの対策
しゃっくりの原因を突き止めるため、しゃっくり前後の行動をチェックする必要があります。頻繁にしゃっくりをする場合は、病気の可能性が高いので病院を受診しましょう。食後にしゃっくりがおこる場合、食事の見直しを行う必要があります。
食事の量の見直し
餌の量が多すぎるとしゃっくりがおこります。まず、1日の餌の量が適量であるか確認しましょう。目分量で餌を与えると、餌の量が多くなってしまいます。毎回計量をしてから与えるようにしてください。1日の量に問題がなければ、1回にたくさん食べさせしまっていることが原因かもしれません。1日の餌の量は変えず、1回の餌の量を減らし、回数を小分けにしましょう。
餌の時間間隔調整
餌と餌の間隔が長いと、猫が空腹になり、餌を食べるスピードが上がります。早食いをするとしゃっくりが起きやすいため、量の調整同様、1回の餌の量を減らし、回数を小分けにしてみましょう。1日の食事量を変えてしまうと肥満につながるので、量は変えないようにしてくださいね。
餌の大きさの見直し
粒の小さい餌だと噛まずに飲みこんでしまい早食いとなり、しゃっくりを引き起こします。対策として、大きめの粒のフードを選ぶようにしましょう。最近では早食い防止用の食器も売っているので、食器を変えるのもおすすめです。
猫のしゃくりが止まらないときは生活習慣の見直しを
猫のしゃっくりは食事が原因となって起こることがほとんどです。しゃっくり自体悪いことではありませんが、食事の見直しなどの対策は行うようにしてくださいね。猫がストレスなく日々を過ごせるようになると、飼い主さんも楽しいペットライフになりますね。