コーニッシュレックス、特徴と性格、価格は? ブリーダーから?病気は?

コーニッシュレックス

イギリスで突然変異的に発生した、珍しい巻き毛が特徴のコーニッシュレックス。争いごとを嫌う物静かで飼いやすい猫種ですよ。

この記事ではコーニッシュレックスの特徴や性格、価格についてまとめました。

コーニッシュレックスの特徴は?

コーニッシュレックス

特徴

体重 3~4kg
体型 オリエンタル型
被毛 ウェーブ
被毛カラー ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、チョコレート、クリーム等

コーニッシュレックスはイギリスで突然変異的に発生したとされ、スレンダーな体つきで体重3~4kgが標準的な猫です。

見た目の特徴

コーニッシュレックスはオリエンタル型と呼ばれる全体的に長くほっそりした体型をしています。顔は逆三角形に似た卵型で、顔のサイズの割に大きな耳が印象的です。

被毛の特徴

コーニッシュレックスの最大の特徴は、全身の短く縮れた毛です。色はブラック、ホワイト、レッド、ブルー、チョコレート、クリームなどがあり、模様も多種多様。飼い主の好みによって、好きなカラーや模様が選べますよ。

コーニッシュレックスはどんな性格?

コーニッシュレックス

性格

好奇心旺盛
人懐っこい
しつけやすく飼育しやすい
繊細な一面がある<

好奇心旺盛

コーニッシュレックスは、好奇心旺盛で愛敬たっぷりな性格をしています。

部屋の中を走り回ったり、高いところへ上って遊んだりしますよ。

人懐っこい

飼い主に対してフレンドリーに接し、人懐っこい性格です。慣れてくると無邪気に甘えてくる一面も見られます。

成猫になっても飼い主と寄り添って行動することもあります。そのため、留守番などは寂しがるかもしれませんね。

しつけやすく飼育しやすい

コーニッシュレックスは鳴き声も大きくなく、しつけやすい猫といえます。華奢な体型で食事の量も少なく運動量も少ない方なので、狭いマンションでも飼育環境が作りやすいでしょう。比較的、飼育しやすい猫種と言えます。

繊細な一面がある

注意点は、他の猫と同居するのが苦手なタイプなので多頭飼いにはあまり向きません。一頭だけを静かな環境でストレスがかからないように飼ってあげてください。お子さんがいる家庭よりは、大人だけの家庭向きの描種です。

コーニッシュレックスの価格は?迎え入れ方法は?

コーニッシュレックス

価格

販売価格

10~20万円程度

コーニッシュレックスの販売価格の相場は10~20万円程度です。毛色も目の色もほぼ全ての色があり、模様も様々な猫なので、バラエティに富んだ子猫と出会うことができますよ。

キャットショーチャンピオンを親に持つ子猫や、コーニッシュレックスの特徴である前身の巻き毛やスリムな体型がきれいに出ている子猫の場合は値段が高くなる傾向があります。

迎え入れ方法

コーニッシュレックスを迎え入れる方法としては、「ブリーダー」「里親制度」などがあります。

ペットショップではあまり見かけない珍しい描種なので、入手したい場合はブリーダーを探して、描舎見学の予約をすることが第一歩となります。

コーニッシュレックスらしい子猫って?

純血種の特徴が良く出ていること

体的な特徴はほっそりとした体形で、毛並がキレイに縮れていることが挙げられます。逆三角形に似た卵型の小顔に比べて耳は大きく、大きな目も印象的です。

目と目の間隔があいており、はっきりとした顔立ちをしているほどコーニッシュレックスらしいといえます。

どんな毛色、目色も楽しめるバリエーション豊かな猫なので、きっとお気に入りの個体と出会えますよ。

健康的であること

実際に子猫を見て健康面を確認することも大切です。「下痢をしていないか」「被毛は問題ないか」といった猫の状態を確認しましょう。

両親が病気を持っていないかなどの確認も、迎え入れる前に聞いておくといいですね。

コーニッシュレックスの飼い方は?

コーニッシュレックス

飼い方

strong>遊べる環境
多頭飼育には向いていない
防寒対策
被毛のお手入れ
食事・キャットフード

遊べる環境

コーニッシュレックスに激しい運動が必要ではないものの、遊び好きな一面もあるので、キャットタワーなどを用意すると喜んでくれるでしょう。

飼い主さんが遊んでくれないとストレスを溜めてしまうこともあります。定期的に一緒に遊んであげましょう。

多頭飼育には向いていない

飼い主さんとのコミュニケーションが好きなコーニッシュレックスは、他の動物に嫉妬したりストレスを溜めてしまうこともあるため、多頭飼育の環境にはあまり向いていません

争うことはしないですが、ストレスを溜め体調を崩してしまう可能性がありますので注意してあげて下さい。

防寒対策

コーニッシュレックスはアンダーコートがほとんどないので、寒さに弱い猫です。特に子猫のうちは温度管理に注意してあげてください。

室温は25~28度程度に保ってあげると良いとされていますが、エアコンの風が直接当たり続ける場所に猫をおいて置くのは、体調を崩す原因になるので避けてください。

冬場は室温の管理に気を使い、健康に過ごせる日々をサポートしてあげてくださいね。暖まる場所を確保し、動物用のヒーターを使ってみてもいいですね。

被毛のお手入れ

コーニッシュレックスは短毛なので、お手入れはそこまで力を入れなくても大丈夫です。

縮れ毛はとても美しいのですが、摩擦に弱いデリケートな毛なので繰り返し撫でたりせず、ブラッシングも優しい力加減で1日1回にしてあげてください。

シャンプーは皮膚疾患を予防するためにも、月に1回程度を目安に取り入れましょう。水が苦手な子もいますので、子猫の頃から慣れさせるようにしてあげてくださいね。

食事・キャットフード

コーニッシュレックスの成長期には、体づくり・多くのエネルギー摂取のため、高たんぱく・高カロリーなフードをあげます。

成猫期は食事量をコントロールして肥満になってしまわないように気を付けます。

コーニッシュレックスの寿命や病気は?

コーニッシュレックス

寿命

平均寿命

12年~15年

コーニッシュレックスの平均寿命は12~15年程になります。一般的には猫の寿命は15年なので、平均的といえますね。

長生きの秘訣は運動量を充分に確保できる環境を整え、肥満などの生活習慣病にならないように気をつけてあげることです。高タンパク・低カロリーのエサを与え、細身で筋肉質な体型を保てるようにしてあげましょう。

病気

気を付けたい病気

皮膚疾患
慢性腎不全
尿路疾患
多発性関節炎

コーニッシュレックスは「皮膚疾患」「慢性腎不全」「尿路疾患」などに気を付けましょう。

皮膚疾患

コーニッシュレックスは皮膚疾患にかかることが多く、原因は遺伝的なものやアレルギー性のものなど様々です。被毛が少ないので、皮膚のコンディションを健康に保つことが大切になります。

慢性腎不全

腎臓が正常に働かくなる病気です。ウィルスや細菌感染、他の病気から発症することがあります。ワクチン接種や清潔な飼育環境を心掛けることで、発症のリスクを下げることができます。

尿路疾患

膀胱や尿道で症状がでる疾患です。猫は泌尿器系の病気を発症しやすいため、気をつけなければなりません。「おしっこがでてない」「失禁している」といった症状が見られたら、すぐに病院へ。

多発性関節炎

コーニッシュレックスは関節の異常を引き起こす関節軟骨ジストロフィーという遺伝的な疾患にかかる可能性があります。この疾患は若い頃から関節炎や関節の痛みを引き起こすことがあります。

コーニッシュレックスにおすすめのキャットフードは?

キャットフードをメインで与えたい場合は、「総合栄養食」と表示されているキャットフードを選びましょう。これは水と一緒に与えるだけで、健康が維持できるキャットフードのことです。選ぶ際は原材料を必ず確認しましょう。

手作り食をメインで与えたい場合は、「一般食」と表示されているキャットフードがおすすめです。いわば「おかず」のようなものであり、トッピングとして利用することで手軽に栄養を追加することができます。

フードを選ぶときのポイントは?

コーニッシュレックスにおすすめのキャットフードは、高品質なキャットフードを選ぶことです。以下のポイントに注目して選ぶと良いでしょう:

動物性タンパク質源が主原料であること

コーニッシュレックスは活発で筋肉質な体つきを持つため、高タンパク質のキャットフードが必要です。

肉や魚が主原料になっているキャットフードを選びましょう。

バランスの取れた栄養素

コーニッシュレックスは健康な成長や免疫力の維持にバランスの取れた栄養が必要です。

栄養バランスが適切で、必要なビタミンやミネラルが含まれているキャットフードを選びましょう。

自然な原材料を使っているか

人工的な添加物や防腐剤が少なく、自然な原材料が使われているキャットフードを選びましょう。無添加やグレインフリーのキャットフードも良い選択肢です。

食物アレルギーへの配慮

個体差がありますが、コーニッシュレックスは食物アレルギーを持つことがあるため、過敏な反応を引き起こす可能性のある原材料を避けることが重要です。

上記で挙げた穀物など具体的なアレルギーがある場合は、それに配慮したキャットフードを選ぶことを検討してください。

遊ぶ時間をしっかり確保してあげよう

コーニッシュレックス
いかがでしたでしょうか?

バラエティ豊かな毛色を持つコーニッシュレックスは、同じ毛色や見た目の猫と出会えることは稀です。ペットショップでは出会える確率が少ないので、ブリーダーさんを通して迎え入れて下さいね。

飼い主に甘えん坊で、いつまでも遊びたがる子が多いです。さみしがりやな一面もありますので、家にいる時間が長い方や遊んであげる時間を確保できる方におすすめの猫種ですよ。

飼育を決めた際は、大切にしてあげて下さいね。

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