ペルシャ猫は静かな猫として愛猫家に人気ですが、オスとメスではどちらの方が飼育しやすいのでしょうか。また、室内飼いする上で注意することは何かあるのでしょうか。
この記事ではペルシャ猫を飼う、オス・メスそれぞれの利点や欠点、室内飼いをする上での注意点についてまとめました。
ペルシャ猫のオスを飼う、利点や欠点は?
利点
ペルシャ猫のオスは、メスよりも飼い主に甘えたがりな性格の子が多いです。去勢手術を若いうちに行えばより落ち着きがあるペルシャ猫に育ちやすいといわれます。
また、オスは性格が行動に直結している傾向があるので、コミュニケーションがとりやすいともいわれます。なつきやすい子が多いですよ。
欠点
去勢手術をしないと、部屋中にスプレーをしていまいます。また、メスよりもオスの方がいたずら好きなペルシャ猫が多く、部屋を散らかしたりものを壊したりすることが多いといいます。
去勢手術をすれば問題行動はある程度抑えることができますよ。
ペルシャ猫のメスを飼う、利点や欠点は?
利点
ペルシャ猫のメスは、オスに比べて落ち着きがあります。行動が慎重なので騒がしく動き回る子は少ないです。思慮深いタイプが多いといえますね。
欠点
オスに比べて行動から感情が読みとりずらい傾向があります。気分がのらない時に飼い主さんに構われるとストレスを溜めてしまいます。
また、避妊手術をしないと発情期に大声で鳴きます。メスは気分屋な子が多いといえます。
ペルシャ猫の室内飼い、心がけるポイントは?
抜け毛対策
しつけで怒鳴らない
ペルシャ猫は大人しく温和な性格をしている猫なので、室内飼いには最適な猫種です。ただいくつか心がけるポイントはありますよ。
この記事では「抜け毛」と「しつけ」に関して紹介しています。
抜け毛対策
「抜け毛対策」はしっかりと行う必要があります。ペルシャ猫は時期に関係なく毛が抜けますので、毎日のブラッシングは欠かせません。夏場は体温調節のために特に抜け毛が多いです。
抜けた毛が部屋中に散らかることもあります。ペルシャ猫が日頃よくいる場所を中心に掃除もかかせません。
抜け毛は飼い主さんが吸い込むとアレルギー症状が起きる可能性があります。抜け毛が多いからといってブラッシングや掃除を怠ってはいけませんよ。
しつけで怒鳴らない
また、しつけの際に飼い主さんは怒鳴らないようにしてくださいね。ペルシャ猫は基本的に臆病で用心深い性格なので、一度怒鳴られて怖い思いをした相手にはなかなか心を開いてくれなくなります。
飼いはじめはトイレの場所を覚えなかったり、入ってはいけないところに入ってしまったりしますが、怒鳴らないようにしてあげてくださいね。
また先程も触れましたが、去勢や避妊など不妊手術を受けていない子は特に問題行動が起きやすいです。室内飼いをするなら不妊手術はおすすめの手段ですよ。
自分にあった性別のペルシャ猫を
ペルシャ猫を含め、ほとんどの猫はオスかメスかで特徴は異なります。ワンルームで飼う場合、常に自分の横にペルシャ猫がいるため、愛猫のストレスになることは避けなければなりませんよね。
この記事で紹介した抜け毛対策やしつけは、全ての飼い主さんに心がけてほしいポイントです。
是非自分にあった性別のペルシャ猫を迎えて、明るい生活を送ってくださいね。