「猫の王様」といわれるペルシャ猫ですが運動が苦手で肥満になりやすい猫種といわれます。
この記事ではペルシャ猫に運動してもらうためにおすすめの運動法やおもちゃを紹介します。
ペルシャ猫は運動が苦手?
ペルシャ猫は走り回って遊ぶよりものんびり過ごすことを好む性格です。おっとりとして四六時中寝ている子もいるので、運動は苦手といえますよ。
わがままな性格というわけではありませんがマイペースな一面があるので、飼い主にあまり構われすぎるとストレスを感じてしまいます。
常にのんびりとしていて運動量が少ないペルシャ猫はマンションでも飼育しやすいと人気ですが、運動しなければ当然肥満になりやすいですよね。
猫の肥満は、様々な生活習慣病の原因になりますよ。運動嫌いのペルシャ猫にも、ある程度運動をさせてあげるのが飼い主さんの役割といえます。
ペルシャ猫の肥満は気が付きにくい
ペルシャ猫は全身が長い被毛に覆われている長毛種なので、肥満になっても外見だけでは気が付きにくいです。
抱っこしたりなでたりと、愛猫の体を触る習慣をつけることが大切ですね。
ペルシャ猫、運動が苦手な理由は?
運動神経がよくない
体に熱がこもりやすい
ペルシャ猫が運動を苦手としているのには理由があります。
まず運動神経があまりよくありません。あまり激しい運動をしてしまうとけがをする恐れがありますよ。
また、ペルシャ猫は体に熱がこもりやすい特徴があります。猫は暑さに弱いので、運動をし過ぎることもよくないのです。
ペルシャ猫におすすめの運動法やおもちゃは?
猫じゃらし
ペルシャ猫が肥満にならないための最適な運動は「猫じゃらし」です。猫じゃらしは昔から猫のおもちゃの定番ですが、猫が飛びつきやすいおもちゃの筆頭なのです。
猫じゃらしの動きは虫やネズミの動きに似ていて、猫の狩猟本能をかきたてやすいです。運動が苦手のペルシャ猫でも、飛びついてくれることが多いですよ。
10分程度を目安に毎日行ってあげてください。長時間しつこくされると、逆にストレスを感じてしまうためです。
体を横にしているときには無理に運動させず、歩きまわっている時に遊んであげることがポイントですよ。
またたびもおすすめ?
猫にまたたびを嗅がせると動きが活発になるので利用している飼い主さんも多いですが、またたびは中枢神経を麻痺させる働きがあります。
人間のアルコールと同じ作用なので、与え過ぎると危険ですよ。毎日は与え過ぎなので、どうしても動こうとしてくれない場合にのみ少量与えてみてくださいね。
毎日少しずつ遊んであげる習慣を
猫じゃらしは猫の狩猟本能を利用した運動法です。運動が苦手なペルシャ猫でも無理なく運動することができますよ。
ペルシャ猫を飼われている方は、愛猫が肥満になっていないか常にアンテナをはっておいてくださいね。
キャットタワーなどの運動はしてくれないかもしれません。工夫して毎日少しずつ遊んであげることで、肥満体にならないようにしてあげてくださいね。