アビシニアンの性格、凶暴化する原因は?鳴き声は?

アビシニアン

アビシニアンは筋肉質の骨格とエレガントな見た目が特徴の猫です。飼育しやすい猫として有名ですが、凶暴化することもあるようです。

この記事では、アビシニアンが凶暴化する原因やしつけ方、鳴き声についてまとめました。

アビシニアンの性格、凶暴になることがある?

アビシニアン 

アビシニアンは基本的に大人しい猫ですが、ふとした拍子に凶暴化することがあります。急に凶暴化した実例を2つご紹介します。

もちろん個体差があるので、全てのアビシニアンに共通する特徴ではありません。子猫の頃から凶暴ではありませんし、基本的には甘えたがりな性格ですよ。

 

事例1. 「1歳半メス」

それまでほとんど鳴くことがなかったのに、突然暴れました。いつも凶暴ではありませんが、スイッチが入ると目が据わったような顔つきになり獣のように唸ります。

 

事例2. 「5歳避妊済みのメス」

飼い主が妊娠のため実家に帰り出産後に戻ってきたところ、突然凶暴化したので3ヶ月間ケージでの飼育を余儀なくされました。

 

このような出来事が急に起きると、飼い主さんとしては心配になりますし対処に困ってしまいますよね。以下では原因やしつけ方を詳しくまとめています。

 

アビシニアンの凶暴化、原因は?

アビシニアン

凶暴化の原因

嫉妬やパニック
猫が嫌がる行動をとる
病気

アビシニアンが凶暴化する原因として「パニックや嫉妬」「猫が嫌がる行動をとる」「病気」などが考えられます。「窓の外の野良猫をみてショックを受けた」「来客に恐怖を感じた、嫉妬した」「赤ん坊が新しく家族として増えた」などが凶暴化しうるアビシニアンの状況です。

「突然激しい動きをする」「過剰なスキンシップ」「うるさくする」「香水の匂い」など、猫が本能的に嫌う行動をとっても、反抗心から凶暴化することがありますよ。

また、猫はもともと腎臓や肝臓が弱い動物なので、「肝性脳炎」などを患ったアビシニアンも凶暴化しやすいといわれています。

 

アビシニアンの凶暴化、しつけ方は?

アビシニアン 

しつけ方

隔離
落ち着くまで放置

アビシニアンの凶暴化はしつける前に、まず飼い主が接し方を見直すことが大切です。

上記で説明した「猫が嫌がる行動」を飼い主がしていないかをまずは見直し、もし心当たりがあればしないようにしてあげてくださいね。

 

隔離

アビシニアンが凶暴化したら「部屋や押し入れに閉じ込める」など速やかに隔離することが大切です。なだめようとしてむやみに手を出すと、パニックに陥っているアビシニアンに怪我をさせられることもありますよ。

飼い主は普段と同じように堂々とした態度で接するようにしてください。怯えているような振る舞いだと更なる不安をあおり、余計に凶暴化することがあります。

 

落ち着くまで放置

可哀想に思うかもしれませんが、隔離したらそのままの状態でしばらく放っておくことが大切です。もちろん声をかけてもいけません。しばらく時間がたてば凶暴化していたアビシニアンも自然と落ち着くので、ジッと辛抱して待つようにしてください。落ち着けば甘えた声で鳴いたり、普段と同じように接してくれますよ。

 

アビシニアンの鳴き声は?

アビシニアン 

アビシニアンの鳴き声は小さく、鈴を転がすような声をしています。飼い主に甘えたい時に鳴いて意思表示をする程度で、めったに鳴くことはありませんよ。鳴き声が近所迷惑にならないことから「最高のマンションキャット」と呼ばれているほどです。

 

対処法を勉強して楽しい時間を過ごそう!

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凶暴化して手がつけられないとなると飼いたくても飼えないと思うかもしれませんが、心配は無用です。本来のアビシニアンは大人しくて飼いやすい猫なので、正しい対処法さえ知っていれば楽しい時間を過ごすことができますよ。

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