子犬のイタズラ!原因や対処法は?しつけで直せる?

子犬 いたずら

子犬の留守番中や飼い主さんの目が届かないとき、ゴミ箱がひっくり返されたり、クッションがぼろぼろにされたりと、家の中が散らかってしまう経験はありませんか?

子犬のイタズラを防ぐためには、原因を見つけて、その原因に合わせた対策をすることが必要ですよ。

この記事は子犬のイタズラの原因、対処法、子犬のイタズラについてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

子犬がイタズラをする!原因は?

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イタズラの原因

好奇心
欲求不満
寂しさや不安
口の中の違和感

好奇心

子犬は成犬と比べて好奇心旺盛です。

目の前にある物に興味津々で、見たものは何でも触ったり、噛んだりします。

 

欲求不満

子犬は元気がいっぱいで体力が有り余っています。

運動や遊びが足りないと欲求不満になり、イタズラしてしまいますよ。

飼い主さんに放って置かれたと感じると、気を引くためにイタズラをすることがあります。

 

寂しさや不安

子犬は不安や寂しい気持ちになったとき、イタズラで気を紛らわせようとします。

お留守番のときにイタズラが多いのは、飼い主さんと離れたことで寂しさや不安を感じていることが原因です。

 

口の中の違和感

子犬の頃は歯が生え始めると口の中がむずがゆくなり、違和感を覚えることがあります。

口の中の違和感を紛らわすために、「机の脚」「ソファー」「クッション」などの家具に噛みついてしまいますよ。

 

子犬のイタズラ、対処法は?

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イタズラの対処法

物を片付ける
愛犬とコミュニケーションをとる
オモチャを与える

物を片付ける

子犬の好奇心が原因のイタズラは犬の本能であるので、完全にやめさせる方法はありません。

子犬のイタズラを少しでもなくすためには、まずは飼い主さんが触ったり、噛んだりされたくないと思う物を片付け、イタズラされない環境を作ることをおすすめします。

特にゴミ箱は食べ物の匂いがしたり、ガサガサと音がしたりするので、子犬にイタズラされやすいです。簡単にゴミが散らからないように、ゴミ箱をフタ付きのものにするのも1つの手ですよ。

 

愛犬とコミュニケーションをとる

子犬が欲求不満や寂しさ、不安が原因でイタズラをする場合は、これらを解消してあげるために愛犬とたくさん遊んで、コミュニケーションをとることをおすすめします。

子犬を置いて外出する前に、十分に散歩や室内遊びなどのコミュニケーションを取ると、「飼い主から愛されている」と感じ、満足しておとなしく待ってくれます。

イタズラが過剰で治る見込みのない場合は、愛着のある母親などから離れることに対し不安を覚え、「破壊行動」「過剰な吠え」「不適切な排泄」などの症状を起こす「分離不安症」という病気の可能性があります。その場合には動物病院の診察を受けることをおすすめしますよ。

 

オモチャを与える

好奇心や欲求不満、口の中の違和感などが原因で家の中の物を噛んでしまう場合は、噛んでも良いオモチャを与えることをおすすめしますよ。

オモチャで遊ばせることで、好奇心や欲求不満を満たし、寂しさや不安を忘れさせることができます。オモチャを噛むことによって、口の中の違和感をなくすことも可能です。

愛犬に飽きさせず長く遊んでもらうために、「普段からおもちゃを与えっぱなしにしない」「いろいろな種類のオモチャを与える」などの工夫をすることをおすすめしますよ。

子犬がイタズラをした時に確認することは?

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イタズラ時の確認事項

誤飲していないかの確認
噛んだ部分の確認

誤飲していないかの確認

まずは何か誤飲していないかを確認することが大切です。

子犬は体が小さいので、ほんの少しの誤飲でも危険な場合があるからです。

愛犬の様子がおかしいと感じたら、すぐに動物病院に連れていくことをおすすめしますよ。

 

噛んだ部分の確認

愛犬がイタズラをして何かを噛んでしまった場合には、噛んだ部分も確認することが大切です。

木製の家具のトゲが出ていたり、電化製品のコードが断線していたりすると「尖った部分に当たって傷を負う」「ショートして火災に繋がる」などといった二次的な事故が起こる可能性があります。

愛犬に怪我を負わせないためにも、壊れた部分を見つけた場合は、早急に修理することをおすすめしますよ。

 

子犬のイタズラ、しつけで直せる?

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子犬のイタズラは叱ってしつけることによっても防止することができます。

イタズラした子犬を叱る場合は「ダメ!」「いけない!」と短い言葉で、大きめの声で叱ることをおすすめしますよ。

飼い主さんが普段よりも大きい声を出したことにより、びっくりしてイタズラを止めるようになります。

ただし、しつけでイタズラをやめさせるには、根気と必要です。継続的に続けることで、イタズラを減らすことができますよ。

 

子犬のイタズラをしつけるときの注意点は?

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しつけるときの注意点

イタズラした直後に叱ること
構いすぎないこと
叱る言葉を統一すること

イタズラした直後に叱ること

イタズラした子犬を叱るときは、あいだを開けずに叱ることをおすすめします。子犬は時間が経つと、自分がした事を忘れてしまうためです。

子犬がなぜ叱られているかわからないと飼い主さんに不信感を抱いてしまい、言うことを聞かなくなってしまいます。

 

構いすぎないこと

子犬がイタズラをしたときは長く説教をしたり、騒いだりしないことをおすすめします。

飼い主さんの気を引こうとしてイタズラをした子犬は、構ってもらったと勘違いを起こして、繰り返しイタズラをするようになってしまいます。

前述した通り、「ダメ」「いけない」「ノー」などといった短い言葉で叱ると良いですよ。

 

叱る言葉を統一すること

子犬がイタズラをしたときには、家の中で決められた言葉で叱ることをおすすめします。

叱る言葉は「ダメ」や「いけない」など短い言葉であれば何でも構いません。

子犬が机をかじったり、クッションをちぎったりした際に、反射的に「おい!」「ちょっと!」「やめて!」など
様々な言葉で止めさせようとすると、子犬は何を言われているのかが分からずに混乱してしまいます。

子犬をしつけるときは家族やパートナーの協力も必要ですよ。

 

愛犬の気持ちになってみましょう!

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元気いっぱいの子犬は、「部屋の壁紙をビリビリに破く」「棚に入っている物をばらまく」など飼い主さんの予想しないイタズラをします。

愛犬を強く怒ってしまう飼い主さんがいますが、怒る前にどんな対処法が正しいのか考えることが大切ですよ。

愛犬の気持ちになって、「どうしてやったのかな?」と原因を考えてみると解決策が見つかりやすいです。

飼い主さんの心がけ1つで防げるイタズラも多いです。子犬にイタズラをさせず、飼い主さんも笑顔で過ごせたら良いですね。

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