子犬がケージを噛む!原因や対策は?噛みやすい材質は?

犬 噛む

ケージは子犬にとって欠かせないアイテムですが、せっかく買ってきたのにかじられてボロボロ!なんて経験はありませんか。

特に木製のケージは噛み心地が良く、癖になってしまうことも。

愛犬がケージを噛むのには原因があり、飼い主さんとのコミュニケーション不足であったり運動不足、もしかすると分離不安症の可能性もあります。ケージを噛んで欠けた素材を飲み込んでしまったり、ケガをすることが考えられるため、原因を早急に見つけて対策を取ることをおすすめしますよ。

この記事では子犬がケージを噛んでしまう原因と対策、おすすめ商品についてまとめました。

子犬がケージを噛む原因4選

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ケージを噛む原因

好奇心
歯の痒み
ストレス
運動不足・コミュニケーション不足

子犬がケージを噛む原因は「好奇心」「歯が痒い」「ストレス」の主に3つが考えられます。

好奇心

好奇心からケージに興味を示して噛んでしまうことがあります。

子犬期の愛犬は毎日沢山のことを学んでいるので、目の前にある物すべてに興味津々な時期でもあるのです。

歯の痒み

生後4~5ヶ月あたりから、犬の歯は乳歯から永久歯へと生え変わり始めます。

歯の生え変わりの時期には口の中がむず痒くなるので、ケージなどを何かを噛むことで痒さを解消しようとする行動がみられます。

ストレス

何らかのストレスを感じている時には、ケージを噛んで発散することがあります。

例えば、元気いっぱいな子犬ほど、ケージの中でじっとしていることが苦手です。長時間ケージの中にいるとストレスが溜まり、ケージをガジガジと噛んでしまうことがあります。

運動不足・コミュニケーション不足

稀にケージを噛むことがある場合は、運動不足であったり愛犬とのコミュニケーションが不足していることがあります。

運動不足によって元気が余りに余っていて、ケージを噛むことが。飼い主さんが仕事で忙しかったり、家にいる時間よりも外出している時間のほうが長かったり、構ってあげる時間が減っている場合も考えられます。

「ケージを噛むと飼い主さんが叱る」流れができていると、愛犬は構ってもらえると思い、何度もケージを嚙んで同じことを繰り返してしまいます。注意してください。

もしかしたら分離不安症?

飼い主さんと離れることで、過度に不安になったりストレスを感じる症状です。

犬それぞれで症状は異なりますが、周りのものを壊してしまったり破壊行動をする子もいることから「ケージを噛む」行動は分離不安症に該当するかもしれません。

引用元:犬の病気辞典|分離不安症

噛みやすい材質のケージは?

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ケージには木製や金属製などの様々な材質のものがあります。子犬が特に噛みやすいのは「木製」のケージです。

硬さや噛み心地がちょうど良く、木製ケージを噛む感触が子犬にとって心地よいからです。木製の家具も同じ理由で噛まれやすいので注意してくださいね。

愛犬に噛み癖があるなら、嚙み心地が良くないスチール製のケージがおすすめです。ケージではなく、サークルやクレートに変更するのも良いですね。

子犬がケージを噛むのは止めさせるべき?

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子犬がケージを噛むことは止めさせることをおすすめします。以下のような事故につながる恐れがあるからです。

子犬がケージを噛むことでつながる恐れのある自己

怪我
誤飲
ケージの破損

怪我

愛犬が噛んでいるうちに、歯がケージに引っ掛かってしまうことがあります。歯が折れたり、口の中を怪我をしたりすることになりかねません。

誤飲

噛んではがれたケージの欠片を、愛犬自身が誤飲する恐れもあります。木製の場合は特に尖ったトゲ状の欠片がとれやすく、愛犬の体内に刺さってしまう可能性があります。

ケージの破損

愛犬に噛まれることによってケージ自体が破損したり、塗装が剥げて錆びたりすることがあります。塗装に使われている化学物質が愛犬の体内に入ってしまうことも危険です。

損傷が激しい場合は、愛犬を傷つけないためにも買い替えを検討することをおすすめしますよ。

子犬がケージを噛むのを止めさせたい!対処法は?

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子犬がケージを噛むのをやめさせたいときの対処法

噛んでもよいおもちゃを用意する
原因を見つけて解消する
市販のスプレーを使う

子犬がケージを噛むことをやめさせるには「原因を見つけて解消する」「噛んでもよいおもちゃを用意する」「市販のスプレーを使う」こと方法があります。

原因を見つけて解消する

子犬がケージを噛んでいるのを見つけたら、「好奇心」「歯の痒み」「ストレス」といった原因を特定して、その原因に合わせて対処することをおすすめしますよ。

例えば、子犬が長時間ケージにいてケージを噛んでいる場合は、長時間ケージの中にいたことによるストレスが原因です。

そのときは、愛犬を退屈させないために「ケージの中におもちゃを入れてあげる」「ケージから出して遊んであげる」ことをおすすめしますよ。

噛んでも良いおもちゃを用意する

噛んでも良いおもちゃを用意して「ケージを噛むよりオモチャで遊ぶほうが面白い!」と教えてあげることで、てっとり早くケージを噛むことをやめさせることができます。

市販のスプレーを使用する

それでも噛んでしまう場合は、市販のスプレーを活用するという方法もあります。犬が苦手とする味のついたスプレーを、噛まれたくない場所にシュッと吹きかけるだけです。

すると、愛犬に「ケージを噛むと嫌な味がする」と思わせることができますよ。

ただし子犬がケージそのものを嫌いにならないよう、過度なスプレーの使用は注意が必要です。

愛犬とコミュニケーションを

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ケージを噛まれて悩んだ時は、まず愛犬の立場に立って「この子はどうして噛むのかな?」と原因を考えることをおすすめしますよ。

原因が分かれば、良い解決策が見つかります。コミュニケーションを通して、愛犬の気持ちを理解して上手くサポートできると良いですね。

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