子犬が口をモゴモゴしていたり、やたらとオモチャを噛んだりなんだか様子がおかしいなと感じることはありませんか?
もしかしたら、歯の生え変わりが始まったのかもしれません。
この記事では、柴犬の歯の生え変わり時期に飼い主さんが感じる疑問についてまとめました。
目次
柴犬の子犬、歯の生え変わりの時期は?
柴犬に限らず、多くの子犬の歯の生え変わりは4~5ヶ月ごろに始まり、7ヶ月~1歳を迎えるあたりで生え揃います。
生え変わりが始まったらこまめに口の中を観察して、スムーズに生え変わっているか確認することをおすすめします。
柴犬の歯、どうやって抜けるの?
柴犬の歯は、永久歯が乳歯の根元を押し出すように生えます。
乳歯が段々グラグラしてきて、フードを食べたりオモチャを噛んだ拍子にポロッと抜けますよ。
切歯、犬歯、臼歯の順に抜けることが多いですが、個体差があるのでいつもこの限りではありません。
柴犬が抜けた歯を食べてしまった!大丈夫?
愛犬の歯の生え変わりの時期に、抜けた歯が見つからないことがよくあります。
食べてしまったかもと不安になるかもしれませんが、飲み込んだ歯は、うんちと一緒に出るので安心してくださいね。
もしどうしても気になる場合は、獣医師に相談することをおすすめします。
柴犬の歯、抜けた後に血が出ているけど大丈夫?
歯の生え変わりの時期、口の周りやおもちゃに血がついていることがよくあります。
飼い主さんはびっくりするかもしれませんが、生え変わりときの出血はすぐ止まるので心配ありません。
柴犬の歯、乳歯が抜けてないのに永久歯が生えてきた!大丈夫?
永久歯が生えてきたのに乳歯が抜けない状態を「乳歯遺残」とよびます。
永久歯の成長を妨げるだけでなく、「歯垢や歯石が溜まりやすくなる」「噛み合わせや歯並びが悪くなる」「フードが上手く食べられなくなる」といったことが起こるため、良い状態とはいえません。
乳歯遺残が長く続く場合は、獣医師に相談することをおすすめします。
柴犬の歯、うまく生え変わらせるためにはどうすればいい?
歯の生え変わり時期には「噛む」という行為が歯の生え変わりを促進します。
口の中がむず痒くて、噛みたい欲求が強くなる時期でもあるので噛んでも良いおもちゃを与えて、思う存分噛ませてあげるといいですね。
子犬用のおもちゃが市販されているので、愛犬に合ったものを選ぶようにしてください。
柴犬の歯、生え変わりの時期に気をつけることは?
口腔内が清潔か
食欲が低下していないか
口腔内が清潔か
歯が生え変わる時期は、生え変わりに伴う出血によって口の中で雑菌が繁殖する場合があります。
雑菌をそのまま放置しておくと口臭の原因になることもあるので、定期的に歯磨きするといいですよ。
毎日口の中を見ることになるので、異常な生え方をした歯がないかの確認にもなります。
食欲が低下していないか
生え変わりに伴う口内の違和感によって、一時的に食欲が低下することがあります。
柴犬は繊細で神経質な子も多く、「何かいつもと違う」と感じて途端に食べなくなることも珍しくないです。
食べ辛そうにしていたらいつものフードを少しふやかしてから与えることをおすすめします。
体の健康は丈夫な歯から!
歯の生え変わりは、子犬の成長の証であり、生え変わった永久歯は人間と同じで一生ものです。
愛犬がずっと自分の歯で食べ、長く健康でいられるように、生え変わりの時期から飼い主さんがサポートしてあげることをおすすめしますよ。