みなさんは、犬が飼い主さんにピタッと寄り添って歩くリーダーウォーク。歩幅を合わせて颯爽と歩く姿はかっこいいし憧れますよね。
でも、なんだか難しそう・・・と感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、リーダーウォークとは何なのか、どのようにトレーニングしたら良いかをまとめました。
目次
リーダーウォークって何?
リーダーウォークは、リードが緩んだ状態で歩くことを意味します。「Loose Leash Walking」とも呼ばれていますよ。
飼い主さんがリーダーとなり行き先や歩くスピードを決めるため、犬は飼い主さんに合わせて歩くことになります。
リーダーウォークって必要なの?
散歩の時くらい好きに歩かせてあげたい!と思うかもしれませんが、犬にとって外を歩く散歩は刺激がいっぱいです。
あらゆる刺激に気を取られている犬を、好き勝手に歩かせるのは危険ですよね。
様々な危険から愛犬を守るという意味でも、リーダーウォークをマスターしておくことをおすすめします。
リーダーウォークが出来ると、どんなメリットがあるの?
ぜひ覚えさせたいリーダーウォークですが、実際にはどんなメリットがあるのでしょうか。
散歩が楽になる
首の負担が軽減できる
事故を防止できる
意思疎通が図りやすい
犬もリラックスできる
散歩が楽になる
柴犬は小柄な割に力が強く、引っ張り癖があると散歩はさらに大変になります。
常に引っ張りっこのような状態で歩いているとお互いに疲れてしまいますよね。
愛犬が飼い主さんのペースに合わせて歩けるようになるので、散歩が楽になりますよ。
首の負担が軽減できる
犬がぐいぐいとリードを引っ張る姿勢は、首に大きな負担がかかっています。
リードが緩んだ状態で散歩ができれば、首のみならず、骨や気管支、体全体にかかる負担が減ることになります。
事故を防止できる
楽しい散歩も実は危険がいっぱいです。
急に道路に飛び出したり、すれ違う人に飛びついたり、拾い食いしたりと飼い主さんは気を抜けませんよね。
愛犬が飼い主の横にピッタリついて歩けるようになるので、様々な事故を未然に防げます。
意思疎通が図りやすい
飼い主がリーダーだと認識できるので、意思疎通が図りやすくなります。
体にかかる負担も減ることで気持ちに余裕が生まれるため、こちらの指示が伝わりやすくなります。
犬もリラックスできる
警戒心の強い犬にとって、散歩は緊張の連続です。
信頼している飼い主さんがリードして散歩をするので、愛犬が安心して歩けるようになります。
柴犬のリーダーウォーク、いつから始める?
子犬の頃から始めるのがベストですが、いつ始めても遅すぎるということはありません。
犬の集中力は長くは続かないので、根気よく何度も繰り返し教えることが大切です。
焦らず少しずつトレーニングするのが上達のコツですよ。
柴犬のリーダーウォーク、教え方は?
飼い主の左側を歩く
飼い主より前に出ない
飼い主が止まったら自分も止まる
まずは飼い主の左側を歩く練習をします。
リードを短めに持った状態で左側を歩かせ、上手にできたらおやつをあげます。犬が「ここに居ると美味しいものがもらえる」と覚えるまで繰り返すのがポイントです。
もし愛犬がリードを引っ張り飼い主さんの前に出ようとしたらその場でストップ、逆の方向に進むようにします。
「引っ張ると前に進めない」「飼い主の前に出てはいけない」としっかり教えるようにしてくださいね。
慣れてきたら、歩くスピードを変えたりジグザグに歩いたり急に止まったりしてみてください。
リーダーウォークで楽しいお散歩ライフ!
外の世界は、犬にとって誘惑がいっぱいです。
リーダーウォークを身に付けておけば、様々な危険から大切な愛犬の命を守ることができますよ。
飼い主さんの負担も減るので、ぜひ練習してみてくださいね。