犬を飼ううえで、被毛の質の維持や皮膚トラブルを回避するには、定期的なシャンプーが欠かせません。
シャンプーの後濡れた被毛をドライヤーで乾かすけど、どれくらい乾かせば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事ではドライヤーの扱い方、選び方についてまとめています、ぜひ参考にしてくださいね。
犬にドライヤーは必要?
ドライヤーは必要
愛犬の被毛を乾かすためにドライヤーは必要です。被毛が密集しているため、濡れた被毛は自然乾燥やタオルで拭いてあげるだけでは、乾かしきることができないのです。
被毛が生乾きの状態だと細菌が繁殖してしまいます。さらに細菌によって皮膚炎・抜け毛・はげになる・カビが発生するなどのおそれがあります。
シャンプーして被毛が濡れていたら、ドライヤーで手早く被毛を乾かしてあげたいですね。
ドライヤーで乾かすポイント
ペット用のドライヤーがおすすめ
ドライヤーと被毛の距離を離す
顔に直接当てない
温風と冷風を使い分ける
毛を逆立てる
タオルやブラシも活用する
家庭用のドライヤーでは被毛が熱くなりすぎて、やけどしたり毛先が痛んだりすることがあるため、扱いが難しく、注意が必要です。
ペット用のドライヤーであれば家庭用よりも低い温度で乾かせるので、やけどしたり毛先が痛んだりしにくく、おすすめです。
ドライヤーで乾かすときは毛が熱くなりすぎないよう、ドライヤーと被毛の距離を離してあげてくださいね。
また、ドライヤーの風は顔に直接当てず、温風と冷風をこまめに使い分けることを心がけてみてくださいね。毛を逆立てると、毛根までしっかり乾かすことができます。
吸水性の高いタオルで水分を拭き取りながら、ドライヤーすると早く乾かせるのでおすすめです。長毛の部分はブラシを活用するとキレイに乾かせますよ。
愛犬にあったドライヤーを選ぶためには?
風量・風向・温度を調整できる
音が静か
スタンドがあると便利
愛犬がやけどしたり、毛先が痛んだりしないために、低い温度の風を出せるドライヤーがおすすめです。
大型や長毛の犬を飼っていると、被毛を乾かすのに時間がかかってしまうので風量多めのドライヤーが適しています。消費電力やワット数で風量が変わり、消費電力1200〜1500W程度のものは風量が多いですね。
また、犬は耳が良いので大きな音に敏感です。ペット用ドライヤーは人間用のものよりも音が静かですので、音による愛犬の不快感を和らげられます。
ちなみにスタンドが付属されているドライヤーやスタンド一体型のドライヤーであれば、両手で愛犬の被毛を乾かせるので楽ですよ。
愛犬がドライヤーを嫌がる場合はどうする?
タオルで乾かす
ドライヤーの距離を離す
シャンプーが苦手な犬がいるように、ドライヤーを嫌がる犬もいます。ドライヤーしていたときに熱さや痛みを感じた経験から、ドライヤーを嫌うことがありますよ。
愛犬がドライヤーを嫌がるのであれば、できるだけタオルで乾かしてあげてドライヤーする時間を短くします。タオルは吸水性の高いマイクロファイバー素材を使うと、より早く乾きますよ。
ドライヤーが近すぎると熱さを感じて、ドライヤーを嫌がってしまいます。ドライヤーを愛犬から30cm程度離してあげると、負担を軽減できますよ。また、犬は顔に風を当てられることを嫌がるので、正面から風を当てないように注意してくださいね。
正しく安全に!
シャンプーやドライヤーは、愛犬と飼い主さんのスキンシップにも繋がります。ドライヤーは正しく安全に使い、愛犬との絆をさらに深めたいですね。