愛犬の葬儀は飼い主さんが一番納得できるプランを選んであげてくださいね。火葬、供養と一概にまとめても、さまざまな種類があります。
この記事では犬の火葬と供養の種類、後悔しない葬儀の選び方についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
犬の葬儀の選び方1. 「火葬方法を考える」
立会個別火葬
一任個別火葬
合同火葬
ペットの火葬方法は「立会個別火葬」「一任個別火葬」「合同火葬」の3つがあります。
立会個別火葬
立会個別火葬は最後のお別れまで愛犬と一緒に過ごすことができ、家族自身でお骨上げをすることができる火葬です。手順としては、家族立会いのもとで愛犬が好きだった食べ物やお花を一緒に納めて最後のお別れをします。
その後、家族の手で骨を骨壺に納めるお骨上げをします。お骨は納骨堂へ納骨するか返骨して自宅へ連れ帰るか選ぶことができます。費用は犬の大きさによっても変わりますが、3万円~5万円という値段設定が多いです。
「葬儀、出棺を見届けられる」「家族の手によるお骨上げ」などのサービスがある一方で、費用が1番高額な火葬方法です。
一任個別火葬
一任個別火葬は家族に代わって葬儀会社スタッフがお骨あげをする火葬で、返骨も可能です。手順としては、単独火葬を行った後にスタッフによりお骨上げをして納骨堂へ納骨、または返骨という流れになります。
費用は犬の大きさによっても変わりますが、2~4万円という値段設定が多いです。納骨、返骨から選ぶことができますが、セレモニーや出棺を見届けられず家族によるお骨上げもできません。
合同火葬
合同火葬は、他家のペット達と一緒に火葬され合同墓地に埋葬されます。手順としては、単独火葬を行った後にスタッフによるお骨上げ、納骨堂へ納骨、または返骨になり自宅へ連れ帰るという流れになります。
費用は犬の大きさによっても変わりますが、2~4万円という値段設定が多いです。「他の動物たちと一緒に永眠するので寂しくない」という意見がある一方、「愛犬のお骨がどれかわからなくなってしまう」という意見もあります。
犬の葬儀の選び方2. 「火葬後の供養を考える」
ペット霊園
自宅
ペット霊園と自宅
火葬後の供養は「ペット霊園」「自宅」「ペット霊園と自宅」の3つから選ぶことができます。
ペット霊園
他の動物たちと一緒にペット霊園の墓地や納骨堂で安眠することができます。埋葬場所が用意されており、定期的に供養祭が開催されます。管理・掃除などの手間がかからないので安心ですね。
自宅
お骨を持ち帰って、飼い主さんの手で供養・埋葬をします。「愛犬をいつも近くに感じることができる」「いつでもお参りできる」とのプラスの意見が多く、ペットロス症候群にはおすすめです。ただ、お墓を作って上げる際には、庭などの所有地が必要です。
ペット霊園と自宅
埋葬・納骨はペット霊園で行いますが、お骨の一部を持ち帰って自宅でも埋葬供養をする方法もあります。持ち帰るお骨は骨壺に入れるか、加工してメモリアルグッズにするかを選ぶこともできますよ。
霊園スタッフに管理や供養をしてもらいながら自宅でも一緒にいられるので、「心が安らぐ」「いつでもお参りできる」と人気です。
しっかりと送り出してあげることが最高の愛情表現
家族同然に一緒に暮らしていた愛犬が亡くなってしまうと、悲しみから抜け出せなくなることも少なくありません。しっかりと葬儀・供養を行うことは愛犬を慰めると同時に飼い主の心の慰めにもなります。
良い葬儀を選び今までの感謝を込めて愛犬を送り出してあげることが、飼い主さんが最後にできる最高の愛情表現ですよね。