ロシアンブルーは青い被毛が魅力的な、気品にあふれる人気の猫種です。サイレントキャットとしても有名で、マンションでも飼いやすい種類ですよ。
この記事では、ロシアンブルーのしつけ方についてまとめました。
ロシアンブルーはしつけやすい?
ロシアンブルーは大変頭のよい猫で、しつけも簡単に行えます。
ただ、しつけを行わないと、自分勝手な行動が目立つようになってしまいます。猫にとっても飼い主さんにとっても、ストレスがない生活にするには、ルールをしっかりと教えてあげることが大切ですよ。
ロシアンブルー、しつけのコツは?
ロシアンブルーを叱るときには声のトーンを変えず、「ダメ」や「コラ」など静かに注意してあげる事が大切です。
大声を出したり体罰を行ったりすると、猫がびっくりして怯えてしまいます。怒ることを繰り返すのは、あまりよくありませんね。飼い主が自分の事を嫌っていると勘違いしてしまいますよ。
必ずしつけておきたい3つのこと
トイレ
かみ癖
爪とぎ
ロシアンブルーを飼育する際には、最低限であるトイレ、かみ癖、爪とぎのしつけを行う必要があります。
トイレ
トイレは毎日行う事ですので、しっかりと覚えさせる必要があります。トイレ用の容器と砂を用意して、人気のない落ち着ける場所にトイレを作ります。トイレの素振りを見せたらトイレに連れて行って場所を覚えさせてくださいね。
トイレの場所を失敗した時は、床やじゅうたんを入念に消臭してください。放っておくと、そこをトイレと勘違いしてしまいますよ。また、同じ場所で繰り返すことが多いので、失敗した場所にトイレを移しておくという手段もありますね。
母猫と長く生活している子ねこでは、母猫からトイレのしつけをされている場合もあります。
かみ癖
かみ癖のしつけも大切です。猫の歯は爪と同じように尖っているため、かみ癖がつくと大変な事態を招いてしまいます。
甘噛みであっても人の手を噛まないように教えてあげてくださいね。猫と遊んでいるときに手を噛んできたら、「ダメ」と注意して遊ぶのを止め、その場から離れます。噛んだら遊んでもらえなくなると理解し、ダメな事だとわかってくれますよ。
歯がかゆいときには、どうしてもうずいてしまいます。噛んでも大丈夫なおもちゃを用意してあげることが大切ですよ。
爪とぎ
大事な家具を守るために、爪とぎのしつけは重要です。猫が爪をとぐのは自然な事ですので、行為自体をやめさせる事はできません。爪をといでも大丈夫な場所を用意してあげてくださいね。
爪とぎグッズが多く売られていますので、愛猫にあったものを選んであげてくださいね。じゅうたんで爪とぎを行う子には床置きタイプの爪とぎ、ソファーや壁で爪とぎを行う子には縦置きタイプの爪とぎがおすすめです。置く場所は寝床のそばがいいですよ。
しつけは最初のお仕事
ロシアンブルーは可愛くて人気の猫です。飼いやすい性格で、初心者でも比較的世話がしやすいですよ。
可愛らしい猫が楽しく生活するためにも、人間社会のルールをしっかりと教えてあげるのが飼い主の始めのお仕事ですよ。楽しい生活のためにも諦めずに続けてくださいね。