折れ耳が可愛いスコティッシュフォールドですが、筋肉質で逞しい体型をしていることをご存知でしょうか。
体重は愛猫の健康状態を知るバロメーターにもなるので、平均体重を把握しておくと病気の対策にもつながりますよ。
この記事では、スコティッシュフォールドの平均体重に関する情報をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
スコティッシュフォールドの平均体重は?
出生時 | 100g |
---|---|
生後1か月 | 400~500g |
生後3か月 | 1~1.5kg |
生後4か月 | 2kg |
生後8ヶ月 | 3~3.5kg |
生後1年 | 3.5~5kg |
健康な子猫は、十分な量のミルクを飲んでいれば毎日15g前後ずつ体重が増加します。
生後1週間ほどで約2倍ほどの体重に成長し、3ヶ月ごろまでは1週間単位でどんどん成長していきますよ。生後3~6ヶ月までは1ヶ月単位で成長し、8ヶ月前後で成猫とほとんど変わらない体重になります。その後は微増を繰り返し、1歳で成猫として完成を迎えますよ。
体重が順調に増えない場合は「母乳不足」「母乳成分に問題がある」「病気」などの原因も考えられるので、速やかに動物病院で受診するようにしてくださいね。
スコティッシュフォールドのオスとメスの体重差は?
性別 | 体重 |
---|---|
オス | 4.2kg |
メス | 3.2kg |
スコティッシュフォールドの平均体重は、3.6~4.5kgです。
個体差があるので一概には言えませんが、オスは4.2kg、メスは3.2kgほどですよ。
スコティッシュフォールドが太り過ぎの場合の対処方法は?
食事管理
全ての描種に共通することですが、猫を上から見たときにウエストにくびれがない状態であれば肥満です。
生後1年の体重が理想体重なので、理想体重と現在の体重に差がある場合は1ヶ月で現体重の2~6%減を目標にダイエットするようにしてください。
スコティッシュフォールドの場合、ダイエットは食事管理で行うので普段のフードをダイエットフードに変更します。
ダイエットフードはカロリーを抑えながら栄養素を補うことができるので、健康維持に必要なタンパク質やミネラル・ビタミンなどをきちんと補いつつ、余分な脂質を減らすことができますよ。
また、面倒でもフードを小分けにして与えると、消化吸収するための消費カロリーも増えるので効率よくダイエットができます。
注意点
ダイエットができるのは健康な成猫だけです。
妊娠中や子育て中のメス猫・子猫・高齢猫のダイエットは、健康や発育に悪影響が出るので行わないでください。
また、病気を患っている場合は治療を行いながらのダイエットになるので、飼い主さんの勝手な判断で行うのではなく、獣医さんと相談するようにしてください。
スコティッシュフォールドがやせすぎの場合の対処方法は?
食器の変更
フードの変更
痩せすぎている場合は栄養不足から様々な病気になる可能性もあるので、しっかりと解決してあげる必要があります。
食器の変更
猫のヒゲはデリケートなので、ヒゲが触れないように浅い食器に変えてみてください。
お行儀が悪いと感じるかもしれませんが、シートやランチョンマットなどをひいた床の上に餌を置くと食べてくれる場合もありますよ。
トッピング・フードの変更
「人肌に温める」「水をかけてやわらかくする」「フードプロセッサーで細かくする」「茹でたササミをトッピングする」などの対策を講じてみてください。
普段、ドライフードを与えているのであれば、ウェットフードに変更する方法もおすすめですよ。
スコティッシュフォールドの体重が急に増えたら注意?
±15%以上の増減
成猫の体重変化は、理想体重とされる生後1年時の体重から±15%以内であれば問題ないとされます。
ただ、数か月で±15%以上の体重の増減が見られる場合は、何らかの病気や肥満が疑われます。できるだけ早く動物病院にいって相談するようにしてくださいね。
小まめな体重管理を欠かさないようにしよう!
愛猫と長く一緒に暮らすためには、生涯を通しての小まめな体重管理が欠かせません。
体重管理は病気の早期発見・早期治療にも繋がるので、まめにチェックして充実したキャットライフを送らせてあげてくださいね。