一緒に暮らしてきたペットが、自分のもとからいなくなってしまったら。
考えるだけでも悲しい出来事ですが、飼い主さんは全員いつか直面することです。
ペットにも寿命がありますので、自分より先に亡くなってしまうことが分かっていても、いざ失ったときの悲しみから抜け出せるのは簡単ではありません。
そんな「ペットロス症候群」から飼い主さんが立ち直るまでの期間や、最近作る人が増えているぬいぐるみについてまとめました。
飼い主がペットロス症候群にかかる、期間は?
1ヶ月ほどが一般的
ペットが自分の元からいなくなり、深い悲しみに襲われる「ペットロス症候群」は誰にでも訪れる心境といえます。
この前まで元気だったペットが、突然亡くなったりいなくなってしまうと中々事実を受け止められないですよね。
1ヶ月ほど時間が経てばペットロスは回復するようですが、もちろん個人差はあります。中には1年以上回復しない飼い主さんもいます。
ペットロス症候群、回復までの心境の変化は?
1. 否認
2. 絶望
3. 受容
4. 回復
ペットロス症候群から回復する飼い主さんの心境は「否認」「絶望」「受容」「回復」というステップを踏むといわれています。
「否認」ではペットの「死」や「失踪」を事実として受け入れることができません。やがて葬儀や遺品整理をしていると、ペットがいないという現実をリアルに感じ、「絶望」がおそいます。
徐々に時間をかけながらペットがいないことを「受容」し、やがて「回復」に向かうといわれます。やがて、悲しみをかかえながらもペットの死を受け入れていつもの生活に戻ることができますよ。
ペットロス症候群から立ち直る、ぬいぐるみがおすすめ?
「また、ギュッと抱きしめたい」「ずっと横にいて欲しい」との思いから、ペットそっくりの「ぬいぐるみ」を作成する飼い主さんが増えています。
愛犬・愛猫にそっくりなぬいぐるみを作ってくれる専門の会社もあります。アメリカのケンタッキー州にある「カドル・クローン社」は完全オーダー制のクローンペット(ぬいぐるみ)を作成してくれますよ。
ぬいぐるみなので、生前に一緒に行けなかった場所に旅行することができると人気です。
オーダーメイドなのでお届けまでに8~10ヶ月かかります。値段も37000円ほどと高額ですが、検討してみてくださいね。
心が一番落ちつくことを優先
ペットと一緒に暮らしていた時間の密度が濃く長いほど、亡くした時の悲しみは大きいですよね。ペットロス症候群は病気ではなく、飼い主さんなら誰しも感じる心境なのです。
心を落ち着かせるために「ペットそっくりなぬいぐるみを作る」という選択肢を紹介しましたが、強要するものではありません。
自分の心が一番落ちつくことを優先してあげてくださいね。