猫のお世話で手間がかかることの1つにトイレについてのことがあります。
トイレはすぐに処理しないと臭いや衛生面が気になります。トイレ処理の手間を省くために猫専用の自動トイレがありますよ。
この記事では、猫の自動トイレの選び方や切り替え方、メリット、デメリットおすすめの商品についてまとめました。
猫の自動トイレ、基本構造は?
自動トイレとは、猫の排泄物をセンサーが自動で感知して、排泄物を除去してくれるトイレです。
猫がトイレに入ると同時にセンサーが作動し、清掃準備に取り掛かります。
センサーの作動後2.5~20分経つとおしっこで固まった猫砂や排便した部分のみを取り除いてトイレの下に落とします。
トイレの下に溜まった排泄物は、数日~週1回のペースで捨てることをおすすめしますよ。
猫の自動トイレ、メリットやデメリットは?
自動トイレのメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・排泄物の処理が簡単
・臭いが減り、衛生的にも良い
・こまめに替えられない時にも便利
・トイレを分解して洗える
・飼い主も猫も快適
一番のメリットは排泄物の処理が簡単になることです。
仕事や外出で帰宅が遅くなっても臭いも少なく、きれいなトイレを保てますよ。
デメリット
・値段が高い
・置き場所に困る
・全部が自動でないので掃除の必要がある
・猫砂の補充が必要
・猫が使ってくれない
デメリットとして、値段が高いことがあげられます。
一般的な猫のトイレは1,300~3,000円程度ですが、自動トイレは1万円~10万円するものまであります。
また、幅・奥行が60cm以上、10kg以上あるものがほとんどで、置き場所に困ることもデメリットになることがあります。
猫の自動トイレ、選び方は?
サイズ
猫砂
センサー
カバー
保証
サイズ
自動トイレを選ぶときはサイズを確認し、置き場所をあらかじめ決めておくことが大切です。
また、メインクーンなどの大型種の場合は、トイレが小さすぎると使えないことがあります。
愛猫の大きさに見合ったサイズを選んでくださいね。
猫砂
猫砂は猫の飼育に使われる排泄用の砂の一種です。
自動トイレによっては、普段から使っている猫砂が使えるとは限りません。普段から使っている猫砂が対応しているものを購入することをおすすめします。
センサー
センサーが排泄物を感知して除去する時間は製品によって違います。
中には20分程度かかるものもあるため、臭いが気になる方は、早めに除去してくれるトイレを選ぶことをおすすめします。
カバー
トイレのカバーがついているものとついていないものがあります。
愛猫がカバー付きのトイレを使い慣れている場合は問題ありませんが、カバーがついていると嫌がってトイレを使ってくれない場合もあります。
その場合は、カバーが無いものや取り外し可能なものを購入することをおすすめします。
保証
自動トイレは自動で動くため、不具合や故障がないとは言い切れません。
そのため無償修理期間や保証期間がどのくらいあるかも事前に確認すると安心ですよ。
また、場合によっては返品の必要があるかもしれません。返品方法も合わせて確認することをおすすめします。
猫の自動トイレ、切り替え方は?
自動トイレに慣れさせる
興味を持たせる
電源を入れる
電源を入れたままにする
1.自動トイレに慣れさせる
猫は環境の変化に敏感なため、始めは自動トイレを警戒する恐れがあります。
まずは自動トイレの電源は入れずに普段使っているトイレの横に置いて、自然と自動トイレに近づけます。
2.興味を持たせる
愛猫が自動トイレの存在に慣れて、興味を示したら猫砂を入れます。
新しい猫砂だけでなく、今まで使っていた猫砂も一緒に入れると良いですよ。
興味を示さない場合は、おやつやマタタビを自動トイレの中に入れて様子をみることをおすすめします。
3.電源を入れる
初めは電源を入れず、中で排泄できたら電源を入れて掃除をします。
掃除が終わったら電源を切り、排泄したらまた電源を入れて掃除をするということを数回繰り返して、トイレの場所を認識させてくださいね。
4.電源を入れたままにする
慣れたら電源は入れたままにして使用してください。
その際、今まで使っていたトイレは片づけることをおすすめしますよ。置いたままにすると普段のトイレと自動トイレの両方を使う可能性があります。
トイレを清潔な場所に!
自動トイレを使うと愛猫も飼い主さんも快適に過ごせます。
いつでも清潔なトイレを保てるので、衛生的にも安心できますよ。
購入の際は、後悔のないようにじっくり検討することをおすすめします。