猫の留守番はストレス溜まる?ケージは必要?限界は1泊?

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愛玩動物看護師
監修者:渡邉鈴子

栃木県生まれ。帝京科学大学にて4年間、動物看護学をはじめとした動物関連の科目を学び、2023年5月には愛玩動物看護師免許を取得。これまでにうさぎや猫の飼育経験あり。2024年にはペット栄養管理士の資格も取得。

旅行に行くときに、かわいい猫を連れていけたら楽しいですよね。

ただ、長時間の移動や慣れない環境は猫にとって大きなストレスになってしまうので、留守番をしている方が猫にとって嬉しいこともあります。

今回は旅行や出張などで家をあけるとき、猫の留守番はどうすればいいのかについてまとめました。

猫は留守番できるの?

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住み慣れた家であれば、飼い主がいなくとも大抵の猫は問題なく留守番できます。

「猫は家につく」と言われる通り、猫にとって環境はとても大切です。

ペットホテルは「知らない場所」「知らない猫と隣り合わせ」「動けるスペースが狭い」という環境であることが多く、ストレスが溜まります。2泊3日くらいなら自宅で留守番させておく方が猫にとっては快適かもしれませんよ。とくに、7歳以上の老猫は「普段と違うこと」が大きなストレスになりますので、ペットホテルはおすすめできません。

 

猫の留守番、準備するものは?夏場はエアコンが必要!

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留守中のごはんはいつもより多く準備しておきます。長時間置きっぱなしにすると腐敗する危険性があるため、ウェットタイプのごはんは与えないようにしましょう。

夏場は部屋のエアコンを快適な温度に設定しておき、できるだけカリカリのドライフードを置いておきます。

また、水はひっくり返しても良いように、器を2~3個準備してあげましょう。

そして、猫はきれい好きで汚れたトイレを嫌がりますので、いつものとは別にもうひとつ準備してあげてくださいね。

 

猫の留守番にケージは必要?

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猫は毎日自分の縄張りを巡回する習性があり、ケージに入れられっぱなしではそれができず、大きなストレスになるので、ケージに閉じ込めることは止めましょう。ただ、ケージは不要かといえばそうではありません。ケージを自分の安心できる隠れ家として覚えている猫はケージの中で大人しく自分の時間を過ごします。飼い主の膝の上が一番の安息の場という猫だと、飼い主が居なくなると安息の場も失ってしまい、ストレスを感じてしまいます。ケージの中を自分だけの安息の場所として使うよう、普段から慣らしておくと良いですね。

入ってほしくない場所がある場合は、事前に戸締まりをし、猫が入れないようにしておきましょう。

 

猫の留守番、ストレスは溜まる?手作りのおもちゃがおすすめ

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猫は一日の行動パターンが決まっているので、それを大きく乱すようなことがなければ、遊び相手がいなくてもそれほどストレスは溜まりません。

ただし、退屈しのぎにボールなどのひとりで遊べるおもちゃを準備してあげましょう。ペットボトルの真ん中に小さな穴をあけ、ドライフードを入れた手作りおもちゃもおすすめですよ。転がしてカラカラ音が鳴って遊べる上、うまくいけばおやつが出てくるおもちゃは良い遊び道具になります。

 

猫の留守番、注意点は?

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食事、給水、トイレ、寝床の用意ができるなら留守番はさせられますが、目安として3泊を超える場合は友人やペットシッターに世話を頼んだり、ペットホテルに預けましょう。

特に水は遊んでいる間にひっくり返してしまうと飲めなくなりますし、猫の口の周りについたごはんの残りが入って、時間の経過とともに水質が悪くなる可能性があります。新鮮な水でないと飲まない猫も少なくありませんし、水分を取れない状態が2~3日も続くと、命に危険があります。

 

猫の留守番、限界は2泊3日まで

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長期間、愛猫が誰にも見られていない状況になったら、飼い主も不安になりますよね。人間の目が届かない場所での留守番は長くても2泊3日までにし、留守番をさせるときは小さなを誤飲する危険がないかなど、あらかじめ家の中をチェックしておきましょう。

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