「一人暮らしでも猫を飼ってみたい!」という方は多いのではないでしょうか。
今回の記事では、猫を飼いたい方のために事前に確認しておきたい条件やどれくらい飼育費用がかかるのかをご紹介します。
猫を飼いたいなら、事前にこれだけはチェック!
一人暮らしでも飼いやすいといわれている猫ですが、動物を飼う以上、暮らしている環境や猫に迷惑をかけないようにする必要があります。
ちゃんと飼えるか、飼う前に下記のポイントを確認してくださいね。一つでも不安なポイントがあれば、考え直した方がお互いにとって良いかもしれません。
家は猫を飼っても大丈夫?
アパートやマンションではペット禁止の物件が多くあります。
現在住んでいる家はペットを飼って良い物件なのか、確認してくださいね。猫を飼っているあいだは、今後住む家もペット可の物件だけに制限されますよ。
一時期の感情ではない?
ペットショップなどに行って、勢いで飼い始めると後悔することが多くあるようです。
猫を飼えば、トイレの掃除やエサやりといった世話が毎日必要となります。衝動的ではないか、飼う前に一度考えてみてくださいね。
一緒に暮らす家族の同意は?
家族に猫アレルギーはないか、猫を飼うことに反対している家族はいないかを確認してくださいね。
今後結婚をする人は、もし相手が猫を嫌いでも、うまく調整して飼い続けられるかも大事なポイントです。
飼育費用は払える?
猫を飼い始めると、エサやトイレ砂、おもちゃといった出費が重なります。
急な病気にかかった場合は手術や入院費用で毎月大きな金額の出費が出ることもあります。きちんと飼育費用が払えるかどうかも考慮してくださいね。
病気や要介護になっても愛せる?
猫の寿命は平均13〜14年程度です。
近年寿命が長くなっている分、途中で病気にかかることや体が不自由になることも増えています。
病気になったり介護が必要になっても、最後まで愛してあげられるかはとても大切です。
猫を飼いたい!毎月の飼育費用はどれくらいかかる?
一般社団法人ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」の統計によると、1ヶ月あたりの飼育費用は医療費こみで犬が10,818円、猫が7,474円となっています。
猫の医療費はどれくらいかかる?
毎月の飼育費用に加えて、医療費も必要となります。健康診断、ワクチン代などを合わせると年間で15,000円程度の出費が必要になりますよ。
健康診断:5,000円程度
ノミやダニの対策薬など:10,000円程度
月の出費だけではなく、去勢手術や避妊手術といった臨時の出費もあります。
去勢手術:20,000円程度
避妊手術:25,000円程度
ワクチン:6,000円程度
病気になった場合は毎月1万円以上の出費が必要になる可能性もあるので、不安な方はペット保険の利用を検討してみてくださいね。
猫を飼うなら、毎月10,000円前後の出費が必要
医療費と毎月の飼育費用を合わせて考えると、平均して毎月10,000円程度の出費は見込んでおく必要があります。
毎月10,000円程度の支払いが難しい場合は、経済的に余裕が出た段階で飼育を検討してみてくださいね。