猫と添い寝をすることは飼い主にとってこの上ない幸せであり、憧れる方も多いですよね。猫が人間と添い寝するのはどんな理由で、どんな気持ちでいるのでしょうか?また、一緒に寝ることでアレルギーになる心配はないのでしょうか?
この記事では、猫が添い寝してくる理由や気持ち、アレルギーの心配がないかをまとめました。
猫が添い寝する理由は信頼の証
猫が添い寝をしてくれるのは、飼い主を信頼している証拠です。
野生動物にとって、眠っているときが最も敵に襲われやすい瞬間ですので、信頼できる場所でしか寝ることはありません。猫は「自分に害を与えないか」だけではなく「自分にご飯をくれるか」「甘えさせてくれるか」を見分けています。
猫が添い寝をしてくれるために、普段から振る舞いに気をつけて、猫に「甘えさせてくれる人」という認識をしてもらってくださいね。
ただ、猫は夜行性なので、飼い主が眠りに就くときは側にいても、朝になったら別の場所で寝ていることもあります。焦らず、信頼関係を築いていけるといいですね。
猫が添い寝をする場所の意味は?
猫が添い寝をするとき、どこに寝るかで意味合いが違います。安心できる相手であればあるほど、顔の近くに寝るそうです。
また、足の上やお腹の上など、人間の体の上で寝るときはその人に対して優越感をもっているといわれています。
猫が添い寝をするときはどんな気持ちなの?
猫が添い寝をするときの気持ちは定かではありませんが、信頼する飼い主との添い寝なので、間違いなく安心した気持ちでいてくれますよね。
寝相の悪い飼い主に蹴られながらでも添い寝をする猫もいるので、安心感や幸せを求めて添い寝していると考えられています。また、温かい場所を求めて添い寝している猫もいます。
猫との添い寝、アレルギーが心配?
「アレルゲン」と呼ばれるアレルギー誘発物質を過度に取り込むと、その許容量を超えてしまい、猫アレルギーが発症します。アレルゲンの許容量には個人差があり、アレルギー症状の出やすさは人によって違います。
猫アレルギーが心配であれば、内科を受診してアレルギーテストを受けてくださいね。猫の毛や体についている汚れに反応が出る方は、アレルゲン許容量の一歩手前のため、猫との接触はできるだけ避けてください。
アレルギーはアレルゲンと接触している限り、いつかは発症します。アレルゲンを減らすためにも、添い寝をするときは毎日お布団の掃除は入念にしましょう。猫アレルギーの発症に関しては、関連記事も参考にしてみてくださいね。
猫と添い寝をしたいなら一緒に寝室へ
ふわふわした毛を撫でながら、猫に腕枕をしてあげて眠りに就くのは飼い主としても幸せなことですよね。
なかなか添い寝に応じてくれない猫でも、寝るときは寝室に連れて行くことを繰り返していると、一緒に寝てくれるようになりますよ。
なお、布団の中で一緒に寝ることにはリスクもありますから、こちらの関連記事も合わせて参考にしてみてください。