犬の耳の掃除は大事なケアの1つですよね。
柴犬のように立ち耳の犬の場合のケアはどのようにしたらいいのでしょうか。
この記事では、柴犬の耳掃除の頻度や方法、注意点や耳掃除を嫌がるときのポイントをまとめました。
目次
柴犬にも耳掃除は必要?
定期的な耳掃除は必要です。
柴犬は立ち耳で、散歩中の土ぼこりや花粉が耳の中に入りやすく汚れやすいからです。
耳のケアが不足すると、外耳炎などの耳の病気や炎症を起こす皮膚炎などにかかってしまうことがあります。
柴犬の耳掃除、頻度は?
柴犬の耳掃除を行う目安としては1週間に1回程度です。
毎日耳の中をチェックして、汚れていたタイミングで耳掃除をすれば十分ですよ。
頻繁な耳掃除は耳の中を傷つける原因にもなるので、やりすぎには注意してくださいね。
柴犬の耳掃除、方法は?
1.洗浄液を垂らす
2.なじませるためにマッサージする
3.耳の中のイヤークリーナーを外に出させる
4.汚れをコットンで優しくふき取る
まず、「犬用の耳洗浄液」と「コットン」を用意します。
耳の中に洗浄液を数滴垂らし、耳の根元のコリコリした部分を親指と人差し指で挟んで、洗浄液をなじませて優しくマッサージします。
マッサージが終わったら、耳の中の洗浄液を外に出すために首を振らせます。ここでしっかり頭を振ることで、耳の中からキレイに洗浄液が出て行きますよ。
汚れが浮き出てきたらコットンで優しくふき取って完了です。
柴犬の耳掃除、注意点は?
耳掃除をする時の注意点は、「あまり力を入れない」「綿棒を耳の奥に入れすぎない」ことです。
犬の耳はデリケートなので、力を入れすぎると耳の中を傷つけてしまうことがあるからです。
また、綿棒を耳の奥に入れ過ぎると耳の中を傷つけたり、逆に汚れを押し込んでしまったりすることにもなります。
柴犬の耳掃除、嫌がる時はどうする?
耳掃除を嫌がる原因として、「冷たい洗浄液にびっくりした」「洗浄液の匂いやスーッとする感覚を気にしている」などが考えられます。
このような場合は、アルコールが入っていない洗浄液を人肌程度に温めて使うといいですよ。
もし極度に嫌がる場合やうまくできない場合は、無理に行わず獣医師に相談することをおすすめします。
柴犬の耳掃除、やらなかったらどうなる?病気になる?
耳垢が溜まるだけでなく、「悪臭」や「ただれ」「外耳炎や内耳炎」「疥癬」などの皮膚病や病気の原因になります。
耳の中で気付かないうちに炎症を起こしてしまい、何度も繰り返してしまうという悪循環に陥ることもありますよ。
柴犬が耳の病気にならないために、常に耳の中を清潔にしてあげることが大切です。
立ち耳でも定期的な耳のケアを!
柴犬のような立ち耳の犬も、ほこりなどの汚れがたまると皮膚炎や耳の病気になることがあります。
耳の中で炎症を何度も繰り返しているといった可哀想な思いをさせないためにも、小まめなケアを心がけるといいですよ。