しつけとは、犬が人間社会の中で暮らしていくために必要なルールを教えることです。
パグは他の犬種と比べてしつけしやすいことで知られていますが、愛犬自身の幸せのためにもできるだけ早い時期からしつけてあげることをおすすめします。
この記事では、パグをしつける上で大切なポイント、始める時期についてまとめました。
目次
パグのしつけ、大切な3つのポイント
主従関係
飼い主がリーダーであるということを理解してもらうことが大切です。
この関係性が不十分だと立場が逆転してしまうからです。愛犬のペースに合わせながら信頼関係を築いてくださいね。
褒める・叱る
褒めて伸ばすしつけが合っていますが、褒めてばかりではワガママになってしまうこともあります。
良いことをしたら「大袈裟なくらい褒める」、悪いことをしたら「ちゃんと叱る」とメリハリをつけるのがポイントです。
指示語を一つにする
パグは頑固で一度覚えたことを貫き通す傾向があるので、ブレのないしつけをすることが大切です。
「待て」や「ストップ」というようなコマンドの微妙な違いは混乱させてしまうので、家族間で指示語を決めておくといいですね。
パグのしつけ、子犬の時から始めるべき?
子犬のしつけは、飼い主さんの家に来たときからスタートです。
生後3ヶ月ごろの社会化期とよばれる期間は性格形成だけでなく、精神的・肉体的にも重要な時期だからです。
パグのしつけ、トイレはどうすればいい?
トイレのしつけは、失敗しても叱らず愛情をもって根気強く教えることが大切です。
パグがソワソワしたり同じ場所をくるくると回り始めたらトイレのサインです。
最初はサークル内にペットシーツを敷き詰めて用を足してもらい、次第にその面積を狭くしていくといいですよ。
パグのしつけ、吠え癖はどうすればいい?
パグは縄張り意識が低いので、吠えることも少ないです。
ただ、嬉しさのあまり興奮して吠えることがありますよ。興奮しているときは、後ろから抱きしめて安心させてあげると落ち着くことが多いですね。
パグのしつけ、噛み癖はどうすればいい?
噛むという行為の背景には、必ず原因があります。
「なぜ噛むのか」を明確にして、原因ごとにきちんと対処することが大切ですよ。
遊びの一環で噛むのであれば、「無視」をして人の手に噛みついたら遊んでくれなくなることを学ばせるようにします。
褒めて伸ばすしつけを心がけよう!
生後3ヶ月ごろまでのしつけは母犬がしてくれますが、その後のしつけは飼い主さんにかかっています。
愛犬が人間社会で他者と上手に共存していくためにも、「褒めて伸ばす」しつけを心がけながらも時には心を鬼にしてしつけてあげてくださいね。