
多くの飼い主さんを悩ませる、大量の抜け毛。
ほとんどは季節性による抜け毛ですが、中には治療が必要な病気が原因となっていることもあります。
この記事では、ミニチュアダックスフンドの抜け毛の原因と対策、おすすめグッズについてまとめました。
ミニチュアダックスフンドは抜け毛しやすい?
ダブルコートの犬種なので、抜け毛の量は多めです。
被毛のタイプは「スムース」「ロング」「ワイヤー」の3種類ありますが、抜け毛の量は変わりませんよ。
ミニチュアダックスフンドの抜け毛の原因は?
抜け毛はどの犬種でも起こりますが、量が多い場合は「生理現象」「病気」の可能性が考えられます。
生理現象
春と秋の換毛期になると大量の被毛が抜けますが、これは生理現象によるものです。
抜け落ちる被毛の量は飼い主さんがびっくりするほどですが、アンダーコートが生え変わっているだけなので心配はいりません。
病気
部分的に抜け毛が起きている場合は、病気の可能性が考えられます。
「食物アレルギー」「アトピー性皮膚炎」「ノミやダニによる皮膚炎」「真菌(カビ)の感染症」「ホルモン異常」などが原因として考えられます。
脱毛に加えて「皮膚の赤み」「発疹」「痛み」があるようなら、動物病院で診察を受けるようにしてください。
ミニチュアダックスフンドの抜け毛対策法!
この項目では、抜け毛対策について「換毛期」「病気」それぞれ原因別に紹介します。
換毛期の場合
換毛期が原因の場合は、生理現象なので明確な対策があるわけではありません。
小まめなブラッシングを心がけることが大切ですよ。
ブラッシング
ラバーブラシやスリッカーブラシを使って余計なアンダーコートを除去した後に、コームを使って整えます。
コームを使った時に大量のアンダーコートが絡むようであればブラッシングが不十分なので、もう一度ラバーブラシとスリッカーを使ってブラッシングをやり直すようにします。
病気の場合
ホルモン異常などの病気による脱毛は、早期治療を行う事が大切です。
原因不明の脱毛が見られたら早期に獣医師に診察してもらうようにしてください。
薬で治る場合もありますが、生涯にわたって治療が必要になる場合もあります。
生理現象か病気かをきちんと見極めよう!
ミニチュアダックスフンドはダブルコートの犬種なので、抜け毛の量は多いです。
生理現象で被毛が抜けているのであれば問題ないですが、病気が原因の場合は病院で診察を受けて早めの治療を心がけるようにしてくださいね。