ダルメシアンに限った話ではないですが、しつけは犬を飼ううえでの最重要課題です。
大型犬の場合、飼い主さんが愛犬の制御を出来ないと大変な事になる確率が高いので、しっかりしつけを行う必要がありますよ。
この記事ではダルメシアンの飼い方やしつけ方についてまとめました。
ダルメシアンのしつけのポイント
子犬の期間に行う
社交性を身につける
叱らずに褒める
子犬の期間に行う
しつけは生涯を通して行う必要がありますが、生後2~4ヶ月ごろの社会化期のしつけがもっとも大切です。
性格を形成する上でもとても重要な時期であり、様々な人や犬と関わることで社会に馴染むための行動や経験を積む時期だからです。
社交性を身につける
ダルメシアンは遊び好きで友好的な性格をしていますが、初対面の犬や人を警戒する一面もあるので社交性を身につけさせておくことが大切です。
社会化に重要な時期である生後3~8週目を目安に、公園や他の犬や人と出会い触れ合えるドッグランなどへ連れて行ってあげてくださいね。
叱らずに褒める
褒められることが好きな犬種なので、大袈裟なくらいに褒めて伸ばすようなしつけ方が合っています。
記憶力に優れているので厳しく叱ったり体罰を与えるようなしつけをすると、飼い主さんへの不信感を募らせ言う事を聞かなくなることもありますよ。
ダルメシアンの吠える時(無駄吠え)のしつけ方
なぜ「吠えるのか」の原因を突き止め、対処するようにします。
吠えたからといってむやみに構っていると、吠えれば相手をしてくれると勘違いさせてしまうからです。
吠えても一切興味を示さないようにして、「吠えても構ってもらえない」と理解させるようにすることが大切です。
ダルメシアンの噛み癖のしつけ方
噛み癖も「なぜ噛むのか」を明確にして、原因ごとにきちんと対処することが大切です。
噛む行為は本能的なものであり、完全にやめさせることは難しいからです。
遊びの一環で噛むのであれば、「無視」するようにしてください。噛んだ後の飼い主のリアクションが面白くて噛んでいる可能性がありますよ。
人の手に噛みついたら、遊んでくれなくなることを学んでもらうことが大切です。
ダルメシアンの留守番のしつけ方
まずは短い時間から留守番の練習を行います。
回数を重ねてもソワソワして落ち着きがないなど不安そうな様子があるなら短時間から練習をし直します。
「一人でも留守番できる」という経験を積ませてあげることが大切ですよ。
留守番に慣れていたとしても、留守番前には「長めに散歩に行く」「長めにおもちゃで遊んであげる」などの配慮は忘れずにしてあげてください。
一つずつ着実に問題行動を減らしていこう!
犬は言葉の喋れない3歳児といわれますが、理解する力はあるのでしっかりと対処すれば問題行動を減らすことが出来ます。
大型犬であるダルメシアンはちょっとした行動ひとつで大惨事が起こりかねないという事をしっかり理解して、普段のしつけに取り組むことが大切ですよ。