白いふさふさの被毛が美しいグレートピレニーズ。
被毛のケアにはどんなグッズが必要で、どんな頻度、方法でやれば愛犬が喜んでくれるのでしょうか。
この記事では、グレートピレニーズのトリミングの頻度やグッズ、方法についてまとめました。
目次
グレートピレニーズにトリミングは必要?
グレートピレニーズにトリミングは必要です。
なぜなら、被毛が豊富で暑さに弱いこと、抜け毛をそのままにしておくと皮膚病の原因にもなるからです。
ただ、超大型犬で長毛種なので、店舗によっては断られる場合もあります。事前に受け付けてくれるかの確認をしておくことをおすすめします。
グレートピレニーズのトリミング、頻度は?
トリミングの頻度は、月1回を目安にするといいです。
しかし、大型犬なのでサロンを利用するとシャンプーとドライだけでも2万円前後かかってしまいます。
シャンプーは自宅で行い、夏場のカットはサロンに任せるなど必要に応じて行くのもいいかもしれませんね。
グレートピレニーズのトリミング、必要なものは?
ファーミネーター
獣毛ブラシ
コーム
ファーミネーター
多くのトリマーさんやプロに愛用されているブラシです。
慣れれば面白いほどたくさん簡単にアンダーコートが取れるので、換毛期のお手入れが楽にできますよ。ただ、力の入れすぎには気をつけてくださいね。
獣毛ブラシ
豚毛、猪毛、馬毛、混合型などの種類があります。柔らかい毛質のコートに使用したり、専用のオイルを馴染ませて毛につやを与えたりします。
コーム
櫛(くし)のことで、長毛種のブラッシングの仕上げや毛玉の確認、カットしやすいように立毛させる時に使用します。
無理やりコームで毛玉を引っ張ると痛がり、ブラッシング嫌いにさせてしまうことがあります。優しくほぐすようにしながらゆっくりと使ってあげてください。
グレートピレニーズのトリミング、方法は?
ラバーブラシや獣毛ブラシで軽く梳かした後に、コームで最終仕上げをすると美しくツヤのある被毛を保つことができます。
力を入れすぎると皮膚を痛めてしまうので、優しく撫でるようなブラッシングを心がけるといいですよ。
グレートピレニーズのカット、サマーカットは?
グレートピレニーズのサマーカットに関しては様々な意見があります。
問題ないという意見もあれば、ふさふさの被毛が断熱材の役割も果たしているので逆に熱中症などの原因になってしまうともいわれます。
トリマーさんと相談して決めることをおすすめします。
グレートピレニーズは抜け毛が多い?
年間を通してよく抜ける
グレートピレニーズの抜け毛は、年間を通して多めです。
ダブルコート(長く太い直毛からなるオーバーコートと分厚く密集した細いアンダーコート)の犬種なので普段から多くの毛が抜けますが、春と秋の換毛期には大量の毛が抜けますよ。
愛犬にとって最適な方法を選ぼう!
愛犬のトリミングは、「自宅」「サロン」でなければならないという理由はありません。
それぞれのやり方にメリット・デメリットがあるので、愛犬に最もストレスのかからない方法を選ぶといいですよ。